10月3日(月)学習の様子

 「絵の中の町に住んでいるつもりで、町の様子を説明しよう。」のめあてに向かって、子どもが文を書いていました。イラストにある「漢字」をキーワードにして、文を書いています。目的意識をもった活動により、子どもの思考が活性化しているように感じました。先生が赤ペンを持ち、子どものそばへ行き、個に応じた指導をしていたので、子どもも安心して学習することができました。机間巡視ではなく、机間指導(しっかり指導)ができていたところが誇らしいです。

 「いじめを見たとき、あなたならどうする」という問題と向き合っていた6年生の様子です。文部科学省が検定した「道徳ノート」にある加害者や被害者、傍観者など「設定された14名」に対してアドバイスをするという学習展開でした。いじめを見たとき、いじめの要因、いじめを止めるために…と真剣に考え、友達と意見交流をする様子が見られました。「心身の苦痛を感じる子ども」が誰一人いないような安心でき、居心地のよい学級をみんなでつくってほしいと強く願います。

 わかば学級では、学級会が行われていました。出された意見に対して、「賛成は青、反対は赤」の約束を決め、タブレット端末を活用した学級会です。賛否の判断は、即座に大型テレビに映されます。「〇○くんはどうして賛成なのですか?」と先生が問いかけると、「だって、心を落ち着かせる場所なんだから、『おちつくコーナー』がぴったりでしょ。」という発言が聞かれました。みんなで考え合い、折り合いをつけながら話し合うことができる力を目指し、先生と一緒にしっかりと学ぶことができていました。

 10月に入りました。ペアでリコーダーの練習をしたり、近くの友達と話し合ったりする「ウィズ・コロナ」の視点を踏まえた学習活動も少しずつ取り入れています。特別教室使用割を用いた本格的な「体育の時間を活用したスポーツフェスタに向けた練習」は11日(火)より実施します。10月23日の「スポーツフェスタ」では、実りの秋・スポーツの秋を感じてほしいと思います。

2022年10月03日