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教育相談 |
予防的な視点に立つ生徒指導・教育相談
〜「心と体の何でも健康相談」による児童の悩みの実態把握とその対応〜
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1 生徒指導・教育相談の目標
具体的な目標
(1) 全ての教育活動における個性を伸長する指導の充実を図る。
(2) 自己の存在感が実践できる心の居場所づくりに努める。
(3) 予防的な観点から積極的な生徒指導・教育相談活動を推進する。
2 具体的な指導内容の重点(予防指導の観点から)
「心と体のなんでも健康相談」を毎月実施し、子どもの悩み等の実態把握に努め、いじめや問題行動の発生を未然に防ぐことができるようにする。
「守ろう・防ごう」穴生っ子、6つの約束を学級に掲示すると共に、生徒指導重点指導日・重点確認日を設定し、問題行動の未然防止に努めるようにする。
喫煙・シンナー等薬物乱用防止教育を、発達段階に応じ、計画的に指導するようにする。
児童の安全確保に努めるようにする。
〜通学路の安全点検と登下校時の交通事故防止・誘拐防止・生活安全・必要に応じて集団下校の実施等
3 心と体のなんでも健康相談
児童の悩み等の実態を把握し、早期解決ができるように支援する。その中で信頼関係を深め、心身の健康を図るとともに、児童の心の表出トレーニングに役立てるようにする。
(1) 方法 筆記による相談形式
(2) 内容 心と体の悩みを相談
(3) 対象 全学年 児童
(4) 回数 月1回
(5) 処理 学級及び全校で集約
実施に際しての留意事項、及び実施後の処理について
<実施に際しての配慮事項>
○ 安心できる雰囲気づくり
・ 児童のみで実施しない。
・ 書く前に必ず「心配なことがあったら何でも相談していいのよ」と説明し、 安心して書けるような雰囲気をつくる。
・ 書いた後は、担任が直接受け取り、安易に机の上に放置しない。
○ 相談後の処理
・ 相談内容は、安易に処理しない。親身になって解決への支援をする。
・ 迅速に、個別に、誠意を持って支援する。
○ 教育相談の基本
・ 受容と共感の基本に傾聴があることを忘れないようにする。
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