4月18日(火)学習の様子

 「キーン・コーン・カーン・コーン」とチャイムが鳴ると、すぐに遊びを止めて、教室へ向かうことができます。全員が時間を守ることができるので。誇らしく思います。学校や家庭で「時間を守ること」や「切り替えること」の大切さを伝え続けたことが、習慣化した行動に表れています。現在の子どもの育ちは、価値あることだと考え、皆で取り組んだ嬉しい成果です。

 「ありがとうございました。」と1年生が6年生へお礼を伝えていました。登校後に、6年生は1年生の教室へ行き、荷物の整理や連絡帳の提出などのサポートをしています。その後、「テストも頑張ってくださいね。」と1年生の先生から声をかけられました。
 今日は、「全国学力・学習状況調査」に挑む日です。この取り組みは、日本中の6年生がほぼ実施しています。教科は、国語・算数の2教科。また、学習状況についての質問に対しては、後日タブレットで回答します。本日の結果を基に、課題を明確にしながら、授業改善や個に応じた指導に活かして参ります。

 「すごい。聞き方がいい。」「南東って、学習したことを早速使って、すばらしい。」と褒め言葉が続きます。参観している私も不思議と自分が褒められているように感じました。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かず」の先人の言葉が頭をよぎりました。ベテランの指導技術の高さに感心します。調べる社会科の楽しさを味わってくださいね。

 「初めて書いた名前」のプリントを手に、先生が1年生の子どもと話をしています。同じ目線で言葉のやり取りをしているので、きっと1年生も安心しているはずです。集団下校も明日までとなりました。入学してまだ5日ですが、自分の靴の場所をしっかりと覚え、小学校での集団行動ができるようになってきた123名です。

 「授業の中でタブレット端末を使う子ども」の育成を本年度9つの重点の1つにしています。授業の中でICTを活用する場の設定や、4年生以上はドリルアプリにも挑戦します。5年生は理科の学習で、雲の様子を撮影して観察を続け、変化やその要因について学習をします。当たり前のように、机の上には一人一台のタブレット端末があります。

2023年04月18日