学力向上
学校力の向上について
≪特色ある取組≫
1．天声人語
8時30分から １０分間静かに天声人語を読み、書き写し、感想をまとめる。
⇒ 朝、静かに読むことで1時間目から落ち着いた雰囲気で授業を受けることができます。また、書 き写しながら感想を考えることで、文章を読み取る力や書く力、自分の考えをまとめる力も身につ きます。
２．富野ノート
8時30分に担任の先生に提出しましょう。
⇒ 学校で学習したことを復習します。富野タイムで学習した内容でもかまいません。
1日1ページを家庭で学習する習慣を身につけましょう。
３．富野タイム
試験前に設けられた時間を使って、基礎基本の問題に取り組みます。
⇒ 先生が、皆さんの質問に対応するために各教室にいます。分からないところがあれば積極的に質 問しましょう。学期末には、期末考査の問題をテストする「富野タイムコンテスト」を実施し、満 点者は表彰します。全員表彰されるように、頑張ってください。
≪授業を大切にしよう7か条≫
１ チャイム席を守る
２ 授業準備は始まる前にする
３ 授業のあいさつは姿勢を正して元気良くする
４ 先生や友達の話はしっかり聞く
5 ノートは丁寧な字で正確に書く
６ 授業の中で「わかったこと」や「できたこと」を見つける
７ 最後まで授業は集中する
〜一時間一時間の授業の積み重ねがみんなの夢や目標の実現へ〜
≪「めあて」の確認≫
「めあて」は1時間の授業で何を学ぶのかを表しています。
授業が終わって『こんなことがわかるようになった』、『こんなことができるようになった』
今日は何を学習するのか、1時間の授業の見通し（何をどのように学ぶか）を持ちましょう。
・今日の授業で解決していこうとする疑問・課題（めあて）をしっかりと持とう
・これまでの学習と何が違うのかを考えよう・
・どのような方法で、どのように考えていけば解決できるか・・・という見通しを持とう。
≪話し合い活動≫
【展開その１ 個人での解決】
まずは自分はこう思うという、自分の考えを持ちましょう
・これまで学習してきたことを使って考えよう。
・自分の考えの根拠や理由をはっきりとさせよう。
・ほかの考え方はないか考えてみよう。
【展開その２ 協議での解決（話し合い活動）】
お互いの考えを伝えあい、深め合いましょう。
・自分の考えを書いたり、友達がわかるように話をしたりしよう。絵、図、表などを使うと効果的です。
・友達の考えと自分の考えを比べながら聞こう。
・話し合う前とどのように考えが変わったか、もう一回、自分の考えを見直しましょう。
≪授業のまとめ≫
「まとめ」は「めあて」に関する答えです
1時間の授業で学習したことを整理し、自分の言葉で文に書いてまとめましょう。
・「めあて」の答えにあたる部分を「まとめ」文章にして書こう。
・授業の中で提示されたキーワードや、授業の中で大切（重要）だった点などをもとにまとめよう。
※ 教科書の特質や、授業の展開のねらいなどによって「まとめ」を書かない時もあります。
≪振り返りの三視点≫
A・B・Cの視点を使って、授業の「振り返り」をしましょう。
A分かったこと（学習の過程や学び方）
・「今日新たに分かったことは・・・」
・「ためになったアドバイスは・・・その理由は・・・」
Bそこから考えたこと（知識・技能の広がりや深まり）
・「今日新たに気付いたことは・・・」
・「今日一番の『なるほど！』と思ったことは・・・その理由は・・・」
・「友達の（○○さんの）意見を聞いて、はじめは〜だったが考えが〜のように変わった。」
Cさらに学習したいと思ったこと（意欲の向上）
・「学習前は・・・だったけれども、学習後は・・・と考えが変わった。（学習前と学習後の自分を比べて成長・変化したことを書く）」
・「今日の学習で新たに〜という疑問が生まれた」
・「次の学習では〜のようなことがしてみたい。」
・家に帰って〜について調べてみようと思う。」
≪授業の「振り返り」≫
1時間の自分の学び、成長を「振り返り」ましょう。
1時間の授業を終えて、今日は何が分かり、何ができるようになったかを確かめて、次の授業へのやる気や家庭学習につなげましょう。
授業の感想や反省ではなく、何がわかり、何ができるようになったのか、授業前と後で自分の考えがどう変わったのかを自分の言葉で書きましょう。
・「振り返り」と「まとめ」は同じではありません。
・「まとめ」は「めあて」に対する答えです。
