校章の由来
上の「小」は小倉、中心の「富」は富野、周囲の「中」は中学校の「中」、下についた「大」は偉大を意味する。特に、全体を円にしたのは円形校舎を象徴し、円満な人格形成を目指したものである。これらをまとめると、校章の意味するものは「偉大なる土台で受け止められている小倉の富野中学校は、円満な人格形成の場」であるということになる。
創立時に、故横山白虹様に作詞をしていただきました。当時の横山様の校歌説明を紹介します。
「第一節は朝の風景で、丘に立つて大空を仰いでいる。色彩としては緑色で入学当時の(1年生)希望に満ちて努力を盟(ちか)う明るい雰囲気を描いたつもりである。第二節は昼の風景で、丘に腰をおろして遠く遥かな海を眺めやつている。色彩としては、紫色の豊かな感触を使つた。真清水と云う言葉で大谷を暗示したつもりであるが、この節はすでに学校にもなじみ将来に対して色々と考え始める二年生の思索の姿を浮彫にしようと試みたものである。第三節は夕方の風景で、丘に佇んで眼下に開けている市街地を望んでいるもの。色彩としては赤色。それも黄金を溶かし込んだと云う様な豪華さを設定した。青嶺(あおね)という言葉は足立山を指示したもので、主体としては卒業を眼前にして三年間通い馴れた学舎に対する惜別の情に耐えている三年生の姿を表現した。市街を風景の中に取りいれたのは、やがて展開してゆくところの新らしい人生を考えたからである。」
(登美ヶ丘創刊号より抜粋 昭和32年3月発刊)
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校長 田中 彰一
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