6月8日(水)~9日(木)修学旅行の様子



絶好の旅行日和。6年生の修学旅行1日目の始まりです。高速道路で長崎県の長与町の海に到着しました。ここでは、ペーロン体験に挑戦です。ライフジャケットを着用し、4つの船に分かれて練習開始。その後、「せーの、せーの」と声を出しながら、往復500m(約20分程度)のレースを本気で行いました。みんなのタイミングが合わないと船は前に進まないことを体感し、チームワークの大切さを学ぶことができたようです。ペーロンの興奮と醍醐味を体験した子どもたちでした。

昼食は、コロナ対策として屋外で同じ方向を向き、「名物トルコライス弁当」を食べました。「カレー味のピラフが最高!」と、海と空の青さと初夏の風を心地よく感じながら、美味しくいただきました。



長崎原爆資料館では、原子爆弾の投下による長崎の荒れ果てた姿を目の当たりにし、平和の尊さ、戦争の愚かさについて実感を伴って学ぶ姿が見られました。見学したことをしっかりとメモする姿から、事前学習を通して学ぼうとする意識が高まっていたことが伝わりました。平和公園では、実行委員の進行のもと平和集会を行い、上津役小1年生から6年生全員で平和の祈りを込めた「折鶴」を贈呈しました。

楽しみの一つである買い物タイムです。事前に準備したメモ(誰にどのような土産を購入するか)を確認しながら、カステラやキーホルダーなどのご当地限定や定番の品を思い切りよく購入していました。お小遣いは3500円です。あまりに豪快で、少々心配になりました。土産話と一緒に、渡してあげてくださいね。



長崎県を出発し、佐賀県にある「天山多久温泉 TAQUA」に到着しました。入館式を終えた後、早速夕食です。感染防止の対策がしっかりと行われている会場でいただきました。ご飯がとっても美味しくて、何杯もおかわりをする姿が見られました。その後、露天風呂もある大きな温泉に入浴し、「疲れが吹っ飛んだ!最高!!」と大満足の感想を聞くことができました。


温泉の大浴場を満喫した子どもたちは、「超高級やん!」と部屋にも大興奮の様子でした。ドアは常時開錠、部屋の移動はしないなどの約束を守りながら、カードゲームをしたりお菓子を食べたりしながら寛いでいました。就寝は、22時です。各部屋では消灯時間を守って就寝の準備をしました。誰一人ケガをすることなく、1日目が終わりました。

2日目の朝です。6時30分の起床時刻までは、誰も廊下に出てこない姿に感心しました。少々、友達との話が盛り上がり、眠そうな子どももいます。朝の検温を行い、朝食会場へ出発しました。



班の友達と仲良く、朝食をいただきました。お世話になったホテルの方々にお礼を伝え、「筑後川昇開橋」へ見学に行きました。こちらは、現存する国内唯一の昇開式可動橋だと係の方から説明を受けました。重要文化財に指定されている貴重な文化財を見学することができました。






遂にやってきましたグリーンランド!「ねえどこから行く。」「絶叫系はムリ。」など、地図を見ながら、班行動をして過ごしました。天気もよく、子どもたちは満喫していました。「先生たちも一緒に乗りましょうよ。」の子どもの期待に応え、かなりソフトな乗り物に乗っている様子も見られました。昼食はカツカレー。班ごとにそろって「ごちそうまでした」の挨拶を済ました後、残された2時間の間に少しでもたくさんの乗り物に乗ろうと、グループごとに作戦を立てて活動をしていました。



あっという間の修学旅行。引率し、私は6年生のファンになりました。素直で子どもらしいところや、楽しむ場面や真剣にする場面など、気持ちを切り替えた言動ができるところ、友達を思いやる優しい言動ができるところなど、最高です。全員が安全に過ごすことができ、時間を守るなどの集団行動ができたところもすばらしかったです。子どもたちと先生方の「よりよい修学旅行にするんだ!」という強い思いにより、大成功の学校行事となりました。ご家庭でもどのような様子であったか、話を聞いてあげください。6年生、お疲れ様。