1月23日(月)学習の様子

 算数の時間、電卓を使うことがあります。問題文を読んで、確実に式を立てることができるようになることを目的とした場合、筆算をすることなく、必要に応じて電卓を使用できるようにしています。学習のねらいに応じて、時間をかけて取り組むところに軽重をつけています。タブレット端末は日常的に使い、考えの可視化や情報を収集するツールとして活用しています。

 「ありの行列」の説明文、保護者の方も学習した思い出があるのではないでしょうか?本校の子どもたちは説明文を読み、「わたしの研究」として自分の言葉で語るような学習展開にチャレンジしています。子どものノートには、「わたしは」の言葉が複数回使用されています。また、「はじめに」「次に」「そこで」などの説明的文章のカギとなる言葉も使用できるようになってきました。文章にまとめた後は、自分の言葉で説明する学習を行いました。白熱して学んでいる姿に、感心しました。

 先程の説明文の取り組みは、3年生の姿でした。2年生は、説明的文章を読んで、「遊び方」や「おもしろいところ」を読み取っていました。その後、本を読んで「伝えたいな。」と感じたことを「説明したい遊び」として文に表す学習に挑戦しました。学年の発達段階に応じて言葉の力を育むことができるように、学習を行っています。どのような遊びの説明文が完成するのか、楽しみです。

 小中一貫(本年度から「連携」ではなく、「一貫」の言葉を市内で用いるようになりました。)の取り組みとして、上津役中学校の先生による音楽の授業が本校で行われました。講師の先生は、何と上津役中学校の校長先生です。校長先生は、音楽のプロです。歌唱指導力は卓越したものがあることを存じています。マスクを着用したままでの歌唱ですが、歌声が劇的に変わる姿に驚きました。2月3日には、中学校で入学説明会があります。夢や希望、見通しをもって進学できるようにしたいと考えています。

2023年01月23日