田島教育長メッセージ

~小学校低・中学年のみなさまへ~
長(なが)い間(あいだ)お休(やす)みでしたが、5月(がつ)の終(お)わりから少(すこ)しずつ学校(がっこう)での勉強(べんきょう)ができるようになりました。給食(きゅうしょく)を食(た)べたりお友達(ともだち)と遊(あそ)んだりするなど、今(いま)までと同(おな)じ学校(がっこう)生活(せいかつ)ができるようになることを楽(たの)しみにしていたことでしょう。私(わたし)も同(おな)じです。
しかし、北九州市(きたきゅうしゅうし)の感染(かんせん)状況(じょうきょう)が大(おお)きく変(か)わり、今(いま)まで通(どお)りの学校(がっこう)生活(せいかつ)に戻(もど)ることができていません。長(なが)く続(つづ)いているお休(やす)みで不安(ふあん)な気持(きも)ちになったり、勉強(べんきょう)が遅(おく)れてしまうという心配(しんぱい)な思(おも)いをしたりしている人(ひと)もいることでしょう。そんな人(ひと)は、がまんせずに、今(いま)思(おも)っていることを学校(がっこう)の先生(せんせい)やおうちの人(ひと)などに話(はな)して、心(こころ)も体(からだ)も元気(げんき)に毎日(まいにち)を過(す)ごしてほしいと思(おも)います。
そして、このような時(とき)に、感染(かんせん)した人(ひと)やその周(まわ)りの人(ひと)を責(せ)めたり傷(きず)つけたりすることがあってはいけません。それは、決(けっ)して許(ゆる)されることではなく、とても悲(かな)しいことです。
私(わたし)たちの周(まわ)りには、目(め)に見(み)えないウイルスがあります。人(ひと)を責(せ)めてもウイルスはなくなりません。ウイルスのことを正(ただ)しく知(し)り、正(ただ)しく予防(よぼう)していくことが大切(たいせつ)です。みんなで温(あたた)かく励(はげ)まし合(あ)い支(ささ)え合(あ)っていかなければなりません。今(いま)こそ、力(ちから)を合(あ)わせて、つらい時(とき)を乗(の)り切(き)りましょう。

~小学校高学年・中学生のみなさまへ~
2か月以上にわたる休校から、ようやく分散登校、午前中の授業が始まり、通常通りの学校生活ができるということをみなさんと同じように私も心待ちにしていました。
しかし、北九州市の感染(かんせん)状況(じょうきょう)が大きく変わり、長引く休校のストレスや勉強が遅(おく)れるといった不安を抱(いだ)いている人もいると思います。そのような人は、どうぞ学校の先生や周りの大人に相談して、前向きな気持ちで毎日を送ってほしいと思います。
また、そのような中で、感染(かんせん)した人や、そのご家族を責(せ)めて傷(きず)つけることは絶対にあってはいけません。とても悲しいことです。偏見(へんけん)や差別は決して許(ゆる)されません。
私たちが戦っている相手は、目に見えない「ウイルス」であって、行うべきことは、周りの人と争うことや周りの人を責(せ)めることではありません。相手(ウイルス)のことを正しく知り、正しく恐(おそ)れることです。「ウイルス」と戦う仲間として、温かく励(はげ)まし合い、支え合っていかなければなりません。今こそみんなで力を合わせ、この危機(きき)を乗り切りましょう。

~保護者のみなさまへ~
5月25日からの学校再開に当たっては、感染拡大を防止し、子どもたちが安心して登校できるように準備をして参りました。そのような中で、北九州市の感染状況が大きく変化し、専門家から意見を伺った上で分散登校を実施しております。保護者のみなさまの中にも様々な思いやご意見があるとは思いますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。これからも子どもたちの「心のケア」を最優先に教育活動を行ってまいります。
そこでお願いがあります。お子様に「感染した人や、その家族を責めて傷つけないでほしい」ということを伝えていただきたいのです。学校でも指導してまいりますが、「偏見や差別につながる言動は断じて許されないこと」、「私たちが戦っている相手は、目に見えない『ウイルス』であって、すべきことは争うことや責めることではなく、正しく知り、正しく恐れること」などをお子様に伝えていただきたいのです。
学校・家庭・地域が一体となって、「ウイルス」と戦う仲間として、温かく励ましあって、支え合い、この危機を乗り切っていけたらと思っています。ご協力お願いいたします。

令和2年6月8日
教育長 田島 裕美