平成19年4月に、特別支援教育の扉が開いて16年間が経過しました。特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室に在籍する児童生徒を対象とする特殊教育からの転換で、通常の学級を包括することとなり、さらには義務教育段階を越えて、前期中等教育や就学前教育との接続、すなわち切れ目のない支援を構築することが求められています。また、我が国では、少子化により学齢児童生徒数が年々減少する中、通級指導教室を含め特別支援学校、特別支援学級に在籍する児童生徒数は、自治体により多少の差異はあるものの、概ね増加傾向にあります。このような時代背景から、特別支援教育の“特別(special)”の文言は、その意味合いが変化してきたのではないかとも思われる今日この頃です。
そこで、本研究大会では、「多様な子供たちの可能性を広げる特別支援教育 ~教育的ニーズに応じた教育実践を通して~」を大会主題に掲げることとしました。
本研究大会を通して、参加者の皆さまと研鑽し専門性を高め、多様な子供たちの可能性を広げる特別支援教育の在り方について、探究していきたいと考えます。
九州地区特別支援教育研究連盟
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