南丘小学校は、昭和45年4月に南小倉小学校より分かれて開校しました。開校6年目には1000人を超える児童数でしたが、その後減少の一途を辿り、現在は、200名を少し超える程度の小規模校です。校区は、紫川西側、小倉南区蒲生に接する地域に広がり、学校は丘陵に囲まれた閑静な住宅地にあります。

校区を流れる小熊野川は、北九州市でただ一つ『生き物百選』に掲載されたホタルの自生する川として有名です。また、校区には「北九州市ほたる館」があり、ホタルを中心にすえた環境学習を進めていく上で、価値ある資料や体験を得られます。さらに、南丘自治連合会の組織には、「ほたる部会」が位置付けてあり、小熊野川を利用して地域住民の手でホタルを飼育しホタルを増やそうとする地域の活動も盛んです。また、安全・安心の取組として、地域に「見守り隊」が組織され、児童の登下校を多くの方に見守っていただいています。