5月17日(水)学習の様子

 「ここには、感じたことを書けばいいんだよ。」と3名の子どもが、1名の子どもに説明をしています。実に温かい雰囲気です。アドバイスを受けた子どもは、少々照れていましたが、表情は晴れやかです。ポストコロナ・アフターコロナとなり、グループでの学び合いやリコーダーの演奏などの学習活動を実施しています。

 運動場では、3年生が「ポットづくり」をしていました。牛乳パックを再利用したポットに、ひまわりやホウセンカの種を植え、しばらくベランダで育てます。そのための準備でした。体育館では、2年生がシャトルランをしていました。熱中症対策のため、激しい運動をする際は、マスクを外して行うようにしています。また、常時換気に加え、水分補給をする時間を設けています。

 図書室では1年生が聴力検査をしていました。保健室の先生が操作する機械から電子音が鳴ると、「聞こえました。」と手を挙げて伝えていました。6年生は修学旅行まで残り3週間となり、持参するナップザックをミシンで制作していました。タブレット端末を使って操作の仕方を調べたり、友達と力を合わせて制作したりしました。助け合い・支え合う子どもたちの姿に感心します。

 「席に座り、黙って先生の話を聞く。」時に大事なことですが、子どもの「主体的な学び」が今日的課題として教育現場に求められています。この学級では、席を離れてグループごとの話し合いが行われていました。様々な声が聞こえますが、「聞き取りにくい」「集中できない」「うるさい」などのネガティブな声を聞くこともなく、不思議と心地よさを感じます。3人組に近づいてみると、全員が説明を繰り返していました。説明できるってわかってないとできないですよね。子どもの育ちと先生の挑戦が誇らしいです。

2023年05月17日