本校は、「学校評価の取組は、評価結果に一喜一憂するのではなく、学校のよさや特色を明確にし、積極的に発信することにより、学校の伝統として育てていくことにある。」と考えています。本校は、学校評価の取組を通して、保護者や地域の皆さんに学校の現状と取組に対する理解を得ることができ、そして、学校を共によくしていくための前向な方策をまず学校が考え発信していくことが、これからの新しい時代における学校と家庭・地域の在り方として求められていると考えています。
過去の研究から、本校は、学校評価に対する基本的な考え方が以下の3点であると考えています。
本校の学校評価に対する基本的な考え方
(1) 学校評価=学校経営診断ではありません。学校評価は、学校の改善点を探し出すためだけに 行われるのではありません。
(2) 学校評価の主体は、あくまでも学校です。
(3) 学校評価は、情報発信のひとつです。
@ 「自己評価項目」は学校が具体的に取り組もうとする宣言文です。
A 「保護者アンケート」や「生徒アンケート」は生徒を共に育てていこうという学校からの情報発信
です。
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また本校は、次の点に留意して学校評価に取り組んでいます。
「学校のよさや特色」を発信する学校評価
@ 「学校の取組を宣言し、学校の意欲を発信する」自己評価の取組
A 「目指す生徒像と学校像を発信する」保護者アンケートの取組
B 「学校のよさや特色を発信し、伝統として育てていく」学校評価の取組
C 「学校の応援団づくり」を目指す学校関係者評価の取組
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本校は、「学校評価の取組は、評価ポイントの高い項目を、学校と保護者、地域が共通理解して学校のよさや学校の特色として伸ばし、さらに伝統として育てていくことにある」と考えています。今まで、学校評価結果の分析は、比較的、評価ポイントの低い項目に目が奪われがちであり、改善の方向を示して取り組むことに重視する傾向がありました。そのため本校は、評価ポイントの高い項目こそ学校のよさや特色としてとらえ、本校の伝統として積極的に情報発信します。
また、本校は、保護者の皆さんにご協力頂いている「保護者アンケート」を通して、「目指す子ども像」と「目指す学校像」を発信しようと考え、取り組んでいます。
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