4月26日(水)学習の様子

 算数の時間、丁寧にノートづくりが行われていました。先生は、直ぐに貼ることができるように、全員分カットしていました。別の教室へ行くと、「漢字練習帳」「自学ノート」「宿プリ」の提出用ケースがありました。働き方改革により、本校においても業務改善をしています。「子どもと向き合う時間の確保」と「ワーク・ライフ・バランスの充実」を目指した改善です。「やり甲斐」をもって上津役の子どもたちに力を付けるために頑張っている職員に頭が下がります。保護者の皆様も機会を見て、先生方に労いの声をかけていただけると幸いです。

 「自分の考えを表現できる子ども」の育成を昨年度から課題意識をもって取り組んでいます。3年生の学級では、「ブロックを使わない」「答えを見つける」「考える」をキーワードにした算数の学習が行われていました。その際、「自分の考えを表現する5つのポイント」を意識した授業が展開されました。子どもは、しっかりと自問自答しながら、自分の考えをノートに書いていました。これが「つくる」段階の学びです。

 1年生の教室では、「近くの人に考えを伝える」を意識した実践が行われました。互いを意識し、「しっかりと聞く」力の育成にもつなげるものです。2年生では、「全体の場で考えを伝える」学びに挑戦していました。発表者に体を向け「安心して伝える場」をつくれていることに、2年生の育ちを感じました。学期ごとに振り返りを行い、「自分の考えを表現できる子ども」の育成を目指して取り組みます。目標値は、「自分の考えを表現しています」と回答した子どものアンケート90%以上です。

 4年生が毛筆を行いました。文字の組み立てを意識しながら、集中して筆を動かす様子が見られました。45分の学習の中で片付けも行いますが、準備時間の10分に入ることもあります。各授業の間にある「10分の準備時間」には、トイレや手洗い、次の学習準備を済ませた後は、ご覧のように読書をしています。今年度から全学級で取り組みを始め、ようやく自然にできるようになりつつあるところです。

 6年生の外国語科の学習風景です。デモンストレーションとして、先生と子どもが「どのような学習が好きか?」「好きなスポーツは何か?」と英語でやり取りをしていました。そのやり取りを見た子どもたちはイメージを膨らませ、自信をもって友達と伝え合い、英語表現に慣れ親しむことができました。「見通しをもつ」ことの大切さを改めて子どもから学びました。

2023年04月26日