【研究主題】
「食への関心を高め、望ましい食生活をめざす子どもの育成」
〜地域の「ひと・もの・こと」とのつながりやかかわりをめざして〜
【研究の目標】
食への関心を高め、望ましい食習慣を身に付けようとする児童を育成するため、各学年の目指す児童の姿 を設定し、「ひと・もの・こと」を生かした授業づくりを行う。
【研究仮設】
各学年の教育課程の中で、以下の3つの手立てを講じれば、児童の食への関心が高まり、望ましい食習慣 を身に付けようとする児童が育つであろう。
【目指す子ども像】
低学年 ・食べ物に関心をもち、楽しく食事ができる子ども
・好き嫌いせずに食べることの大切さを考えることができる子ども
中学年 ・日常の食事に興味・関心を持ち、楽しく食事をすることができることが、心身の健康に大切なことが分かる子ども
・健康に過ごすことを意識して、様々な食べ物を好き嫌いせずに3食規則正しく食べようとする子ども
高学年 ・日常の食事に興味・関心を持ち、朝食を含め3食規則正しく食事をとることの大切さがわかる子ども
・体に必要な栄養の種類と働きがわかり、栄養バランスの取れた食事の大切さを理解できる子ども
【手だて】
1 生きた教材としての学校給食の活用
2 地域の「ひと・もの・こと」とのつながりを生かした単元構成及び授業づくりの工夫(食育の6つの視点を踏まえて)
3 地域や家庭との連携を深める取組
【各学年の単元構成】
1年 「おいしいきゅうしょく ありがとう」
2年 「やさいのおいしいきせつをしろう」
3年 「身近な食べ物“菜”発見!」
4年 「ス米(マイ)ル!~お米のヒミツを調べよう〜」
5年 「食べて元気!理想の朝食」
6年 「朝から健康な1日の生活を」
【学校全体の取組】
・教室掲示資料「スクールランチ」「献立黒板」の活用
・給食室前の大型TVへの「スクールランチ+」の放映
・栄養教諭による給食時間の「食」に関する指導
・「見てみて!給食たべたよ!」でのICT活用
・健康保健委員会(いちまる健康レンジャー)の活動
・市丸健康日記
・米作りと収穫祭
・朝ごはんレシピコンクール・表彰
・野菜栽培活動・「とれたて!いちまる畑から」を通した家庭との連携
・学校給食試食会
・食育講演会