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●● Kokura Special Needs School

北九州市立小倉総合特別支援学校

学校だより


第13号 平成30年3月2日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第13号 平成30年3月2日発行
文責 校長 井口 利之

 寒かった2月でしたが、少し暖かくなり、梅の花が咲く頃となりました。校庭の草木も茶から緑に変わり、肌に当たる風も柔らかくなってきました。早いもので、学校の1年も最後の月となりました。3月は学年のまとめであり、卒業生にとっては巣立ちの時でもあります。卒業後や進級後の生活に不安はあると思いますが、別れは出会いの始まりといわれるように、ぜひ、新しいことや人との出会いを大切にして励んでくれることを願っています。
 
【卒業生の皆さんにエール】
 3月5日(月)に高等部が、13日(火)に小学部・中学部が本校第2回卒業式を行います。本年度は、高等部14名、中学部19名、小学部21名が本校を巣立っていきます。卒業生の皆さんには、学んできた多くのことを次のステップで発揮することを願っています。
高等部を卒業する皆さんは、社会に向けて羽ばたいていきます。楽しいことだけでなく、いろいろな困難にぶつかることもあります。そのときは、自分で判断し行動したことを忘れずに頑張ってください。応援しています。時々は学校に来て顔を見せてください。
 小学部・中学部を卒業する皆さんは、それぞれの進路に向けて巣立っていきます。学校生活を通じて、経験し感じたことや多くの友達ができたことを大切にして、次の進学先では、今までに学んだ力を発揮し、新しいことを、さらに学んでください。自信をもち、それぞれの場所で励んでください。
卒業式当日は、在校生代表として一部の学年が参加します。それ以外の学年は当日、自宅学習となります。ご理解とご協力をお願いします。
 
【中学部3年生の皆さんに】
 2月に入り、私立・県立高校入試(推薦)、2月16日(金)には本校高等部入学者選考がありました。中学部3年生にとっては、体調を整えながら頑張った初めての入試でした。当日は、とても緊張したようですが、そのような場面でも、力を発揮してくれたことと思います。全員が体調を崩すことなく、入試できたこと、とても嬉しいです。今後、県立や市立高校入試も控えています。気持ちを切らさずに励んでください。

【学校評価アンケート協力へのお礼】
 学校評価アンケート提出にご協力いただき、感謝申し上げます。多くの保護者の皆様からご意見をいただきました。ご意見の一つ一つを大切にし、より一層、お子さんを通わせて良かったと思っていただける学校づくりに、教職員一丸となって指導に努めていきます。今後とも叱咤激励をよろしくお願いします。なお、アンケート結果は先日配布しています。また、学校ホームページ上にも掲載していますので、ご覧ください。
 
【離任式のお知らせ】
 離任式(退職・異動する教職員とのお別れの式)は、これまで1学期の始業式(新年度)に行っていました。2月23日(金)に文書でお知らせしましたように、本年からは、全市一斉に、3月23日(金)の修了式の後(年度内)に行うようになりましたので、お知らせいたします。
第12号 平成30年2月2日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第12号 平成30年2月2日発行
文責 校長 井口 利之

 最近に無い雪と気温の低さ、風の冷たさに驚かされた1月でした。もうすぐ「立春」です。暦の上では春が来ようとしていますが、どうも2月も寒波がくるようです。春の暖かさはもう少し先なのかな・・・(出張先の宮崎市は菜の花がもう咲いていましたよ)。
この寒さも影響しているのか、いま市内にインフルエンザ罹患者が増えています(A型もB型も)。学校は、いろいろと工夫して対応している最中です。まだまだ寒さは続きます。十分に体調に気を付けられてください。本校の保健便りにも風邪予防や感染症拡大予防のために注意する事柄が書かれていましたので、是非、参考にされて下さい。

【食育授業行われる】
 学校では、給食記念週間に合わせて、食育に関する授業が1月下旬に行われました。子どもたちの成長に合わせた内容で学習を行いました。また、食事の大切さだけでなく、給食に携わる多くの方々に感謝する会も行われました。学校では、給食や食育授業を通して、みんなで食べる楽しさを味わい、食事についての正しい理解を深め、望ましい食習慣の育成に努めています。給食献立(絵付き)を学校のホームページにアップしています。是非ご覧下さい。
 
【給食の取組が表彰されました】
 とても嬉しい報告です。いつも美味しい給食を食べてもらいたいと願い、作ってくださっている給食調理士さん、学校栄養教諭を始めとした先生方の取組に、福岡県の栄養関係功労者表彰で県知事表彰をいただきました。これは、本校の充実した学校給食を通して栄養及び食生活の改善に尽くしたことが認められたものです。今回の表彰を励みとし、なお一層の努力をし、より美味しく、安全な給食作りに励んでいきます。
お別れ会が行われます
学部ごとに、新児童生徒会役員を中心に、卒業生とのお別れ会があります。各学部でプログラムを考え行われます。別れは寂しいものですが、出会いの始まりでもあります。いろいろな人と出会い、多くの事を学び成長し続けることを願っています。

【高等部入学者選考、新入生・転入生保護者説明会】
 中学部3年生の私立高等学校の入試が始まりました(3月には県立高校の入試も)。2月15日(木)には「訪問教育部」、16日(金)には「肢体不自由教育部門」「病弱教育部門」高等部への入学希望者の選考があります。中学部3年生の皆さんが、ベストを尽くしてくれることを願っています。なお、高等部の皆様には、16日(金)は自宅学習となります。ご理解とご協力をお願いいたします。
 2月23日(金)には、小・中学部の新入生・転入生保護者説明会を行います。小・中学部の皆様には下校便の変更でご迷惑をおかけします。ご理解とご協力をお願いいたします。

【ひとり言】
 九州地区の肢体不自由特別支援学校長会議に行ってきました。各校の取組の中で話題に挙がったのは、「安全防災」についてでした。多くの学校が、子どもたち一人一人が防災カバン(リュック)を準備し、学校に置いているということでした。多くの学校が、防災カバンの中には、着替えだけを入れているということでしたが、食料(水・食料・服薬)1日分も一緒に入れているという学校もありました。本校は、委員会は開催していますが、物の準備等の実動には入っていません。何時災害が起きるか分からないだけに、準備は早期に行っておく必要があることを痛感しました。近辺の施設や地域の方々と合同避難訓練を開催している学校もありました。早速に取りかからねばと気持ちを新たにしました。


第11号 平成30年1月11日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第11号 平成30年1月11日発行
文責 校長 井口 利之

 平成30年の新しい年を迎えました。あらためまして、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。旧年中は、体育学習発表会、バザーなどの行事や授業参観、
懇談会等に、多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます。また、地域や関係機関の皆様のご協力により、本校の教育活動がより活発になってまいりました。心より感謝申し上げます。今年も教職員一丸となって、子ども達一人一人の力を伸ばし、夢を実現できるよう精一杯取り組んでまいります。
さて、皆様はどのように年末年始を過ごされましたか。昨年は「夢」についてお話をしました。今年は?と、子ども達を思い浮かべていたら、子ども達からの年賀状に目がいきました。年賀状には、3学期や新学年に向けて頑張ることが、いっぱい書かれていました。
頑張ることや何に取り組むのか等、決めたことを何かの形に表すことは、今の自分自身を見つめ、前向きに進もうとする力や、やる気を高めることにつながります。子ども達が、今年もしっかりと歩んでいくことができるよう、保護者の皆様、地域の皆様と学校が力を合わせて取り組んでいくことが大切です。ご協力をお願いいたします。

【始業式を行いました】
冬休み中、学校は静かで何か物足りなさを感じていましたが、始業式の日、学校に子ども達の元気な挨拶や声で活気が戻ってきました。その声や表情から、子ども達は楽しい、充実した冬休みを過ごしたのだろうなと感じました。
 3学期は一年間の中で一番短い学期ですが、まとめの学期です。中学部3年生にとっては高校受験・高等部受検があり、高等部3年生にとっては高校生活、この学校で学ぶ最後の学期です。子ども達が、一日一日を大切にし、充実した生活を送ることを願っています。

【児童生徒会の取組】
 児童生徒会では、全校児童生徒が、協力して楽しい学校を目指して、いろいろな活動に取り組んでいます。あいさつ運動もその一つです。児童生徒会では、現在、書き損じや未使用のハガキを回収しています。「誰かのために何かをしたい」という子ども達の気持ちの表れです。
これは、ハガキを換金して、動物福祉協会に寄付を行うものです。動物たちを保護したり里親を探したりする活動に使われます。
ぜひ、ご家庭に、書き損じや未使用のハガキがありましたら、ご協力をお願いします。
 *普通ハガキ、カモメール、年賀状、絵ハガキもOKです。ただ、未使用のものに限ります。

【ひとり言】

 本年、4月より新学習指導要領への移行に先立ち、本格実施となるのが小学校(小学部)の「道徳科」です。教科書を使って行うようになります(中学校は平成31年4月より開始されます)。
加え、現在小学校(小学部)5・6年生の外国語活動が教科となり、新たに3・4年生で外国語活動が行われます。学校も、小学部の子ども達に混乱が起きないよう、指導等について話合いを行っています。


第10号 平成29年12月22日発行 
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第10号 平成29年12月22日発行
文責 校長 井口 利之

 今年も余すところわずかとなりました。今日、2学期の終業式(訪問部の数名は21日に)がありました。2学期を振り返りますと、高等部(C棟肢体不自由教育部門)修学旅行、体育学習発表会(学部別)、産業現場等における実習、校外学習や交流、コンサートなど、いろいろな活動がありました。子ども達は、どの場面でも一生懸命取り組み、思いっきり楽しんでいました。
特に体育学習発表会(学部別開催)は、本校はじめての行事でしたが、子ども達一人ひとりが輝き、とてもすばらしいものでした。子ども達と先生が一緒に考え、作っていった成果ではないかと思っています。本当に、すばらしい子ども達とすばらしい先生達の学校です。
年末年始を迎え、各ご家庭では一層多忙な時季を迎えられることと思います。体調を崩しやすい時季の上に、インフルエンザ等の感染症の流行時季でもあります。くれぐれもご自愛ください。

【地域の方との交流】
地域全体で心のバリアをなくし、相互理解を深めていきましょうという目的で、若園市民センターが中心となり、若園校区生き生きバリアフリー事業が行われました。本校の児童も地域の方や若園保育所園児と「校内探検(スタンプラリー)」「絵手紙」「すもう大会」等を行いました。
児童も地域の方々も楽しい活動を通してふれあうことができ良い経験になりました。児童の成長が見られた活動でもありました。地域の皆様、若園市民センター職員の皆様に感謝申し上げます。若園市民センターとは中学部も交流を行っており3学期に予定されています。今後もよろしくお願いします。


【懇談会ありがとうございました】
 保護者の皆様には、お忙しい中、懇談会への参加ありがとうございました。2学期の学習の様子や成長の様子の説明を聞き、いかがだったでしょうか。お子さまの成長が見えましたでしょうか。今後の課題について確認ができましたでしょうか。お子さま一人ひとりが楽しく学び、生きる力をたかめていくためには、保護者の皆様とタッグを組んでチームで指導を行うことが大切であると考えています。引き続き、よろしくお願いいたします。

【児童生徒会役員選挙・役員交代式】
 小学部は11日(月)に役員交代式を、中学部は14日(木)・高等部は15日(金)に役員改選選挙が行われました。18才選挙権も始まり、良い学びの場になっていると思っています。役員改選選挙では、投票箱や記入台を市の選挙管理委員会よりお借りし、立ち会い演説の後、選挙管理員(生徒会)立ち会いの下、投票を行いました。新役員が各学部とも決まりました。
旧役員の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。新役員の皆さんには、みんなが協力しながら、楽しい学校にしていくよう努めていただくことを期待しています。

【ひとり言】
 昨年、酉年は成熟する頃のことです、と書きました。来年は戌(いぬ)年です。戌年は、勤勉な努力家という意味があるそうです。子ども達が多くのこと学び知識を蓄える年になることを願っています。 と書いていたら、あることに気付きました。昨年は申(さる)年・今年は酉(とり)年、そして来年は戌(いぬ)年と、この干支は昔話の桃太郎に登場する動物の仲間達だということです。来年は開校3年目を迎えます。この動物達のように、学校・保護者・地域がチームワークを発揮し、ますます学校が活気づくことを願っています。
それでは、皆様、良い年をお迎えください。

第9号 平成29年12月1日発行
  北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第9号 平成29年12月1日発行
文責 校長 井口 利之

 あっという間に12月という感じがします。みなさんはどうですか。北海道や東北では積雪という話もテレビ等で流れ、急に寒くなった感じがします。でも、この冬の長期予報では例年通りだそうです。例年?という言葉、よく耳にしますが、何時のことを指すのかなと疑問に感じ調べてみました。例年とは、いつもの年通りですよ、という意味だそうです。何か例年と聞くと少しほっとする感じがするのは私だけでしょうか。ちなみに、気象庁では過去30年間の平均を平年と使うそうです。では、学校はどうなのだろう。例年通りを踏まえた上で実践し、しっかりと反省を行い、改善が必要な場合は、改善を行うことが大切と考えます。反省を踏まえた改善を繰り返していく学校が、子ども達の可能性を高める学校になると感じています。保護者の皆様のご理解やご協力をよろしくお願いします。
さて、学校では、いよいよ2学期の最後の月に入り、学期のまとめの学習に子ども達は取り組んでいます。特に中学部3年生は進路決定が目の前です。決断は勇気がいります。自分の考えを信じて進路を決めて欲しいと願っています。

【中学部職場体験・後期産業現場等における実習報告会終わる】 
 E棟(病弱教育部門)の中学部2年生が職場体験学習を行いました。生徒達は2つの事業所に分かれて体験を行いました。生徒達は緊張して臨んでいました。短い時間でしたが、「働くこと」を通して、やり遂げたという自信と、働くことの大変さも感じたようです。
C棟高等部(肢体不自由教育部門)は11月21日(火)に、E棟高等部(病弱教育部門)は24日(金)に実習報告会が行われました。高等部生徒一人一人が実習の様子だけでなく、自分の立てた目標に対しての成果と課題をしっかりと押さえた、とてもよい発表でした。特に3年生は最後の実習でした。校外実習4回を終え、経験を重ねる毎に成長をしている生徒達の姿がとても、たのもしく感じました。 
 当日は高等部の保護者の皆様だけでなく、中学部の生徒達、そしてお世話になった各事業所の方々にも、生徒達の発表を聞いていただきました。感謝申し上げます。生徒達にとって、卒業後の生き方だけでなく、今の生活について考える、見直す良い機会になったと思います。
 保護者の皆様には、実習期間中、ご協力をいただきありがとうございました。

【PTAバザー大盛況に】

 11月30日(木)に第2回PTAバザーが行われました。多くの地域の皆様はじめ保護者の皆様方に参加していただき感謝申し上げます。また、バザーだけでなく、児童生徒が参加できる内容を企画運営してくださったPTAの皆様方にお礼申しあげます。今回もPTAだけでなく中学部・高等部の生徒達が製作した品の販売も行われました。生徒達にとって自分たちが作った製品が売れた、買ってもらったという実体験、お客さんとのやり取り等、体験を通して学ぶことの多い学習になりました。
今回は、児童らの作品展示や自作教材教具展示、福祉プラザのご協力を得、自助具等の展示も併せて行いました。多くの方々に、本校のことを、もっと知っていただきたいという思いからです。
いかがだったでしょうか。

【ひとり言】
                  
 養護学校から特別支援学校に変わり10年が過ぎ、障害者総合支援法が平成25年4月に施行され4年を過ぎました。両者が大切にした中に、「意思決定」があります。「意思」とは、その人の思いや考えを指します。障害がたとえ重度でも、必ず「意思」「思い」や「気持ち」が皆にあり、自分で決めることができる可能性があります。それをどのように支援できるのかが大切です。
私たちは意思決定する時には、①決定を下支えする十分な体験、②決定に必要な情報の入手・活用、③決定した意思の表出・実行の繰り返しで行っています(筑豊地区手をつなぐ育成会研修会資料より)。「自分で決められない」ではなく、①~③の一つ一つに支援をすることで、自分で決めることができる可能性が高まっていくので、本校もより一層大切にして取り組んでいかねばと思いました。

第8号 平成29年11月2日発行
  
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第8号 平成29年11月2日発行
文責 校長 井口 利之

 11月に入り、抜けるような青空と雲、そして紅葉した木々、季節は冬への準備へと変化しています。気持ちの良い時季ですが、日中と朝夕の温度差がさらに大きくなり、インフルエンザ等の感染症が流行し始める時季でもあります。家庭でも十分に気を付けておられると思いますが特に感染症に罹患すると重篤になるお子さんもおられますので、手洗いやうがいの励行をご家庭でもお願いします。加えて、体調が変だなと感じられている場合は、早めの受診をお願いします。
 さて、学校では、学部別に行った体育学習発表会が大盛況に終わりました。児童生徒会を中心に、「力を合わせてがんばろう!笑顔キラキラ楽しもう」のスローガンを決め、放送や司会等を主体的に子ども達が行う、みんなで作り上げた体育学習発表会でした。
 
【力を発揮し、一生懸命応援した体育学習発表会】
 10月6日(金)に中学部、13日(金)に高等部、20日(金)に小学部の体育学習発表会が行われました。中学部は、応援団のエール交換に始まり、競争遊技やリレー、ダンスを行いました。高等部は、競争遊技、ダンス、応援団紹介を行いました。小学部はダンス、エントリー制の競争遊技を行いました。子ども達は、幾度も練習を行い、本番では、成果を十分に発揮していました。
子ども達は、1つの演技を完成させるためには、自分の力を発揮すること、みんなと息を合わせることの大切さを、また、自分は負けても勝った人や頑張っている友達に拍手や声援をおくる、とても美しい心を見せてくれました。とても素晴らしい体育学習発表会でした。
 多くの保護者の皆様には、子ども達の演技に、盛大な拍手と声援をいただき、ありがとうございました。今後も、本校の教育にご理解とご支援をお願いします。また、駐車場所についてご迷惑をおかけしています。東棟改修工事終了まで、引き続きご理解とご協力をお願いします。

【(仮)防災委員会報告】
 10月10日(火)に第1回防災委員会が行われました。子ども達が学校にいる間・登下校中・
自宅の3場面に応じた対応の必要性を確認し、今回は、「学校にいる間」に発生したと想定して、
災害時に備えておく事柄について検討しました。
①「身を守る」ために、頭や身体を天井落下から守るため保護帽等の準備が必要であること、床に落下物がある状況での避難移動の仕方についても想定する必要があることを確認しました。
②「健康を守る」ために、子ども達の健康状態や服薬状況がわかるシート準備や服薬管理が必要であること。そして、避難後は心のケアも必要であることを確認しました。また、医療的ケアが必要な子ども達には、必要な器具準備やケアができる体制だけでなく、隣接する病院との連携も大切であることを確認しました。
③「学校で泊まる場合」には、着替え等の準備物を学校に置いておく必要性があることや、水や食料の備蓄も必要であることを確認しました。
 次回は、11月7日(火)に実施予定です。

【後期産業現場等における実習】                         
 10月30日(月)から11月10日(金)までの2週間、高等部生徒の実習が始まりました。
生徒一人一人が、6月に行われた実習の成果と反省を踏まえて、目標を立て取り組んでいます。2・3年生は、校外での実習です。今回は28事業所にお世話になります。実習に際し、高等部の保護者の皆様にはご協力をいただきありがとうございます。
C棟(肢体不自由教育部門)は11月21日(火)、E棟(病弱教育部門)は24日(金)に、実習報告会を行います。高等部の保護者の皆様だけでなく、小・中学部の保護者の皆様にも、卒業後の生き方だけでなく、今の生活についてお子さんと考える良い機会となります。多くの方の参加をいただけたら嬉しいです。


第7号 平成29年10月5日発行
  北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第7号 平成29年10月5日発行
文責 校長 井口 利之

 10月に入り、風も心地良く、とても過ごしやすくなりましたね。とはいえ、朝晩と日中の気温差が大きくなり、学校では、風邪症状をはじめ体調を崩す子ども達が見られるようになってきました。ご家族の皆様の体調は如何でしょうか。
さて、秋と言えば、「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など、いろいろな秋があります。みなさんが思い浮かべる秋は、どのような秋でしょうか?(私は食欲の秋です)
学校では、修学旅行、体育学習発表会、産業現場等における実習、校外学習等、多くの学習活動が組まれています。一つ一つの活動が子ども達にとって意義あるものになるよう精一杯努力していきます。保護者の皆様にも何かとご協力をお願いすることが多くなります。ご理解とご協力をお願いします。

【楽しかった修学旅行】
 9月26日(火)~28日(木)に、C棟(肢体不自由教育部門)高等部2年生徒が大阪に修学旅行に行ってきました。1日目は海遊館見学、2日目はUSJでアトラクション体験やショー見学、3日目は難波界隈の散策をしました。海遊館ではジンベイザメの大きさに驚き、USJではショーに見入ったりジョーズの迫力を楽しんだりと楽しい時間を過ごしていました。お土産に迷っている生徒もいましたよ。3日目は、時折パラパラ程度の雨が降りましたが、買い物もできました。修学旅行を通して、生徒達一人一人の心のアルバムが増え、一回りも二回りも成長した生徒達の姿が見うけられました。

【学校開放週間】
 学校開放週間が始まります。「学校開放週間」は、期間中に保護者や地域の皆さんが気軽に学校を訪れ、ふだんの学校を見ることで、学校教育への理解を深めていただくものです。
本校は、10月23日(月)~27日(金)の期間開催いたします。多くの方々に知っていただければ嬉しいです。市内の小中学校と特別支援学校等が行っています。どうぞ他校の見学にも行かれてください。ただし、開催期間が学校により違いますので、事前に教育委員会ホームページで確認されてください。

【防災委員会立ち上げ】
 豪雨による被害をはじめ、自然災害の怖さを感じた北部九州災害でした。災害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。本校でも、地域の避難所等に避難した方がおられました。何時、どこで起きるのか分からない災害に対して、危機感を強く覚えました。そこで、臨時ですが、PTAの方と(仮称)防災委員会を立ち上げることになりました。PTAより5名、教職員より4名のメンバーです。第1回目の打合せを、10月10日(火)に行います。この委員会で、災害時に混乱せず、安全を確保できる方策を考えていきます。今後、保護者の皆様には話し合った内容を随時お伝えしていきます。そこで、お願いです。保護者の皆様にとっての災害時の心配ごとや不安に感じられていることを(仮称)防災委員会に、連絡帳等を通して是非教えてください。

【ひとりごと】
 10月25日(水)~31日(火)に、小学校特別支援学級・特別支援学校小学部の合同作品展が、ウェルとばた2階交流プラザで開催されます。この作品展は、中学校特別支援学級、特別支援学校中学部・高等部と隔年に開催しているものです。今年は児童の作品が展示されます。ご都合がよろしければ、是非、参観いただけたら嬉しいです。
 総合療育センターが平成30年11月に開所します。いま、急ピッチで建設工事が行われています。A棟小学部のすぐ側での工事ということで、音には特に配慮して工事を行ってもらっています。何かお気付きの事がありましたら、学校から要望をあげていきますので教えてください。


第6号 平成29年9月3日発行 
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第6号 平成29年9月3日発行
文責 校長 井口 利之

 42日間という長い夏休みも終わり、2学期の授業が始まりました。今日、子どもたちの元気な姿に会え、とても嬉しかったです。
ところで夏休みはいかがだったでしょうか。とても暑い夏休みでしたね(毎年、暑くなってきているのではと感じます)。子どもたちの表情や肌の色から、いろいろな体験をし、夏休みを楽しく元気に過ごしたのだろうと思います。生活リズムが少し乱れたお友達は、早く戻しましょう。さあ、2学期のスタートです。この2学期は1年間で一番長い学期です。また、高等部(C棟)の修学旅行、体育学習発表会、校外学習、そして産業現場等における実習など、行事が多くある学期です。2学期もみんなで楽しい学期にしましょう。
 保護者の皆様には、何かとご協力をいただくことが出てきます。その折りには、ご協力をお願いいたします。

【体育学習発表会練習始まる】
 体育学習発表会を、学部毎に実施します。中学部が10月6日(金)、高等部が10月13日(金)、小学部が10月20日(金)に行います。全校一斉に行えれば良かったのですが、会場の関係で学部毎での実施となります。また、平日開催となり、保護者の皆様には、ご迷惑をおかけいたします。是非、時間調整をしていただき、多くの保護者の方に子ども達の演技を見ていただければ嬉しいです。発表会当日の詳細につきましては後日お知らせいたします。
 9月から練習に取り組む学部もありますので、熱中症予防のため、お茶等の水分を少し多めに持たせていただければ助かります。
 体育学習発表会は、児童生徒会で役割を分担して運営をしていきます。スローガン作りは、全児童生徒で取り組んでいきます。スローガンは、当日のお楽しみに。

【防災の日】
 9月1日は防災の日です。防災について、みんなで考えようという日です。各学年で防災について考える取組を行います(学年により期日は違います)。地震だけでなく豪雨による災害を想定した取組の必要性も感じています。

【後期授業はじまる】
 10月2日(月)より、授業時数確保のため、小学部1年生は金曜日が6校時に3年生は月曜日が6校時になります。詳しくは、後日、プリントでお知らせいたします。

【ひとりごと】
 8月17日(木)・18日(金)と別府市で、全国病虚弱教育研究連盟の大会が行われました。全国から先生方が集まり授業実践発表などが行われました。その中で講演がありました。講演者は、カウンターテナーで「もののけ姫」を歌った、歌手の米良美一さんでした。米良さんは、自分の体験談をまじえながら、「夢」をもつことの大切さや人との出会いの大切さについて話をされていました。「夢」をもつって大切だなと改めて感じることができました。全国肢体不自由PTA連合会の大会でも、女優の菊池桃子さんが、「~やってみたい」「~になりたい」等の、夢をもって生きることの大切さについて話されていました。米良美一さんや菊池桃子さんの話から、「夢は叶わなければ意味がない」と考える人もいるかもしれませんが、「夢」をもつことで、前向きになれることが大切であると感じました。子どもたちのもつ夢を叶えられる学校教育ができるよう、はちまきを締めなおし、2学期の学習に、子どもたちと教員が一緒に励んでいきます。 最後に、「みなさんの夢は何ですか。


第5号 平成29年7月20日発行 
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第5号 平成29年7月20日発行
文責 校長 井口 利之

 7月初旬に、大雨や台風による被害を想定して2日間の休校を行いました。みなさんのお家は、大丈夫だったでしょうか。県南部にある特別支援学校に連絡すると、子ども達は全員連絡が取れましたとのこと、少し安堵しました。本校も緊急時の体制作りが早急に必要だなと思いました。
梅雨が明けてはいないのですが、蝉の鳴き声や暑さに、夏がもうすぐやってくるな、いやもう来ているのかなと感じています。昔(年のせいでしょうか)は、カレンダーだけでなく、○○の声、○○の花、○○を食べるということで、夏という季節を感じていたように思います。でも、私自身の感じる心が弱くなってきたようで、カレンダーを見て感じているという毎日です。
さて、明日から、42日間の夏休みに入ります。子ども達には、多くの体験をして、感じる心のアンテナを広げてくれたらと願っています。

【1学期終業式】
 今日は、1学期最後の日です。夏休みになったら、「○○に行こう」「○○をしよう」と話す子ども達の姿も見られ、明日からの夏休みをとても楽しみにしているようです。
終業式で、子ども達に、次のような話をしました。
「終業式は、1学期の学習が終わったということです。1学期は、新しい友達や先生との出会い、新しい学習、児童生徒会活動、修学旅行や産業現場等における実習と、目まぐるしく過ぎた学期だったと思います。みなさんよく頑張りました。夏休みは42日間あります。休みの計画を立てているお友達もいるかもしれませんね。校長先生から、休みの中で取り組んで欲しいことが一つあります。家の中で自分の出来ることを一つ決めて、毎日取り組んでほしいということです。この後、先生達からの夏休みの過ごし方をよく聞いて、計画を立てて自分のリズムをこわさないよう過ごして下さい。8月7日の登校日、9月1日の始業式に笑顔で会えるのを楽しみにしています。」
 次に、「夏の教室」についてです。本年度は3日間行います。7月21日(金)、24日(月)、25日(火)です。この3日間は普段の学習内容とは違うものになります。
なお、登校日は、8月7日(月)です。平和学習を行います。

【多くの教材教具ありがとうございます】
 1学期も、ボランティアの方に、子ども達が授業で使用する多くの教材教具を作っていただきました。授業を進める中で大変助かっています。本当にありがとうございます。
ボランティアの方も増え、学校応援団が少しずつ大きくなっています。今回、新たにトランポリンを使うときの安全(指を挟まないよう)を考えたカバー(キルティングで)を作成していただきました。子ども達が毎日のように使用するものなので、とても助かっています。取り外しができ洗濯もしやすくなりました。

【懇談会ありがとうございました】
 学期末の忙しい中、懇談会に多数の方のご参加をいただきありがとうございました。保護者の皆様、いかがだったでしょうか。学習の様子がわかり、今の生活上の課題は何なのか等の共通理解ができましたでしょうか。懇談会での話も参考にさせていただき、学校は、お子さまの2学期の目標の見直しや学習作りに取りかかっていきます。懇談会時だけでなく、お子さまの様子の変化や困っていることなどありましたら学校にご気軽に相談ください。

【ひとりごと】
 6月末に全国特別支援学校長会議に行ってきました。話題は、学習指導要領の改訂にかかわることが主でした。新学習指導要領による指導は、平成32年度より小学部が、平成33年度より中学部が、平成34年度より高等部が学年進行で行われます。順次分かり次第、お知らせをいたします。


第4号 平成29年7月7日発行 
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第4号 平成29年7月7日発行
文責 校長 井口 利之

 7月に突入しました。からっとした晴天でなく、湿度が高く、変な暑さを感じる時季に成りましたね。保護者の皆様方始め、ご家族の方の体調はいかがでしょうか。学校では、エアコンを活用しながら、この暑さに負けず、学期のまとめ学習に子ども達は一生懸命取り組んでいます。
6月21日にC棟高等部(肢体不自由部門)、6月23日にE棟高等部(病弱部門)の現場実習報告会が、保護者の皆様はじめ、実習先の事業所の方にもご参加いただき行われました。生徒一人一人が、実習内容だけでなく、自分の活動を振り返り、成果と課題をしっかりと押さえて、堂々と発表をしていました。特に3年生は、昨年度の反省点や課題を踏まえた実習が行えていました。実習に際し保護者の皆様はじめ、実習先事業所のご理解とご協力に感謝申し上げます。

【ドキドキいっぱいの修学旅行】
 6月14日(水)~15日(木)に、小学部6年生が大分方面に修学旅行に行ってきました。1日目は、アフリカンサファリに行き、ジャングルバスに乗って、ライオンやシマウマはじめ、いろいろな動物にエサやり体験をしました。金網があるとはいえ、60㎝ほどしか離れていない動物を目の前にして、その大きな口や長い舌、鳴き声、体の大きさに、驚いていました。夜は、温泉に入り昼間の疲れが少し吹きとんだようでした。2日目は、うみたまごに行き、イルカやセイウチなどのショーや魚たちを見ました。セイウチを触ったり握手したりした子ども達もいました。お土産に迷ったり、残金で何を買うのか迷ったりする子ども達もいました。わずか2日間でしたが、いろいろな経験をした子ども達でした。これら一つ一つの体験がとても大切です。子どもたち、一人一人が体験を通して、一回り成長したように感じています。保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。 

【学校評議員会がありました】
 6月27日(火)に「第一回学校評議員会」を行いました。学校評議員会とは、本校の学校運営に関して、教職員以外の方で教育に関する理解と識見を有する保護者や地域住民の方々に、現状を周知していただき、ご意見をいただくものです。本年度の学校評議員さんを紹介いたします。
<本年度の学校評議員>
・松 尾 圭 介 様(北九州市立総合療育センター 所長)
・谷 口 和 子 様(北九州「あゆみの会」 常務理事)
・野 依 啓 多 様(元校長 現「牧山療養病院」 総合相談室長)
・築 別 悦 子 様(若園児童館 館長)
・重 光 英 子 様(本校PTA会長)
 の5名の皆さまです。
 この会議は、年に3回計画をしており、あとの2回は、11月と2月を予定しています。

【保護者懇談会が始まります】
7月11日(火)より、保護者懇談会が始まります。日程は学部学年により違いますので、再度ご確認をお願いします。懇談会では、1学期の学習の様子や課題などを中心にお話させていただきます。その折り、家でのお子さんの様子も是非お聞かせください。指導したことが生活の中で活かされているのか、今の生活上の課題は何なのか等、お話しいただけると2学期以降の指導に役立てることができます。現時点での進路についてのお考えをお尋ねすることもありますので、よろしくお願いします。
本年度も駐車場が狭いため、ご迷惑をおかけいたします。

【ひとりごと】
 実習報告会のあと、実習先の方に、生徒らがお礼を言っていました。「ありがとうございました。」という言葉には、感謝の心がとてもこもっていました。素直に、すっと言えること、とても、素晴らしいなと感じました。生徒たちから、いつも多くのことを学ばせてもらっています。

第3号 平成29年5月26日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第3号 平成29年5月26日発行
文責 校長 井口 利之

 はやいもので、5月末をむかえ、1学期も半分が過ぎました。季節も、春から夏へと移っています。日中は、夏を思わせるような暑い日もあり、個人的には、体が急激な変化についていけず、体調が崩れそうになる日もありました(年齢でしょうか)。保護者の皆様は如何でしょうか。
 今回は、「あいさつ」について少しお話をさせていただきます。何回かバスを利用することがありました。そのバスの中でのことです。高齢の方に席を譲る方を見かけました。席を譲られた高齢の方はすぐに、「ありがとうございました」とお礼を言われていました。生活の中で、よく見受けられる光景だと思います。「ありがとう」って、良く使うけれど、どのような意味なんでしょうか。「有り難い」「有り得ない」という意味だそうです。「なかなかありそうでない」「珍しい」ことから、「身にしみて嬉しい」という、お礼や感謝の気持ちを表すことに、後々、変わっていったものだそうです(一説ですが)。相手の行為を素直に受け、心を込めて「ありがとうございます」が言えるように、相手から「ありがとうございました」と言ってもらえるような、親切や協力、思いやりの行動がとれるようになりたいものですね。

【笑顔いっぱいの修学旅行】
 5月16日(火)~18日(木)に、B棟(肢体不自由部門)中学部3年生が修学旅行に行ってきました。一日目は佐賀県の宇宙科学館で、大きなシャボン玉の中に入ったり、地震体験をしたりと全身で、自然や科学の不思議さを体感しました。二日目はハウステンボスで、2つのグループに分かれ活動を行いました。大量の水を使ったシアターやトリックアート等を見たり、体験したりしました。自分たちでお店やメニューを決めて昼食を取るというグループの生徒達もいました。夜は、薔薇園やイルミネーションやプロジェクションマップを見にでかけました。三日目は西海パールシーリゾートに行き、九十九島を遊覧船から見たり、隣接する水族館「海きらら」で魚を見たり触ったりしました。アコヤガイを開いて真珠を取り出すという体験をした生徒もいました。修学旅行という体験を通して、生徒らは一回りも二回りも大きく成長しました。
 6月14日(水)~15日(木)には、小学部6年生の修学旅行があります。6月1日(木)には、修学旅行説明会と事前健康診断があります。ご多用とは存じますが、6年生の保護者の皆様、是非ご参加ください。

【前期産業現場等における実習はじまる】
 学校通信「結い」第2号でお知らせしましたように、5月29日(月)より、2週間、前期産業現場等における実習が、高等部ではじまります。1年生は校内実習、2・3年生は校外実習です(24事業所)。生徒たちは、今、事前の学習に取り組んでいます。実習の話を聞き、生徒一人一人が実習のめあてを立て、実習に向けて、意欲を高めています。保護者の皆様には、送迎や学校への帰宅連絡等、ご協力をよろしくお願いします。また、この実習終了後、報告会を行います。是非、ご参加いただき、実習の感想や将来への生徒たちの思いをお聞きいただけたら嬉しいです。小中学部の保護者の皆様もご都合がつきましたら、是非ご参加ください。
 中学部は進路学習の一つで、小倉南障害者地域活動センターや高校での活動や授業を見学する学習を、6月6日(火)と7日(水)に行います。

【ひとりごと】
 本校が取り組んでいる、「市民・学校・企業との連携による教材・教具・作品づくり事業」についての報道をきっかけに、多くの方から問い合わせがあります。とても嬉しいことです。少しずつ、この事業をきっかけにして、本校の教育を、多くの方に知っていただき、学校応援団員が増えていったらなと願っています。



第2号 平成29年5月2日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第2号 平成29年5月2日発行
文責 校長 井口 利之

 ツツジやポピーなどの色鮮やかな花が咲く、とても過ごしやすい良い時季になりました。学校も、調べ学習等で校舎外に出て活動する機会が増えてきます。今回は、体験することについて、少し考えをお話しします。
実体験をすることは子ども達の成長にとても大切だと考えています。現代は情報にあふれ、疑似体験ができる便利さがあります。だからこそ、便利さだけでなく、四季折々の花があって季節を感じられたり、実際に体験してわかる力を大事にしたり、本物の芸術等々に触れて感動する心をしっかりと育てていきたいと思います。明日から、5月の大型連休(5日間)が始まります。ぜひ、保護者の皆さまもお子さまと一緒に多くの体験をし、そして、感じたことを言葉や表情であらわしてあげてください。

【笑顔いっぱいの修学旅行】
 5月の16日(火)~18日(木)に、B棟(肢体不自由部門)中学部3年生は、修学旅行に行きます。一日目は佐賀県の宇宙科学館、二日目はハウステンボス、三日目は西海パールシーリゾートの行程です。事前の学習も始まっており、生徒らは期待に胸を膨らませています。

【歓迎遠足はじまる】
 4月26日(水)に小学部高学年が、28日(金)に中学部の歓迎遠足がありました。あいにく小学部高学年は雨天で、校内での歓迎遠足となりました。集会を行い、全員で楽しんでいました。中学部は山田緑地に行き、新入生歓迎を含め学部集会等を行いました。小学部低学年は5月10日(水)、高等部は5月11日(木)の予定です。是非、保護者の皆様も時間が許せばご参加ください。
 
【前期産業現場等における実習はじまる 】
 5月29日(月)より前期産業現場等における実習が、高等部ではじまります。この実習は、卒業後の進路に向けた大切な学習の一つです。実習は「校内実習」と「校外実習」があり、生徒らは現在、実習前の面接に出かけています(本年度も20カ所以上の事業所でお世話になります)。産業現場等における実習の説明会を、12日(金)にはE棟(病弱部門)の説明会、25日(木)にはC棟(肢体不自由部門)の説明会を行います。高等部の保護者の皆様には、実習中、ご協力をお願いします。

【お 礼】
 4月に行われました家庭訪問に際しては、お忙しい中、家庭での様子やお子さまへの願い等を教えていただきありがとうございます。家庭と学校が車の両輪のようになり、子ども達のもつ成長する力を促していけたらと思っています。不安なことや心配なこと等ありましたら、すぐに担任にご相談ください。5月には授業参観や学部懇談等も予定しています。是非、ご参加をお願いします。
 
【ひとりごと】
 新学期が始まり、1ヶ月が過ぎました。子ども達は新しい学年での学習や新しい先生達との出会いで緊張が続いたことと思います。連休で、気持ちや体の疲労をリフレッシュしてくれたらと願っています。
PTA総会へのご参加ありがとうございました。開校1年目を支えていただいた役員の皆様ありがとうございました。保護者の皆様と話をしながら、PTA組織運営だけでなく、「学び」について一緒に二年目も考えていければと思っています。新しく役員となった皆様をはじめ、保護者の皆様、ご協力をお願いいたします。


第1号 平成29年4月14日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第1号 平成29年4月14日発行
文責 校長 井口利之

 保護者の皆様、2年目になります校長の井口利之(いぐち としゆき)です。本年度もよろしくお願いします。4月の辞令で先生方の異動がありました。赴任された先生方とともに、子ども達のもつ可能性を伸ばし、主体性を持って自分らしく生きる子ども達になるよう、教職員一丸となって頑張っていきます。
本年度も、この学校便り「結い」を通して、学校での出来事や取組、思いなどについてお伝えできればと思っています。

【始業式・入学式がありました】
 進級・入学おめでとうございます。4月7日(金)に始業式を行いました。在校生の皆さん、ご進級おめでとうございます。4月13日(木)には、小中高等部の入学式が挙行されました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
新入生を迎え、全校児童生徒179名、教職員164名でスタートしました。学校は子どもたちの声であふれ、さらに活気がでてきました。
 
 始業式で、子どもたちに話した内容の一部を紹介します。

この一年、頑張ってほしいことを、子どもたちに4つ話しました。
 一つ目は、「あいさつを笑顔でしましょう」です。あいさつはとても大切なことは皆さんも知っていることです 。あいさつは声だけでありません。体で、目で、表情などで表すことが大切です。あいさつは気持ちが温かく  なり友達を増やします。
 二つ目は、「新しい友達や先生の名前を早く覚えましょう」です。名前を覚えると学校生活がどんどん楽しくな ります。
 三つ目は、「自分のことはできる限り自分でする」です。すぐに友達や先生に頼らず、まず自分でやってくださ い。先生達は困った時に必ず助けてくれます。自信を持って何事もチャレンジしてください。
 四つ目は、「感動する心を大切にしてほしい」ということです。いろいろな体験を通して、自分の目で見て、耳 で聞いて、触って、と五感で実感し、感動する心も大切にしてほしいという願いを伝えました。

次のような学校をめざして取り組んでいきます。
  ①児童生徒が、学ぶ意欲が高まる学校
  ②保護者が安心、信頼して我が子を託したくなる学校

お願い
 総合療育センター側の通路に、門扉を設置しました。自家用車等で来校の際はお手数ですが、確実な開閉をお願いします。不審者の来校を防ぐためのものですので、ご理解とご協力をお願いします。

ひとりごと
 校長室の窓から桜の花がよく見えます。桜を見ていると、はや1年が経ったんだ・・年齢でしょうか。少し感慨深くなります。この一年を通して、いろいろな方々との出会いがありました。その度に、本校は多くの方に支えられているんだなと感じました。「みんなで、みんなを」という気持ちを忘れず、保護者の方々・地域の方々・教職員が一丸となり「チーム」として、子ども達の成長に取り組んでいけたらと願っています。今年もよろしくお願いします。