学校概要
足立小学校は、学制が公布された明治5年に創立され、本年度で創立153年を迎えた歴史のある学校です。特別支援学級を含め、学級数7学級、児童数175名と小規模校ではありますが、子ども達はいつも明るく素直で生き生きと学校生活を送っています。また、地域の方々によるスクールヘルパーや小倉祇園太鼓の指導、1年生の見送りなど、学校と地域が一体となり、子ども達の健やかな成長を見守っています。
本校は、学校教育目標を
「心身ともにすこやかで、たくましい子どもの育成−明るく、美しく、礼儀正しい学校ー」と設定して
「あ あきらめずに最後までがんばり抜く子」
「だ だれにでも,元気よくあいさつする子」
「ち ちがいを大切にし,進んで考える子」
を育てることに努めています。
本校ではこれまでに,
○「福岡県学校給食研究指定校(平成22・23年度)」
○「食育研究大会(授業公開・平成23年6月30日)」
○「学校給食優良学校・優良賞表彰(平成25年11月21日)」
○「福岡県小学校家庭科教育研究大会(平成28年11月18日)」
○「北九州市小学校家庭科教育研究大会(同上)」,
○「担任による食育に関する学習参観(平成30度・9月20日)」,
○「栄養教諭による給食時間での食育指導」・「親子料理教室」など,
食育への取組を強化・継続してきました。
さらに,本市の「学校における業務改善推進モデル校」として, 職員が、子ども達に関わることができる時間を確保するとともに, 職員のワーク・ライフ・バランスを図る取組を進めています。
令和7年度学校長挨拶
令和7年度が始まりました。
本年度も様々な教育活動を通して,子ども達の生きる力を育んでいきたいと思います。職員一同,一致団結して『安全・安心で楽しい学校づくり』をめざし,ご家庭や地域の皆様とともに力を合わせて,子どもたちの成長を支えていきたいと思いますので,ご協力の程お願いいたします。
令和7年度学校教育目標
『心身ともにすこやかで,たくましい子どもの育成』
〜 明るく,美しく,礼儀正しい学校 〜
めざす学校像
★一人一人の子どもに確かな学力をつける学校
★人権尊重を基盤にし,一人一人の子どもに豊かな心を育む学校
★子どもや保護者,地域が信頼できる学校
めざす子ども像
『あきらめずに 最後までがんばりぬく子』
・自分のめあてに向かって,がんばりぬく子ども
・あきらめずに,繰り返し練習する子ども
『だれにでも 元気よくあいさつする子』
・おはようございます,こんにちは,さようならを言う子ども
・「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子ども
『ちがいを大切にし 進んで考える子』
・相手を思いやる心をもつ子ども
・ちがいを認め,一人一人を大切にする子ども
めざす教師像
◆子どもの人権を尊重し,常に愛情豊かな教師
◆教育専門職としての力量を高めるために絶えず研修に努める教師
◆目的達成のために協力し合う教師
本年度の重点目標
〇1時間1時間の授業の充実を図る。 →「学びの質を高める授業づくり」,子どもの学びの充実,タブレット端末の効果的な活用
〇自他の人権を尊重し,相互のよさを認め合い,個性の伸長を図る教育を行う。→ 人権感覚を身に付けさせる。
〇一人一人に寄り添った支援の充実を図る
→ 児童一人一人の教育的ニーズを把握し、全教職員の共通理解を 深め,関係機関(教育相談・就学相談等)や家庭との連携のもと全校体制による特別支援教育及び不登校対策の推進。
○職員集団一丸となって,諸問題に対して組織で対処していく。
→ 協働体制の強化,組織化【チーム足立】
〇学校における業務改善を図る。
→ 子ども達に関わることができる時間の確保,ワーク・ライフ・ バランス(定時退校日を確実に実施) ,生き生きと仕事ができる環境づくり
本年度の努力点
1. 学年・学級・教科等経営の充実
- 指導すべき内容が適切に指導できるよう、学習指導計画に基づいた実践を確実に行う。→指導計画書の有効活用
- 各種研修を通して、資質・能力の向上を図る。(授業づくりを主とした研究、若年教員研修、人権研修等) →メンター制度の推進
- 困り感のある児童・保護者への支援→SC・SSW・学習支援加配・特支学級担任や関係機関等との積極的で 、組織的な連携
2. 基礎的・基本的な内容の確実な定着と学力向上
- ○児童の内発的な学習意欲を喚起し,わかる喜びや成就感のある指導の展開を図る。 → 主体的に学ぶ力、表現力、思考力の育成
- ○専科指導や取り出し指導等の指導形態や指導方法を工夫し,個に応じたきめ細かな指導に努める。→効果的なチームティーチングを
- ○体験的な学習や問題解決的な学習、専門家の招聘を積極的に取り入れた授業の展開に努める。 → 学びを決めることができる工夫を
3. 特色ある教育活動
- ○主題研究(授業づくり)の推進 → ICTを有効活用した補充学習を充実させ,学力の向上を図る。
- ○心の教育の推進 → 道徳の時間【道徳科】を中心に縦割り活動や交流学習などを通して心の教育に努める。 →計画的に取組を。
4. 業務改善と職員の健康管理
- ○職員一人一人の心身の健康管理に留意する。(ワーク・ライフ・バランス)
- 〇マイ退勤時間の設定を行い,終わりを意識した業務の遂行を目指す。
教科 → 確かな学力の向上,健やかな体の育成
- ○基礎的・基本的の確実な定着 学びの質を高める授業
- ・学習意欲の喚起と感動のある学習,協働的な学習
- ・学習活動・学習形態・教材教具等の工夫 ,タブレット端末の活用
- ○意図的,計画的な実践 → 学習環境に応じた年間指導計画を,作成する。
道徳 → 心の育ちの推進 ・ 道徳科
- ○年間計画に沿って,計画的,継続的な指導を行う。
- ・時数の確保及び指導方法の工夫改善に努める。
- 特別活動 →よりよい生活や人間関係を築こうとする児童の育成
- 〇個性の伸長と集団の一員である自覚を深め、協力してより良い生活をしようとする自主的・実践的な態度の育成を図る
- 総合的な学習の時間
- ○地域の素材を活かした教材を開発し,子どもの生き方を考えさせる教育計画を作成・実践する。
- 特別支援教育 → 子ども一人一人の教育的ニーズに応える。
- ○一人一人に合った,効果的な特支学級と交流学級との連携を図る。
- ○LD・ADHD・高機能自閉症等を含め,特別な支援を要する児童の実態を十分に把握し,一人一人の特性に応じた適切な指導体制と指導計画にもとづき,一人一人の困り感を軽減する授業の工夫に努める。
- ○関係機関との連携を深め,一人一人の特性に応じた指導に努める。
- 〇不登校傾向の児童の学校・学級での居場所づくり
- 人権教育 → 「学校教育における教育活動の基盤である。」という認識のもと,全教育課程の中で推進する。
- ○人権意識の高揚に努めるとともに,わかる授業の実践に努める。
- ○自他の人権を守ろうとする意識・意欲・態度と実践力を結びつける。
→ 「北九州市子どもつながりプログラム」を確実に実施する。
- ○解推協への確実な参加 → 計画的に参加する。
- 生徒指導 → 危機管理の「さしすせそ」による対応
- 「さ」最悪の事態を想定して
- 「し」慎重に
- 「す」素早く
- 「せ」誠意をもって
- 「そ」組織で
- ○いじめの早期発見に努め,職員の連携により早期解決を目指す。
- ○不登校児童に対し,職員の連携による問題解決に努める。
- ○ケース会議を通して家庭や関係機関との綿密な連携を図る。
- 防災教育 → 主体的に行動する力の育成
- ○防災対応能力の基礎の定着を図る。 → 避難訓練,年3回の実施
- 学校図書館教育 → 読書好きな子どもの育成,シビックプライドの醸成
- ○学びの場としての学校図書館の環境整備と読書活動の充実を図る。
- 食育 → 栄養教諭と連携した食に関する指導,望ましい食習慣を育成。
- ○食に関する指導を計画的実施。保護者への啓発のための取組も。
- 国際理解教育→「多文化共生の理念」の育成。『宇宙船地球号』
- ○自文化理解 地域のよさ,北九州のよさ、わが国のよさを実感させる。
- ○異文化理解 金先生・ALTとの積極的な関わりで異文化のよさを実感。共生観を育む。
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