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●● Kokura Special Needs School

北九州市立小倉総合特別支援学校

学校だより


  第13号 平成29年3月3日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第11号 平成29年3月3日発行
文責 校長 井口 利之

 はやいもので、もう3月になりました。1年のまとめの月である3月は、子ども達が、いろいろなことを学び、成長した姿をみせてくれる時期でもあります。成長は本人、保護者の皆様はじめ、教員も嬉しいものです。嬉しい反面、教員は、もう少し成長を応援することができたのでは、子ども達の表情を引き出したり自信を高めたりできたのでは、と力不足を痛感する時期でもあります。お子さまの成長を保護者の皆さまはどのように感じられておられるでしょうか。ぜひ、懇談会等で、お子さんの成長を1年間の学習を振り返りながらお話できればと思っています。
 3月は、学年最後の月だけでなく、別れの多い月です。3月6日(月)には、高等部卒業式が、14日(火)には小学部・中学部卒業式があります。子ども達には、立ち止まり振り返りながらも、前を見て歩いてほしいと願っています。特に、高等部の皆さんには、学校生活を終え社会に飛び立つだけに、いろいろな人や場所、出来事との出会いに感謝しながら、頑張って欲しいです。
  
 【卒業する皆さんへ】
  (高等部の皆さんへ)

 卒業を控え、「今の気持ちは」と尋ねられたら、みなさんは、どのようにこたえますか。私は、社会人として頑張れという気持ちと、まだまだこの学校で学んで欲しいなという気持ちとが、ぐちゃぐちゃな状態です。皆さんの中にある学校生活でのいろいろな思い出の一つ一つが、大切なあなたにしかない宝物です。是非大切にしてください。
先生から、皆さんに、次の言葉を贈ります。
     「かたつむり ゆっくりのぼれ 足立山」 
 小さな「かたつむり」が、学校から見える足立山に登るのはとっても大変ですよね。でも、夢を持って登るぞという気持ちを持って、ゆっくりゆっくりと登っていくと、きっと上の方まで行けると思います。今から社会でいろいろな困難に出会うかもしれません。学校は皆さんを応援していますよ。

 (小学部・中学部の皆さんへ)
 学習する中で、友達が増えたこと、わかったこと、できたこと、嬉しかったこと、どうしよう
かなと少し戸惑ったこと等、いろいろなことがあったのではないでしょうか。一つ一つが大切な経験です。学校生活を通じて、経験し感じたことや多くの友達ができたことを大切にして、次の学部では、今までに学んだ力を発揮し、新しいことを、さらに学んでください。応援しています。
  
 【高等部入学者選考終わる】
 2月17日(金)に高等部入学者選考あり、無事終えることができました。中学3年生にとっては、体調を整えながら頑張った、初めての受検でした。当日、みんなは、とても緊張したようです。そのような場面でも、緊張しながらも力を発揮してくれたことと思います。
全員が体調を崩すことなく、受検できたこと、とても嬉しいです。
 
 【ひとり言】
第3回学校評議員会議が2月21日(火)にありました。保護者の皆様からの学校評価アンケートと本校教職員の学校評価の結果報告を主に行い、助言をいただきました。保護者の皆様にはお忙しい中、多くのアンケート提出をいただきありがとうございました。結果と助言を踏まえ、よりよい学校になるよう頑張っていきます。ぜひ、保護者の皆様のお力添えをお願いします。尚、結果については後日、配布いたします。学校ホームページにも掲載いたします。


  第12号 平成29年2月10日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第11号 平成29年2月10日発行
文責 校長 井口 利之

「梅一輪一輪ほどの暖かさ」、この季節になると思い出される句ですね。この句は、服部嵐雪という松尾芭蕉のお弟子さんが詠まれたものです。意味は、寒い中だが、かすかではあるが暖かさを感じるという意味もあれば、一輪一輪と、だんだん咲くにつれて少しずつ暖かくなっていくという意味もあるようです。どちらにしても、春の足音が少しずつ聞こえてきで、心躍らせる句ですね。とはいえ、まだまだ寒さは続きます。感染症も流行しています。体調に気を付けられてください。
 
 【食育授業行われる】
 学校では、給食記念週間にあわせて、食育に関する授業が1月下旬に行われました。子ども達の成長に合わせた内容で学習を行いました。栄養教諭が食育の授業を行った学部もありました。病弱部門小学部では、体は食べ物から作られていることを知り、どのような食べ方をすると体の成長や健康に良いのか考え発表しました。また、正しい五味(甘い、しょっぱい、すっぱい、苦い、うま味)を味わったり、鰹節を削ったりしました。体験を通して、食べ物への関心や健康とのつながりを感じたようです。中学部・高等部の生徒らは、体を作っている細胞の数や食事・睡眠と脳・体との関係を知り、噛むことの大切さ、バランスの良い食事の大切さ等が改めてわかったようです。そして、食事が生きるために大切なものであることも改めて分かったようです。自分の食習慣を見つめなおす良い機会になった授業でした。
全体では、学校給食調理士さんへの感謝の会を行い、食事の大切さだけでなく、給食に携わる多くの方々に感謝する会を行いました。

 【お別れ会が行われます】
学部ごとに、新児童生徒会役員を中心に、卒業生(第一回卒業生です)とのお別れ会があります。各学部でプログラムを考え行われます。別れは寂しいものですが、出会いの始まりでもあります。いろいろな人と出会い、多くの事を学び成長し続けることを願っています。
 
 【高等部入学者選考】
 2月17日(金)に高等部への入学希望者の選考を行います。部門は、「肢体不自由教育部門」「病弱教育部門」と2つあります。高等部の皆様には、当日、自宅学習となり、申し訳ありません。ご理解とご協力をお願いいたします。
 
 【新入生・転入生保護者説明会】
 2月24日(金)に、小中学部の新入生・転入生保護者説明会を行います。小中学部の皆様には、下校便の変更でご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 【ひとり言】
 今回は、特別支援教育コーディネーターの紹介です。本校には、3名のコーディネーターがいます。内容は、校外の支援、校内の支援と2つに分けられます。校外支援の具体的なものは、@訪問相談や来校相談、A小学校への移行支援、B教材等の貸出、C園や学校で行われる研修会への協力などです。校内の支援では、主に、保護者の方や教員からの相談を受け、医療・福祉等の関係機関の窓口となり連携を図りながら解決に取り組んでいます。また、新入生や転入生が、学校に慣れるための前籍校との連絡や転籍先の学校に引き継いだりしています。    
 保護者の皆様、お気軽に、まずは、担任にご相談ください。担任がコーディネーターとつなぎ、一緒に考えていければと思っています。


 第11号 平成29年1月13日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第11号 平成29年1月13日発行
文責 校長 井口 利之

 平成29年の新しい年を迎えました。新年あけましておめでとうございます。皆さんはどのように年末年始を過ごされましたでしょうか。初夢を皆さんは見られましたでしょうか。昔から縁起の良い夢に、「1富士、2鷹、3茄子」と言われています。ご存じの通り、「富士は日本一高い山で、富士は無事につながる。鷹は賢くて強い鳥で、鷹は高いにつながる。茄子は事を成すにつながる。」という縁起の良い夢をあげ、今年も無事に過ごせ、自分自身を成長させたいという願いをもち、日々過ごしていたようです。ちなみに、茄子は毛が無いので、怪我がないという意味もあるようですよ。皆さんの今年の夢は何ですか(小さい頃から夢はたくさんあったと思います。そして今も)。夢をもつことは、とても大切なことだと思っています。夢を持ち、その夢を叶えようと、努力する、積極的に一歩踏み出す、そして、叶えようとする経過の中で、他人との繋がりが増えてくる等、夢を持つことで、たとえ叶わなくとも、結果、自分の宝物が増えていくことにつながるからです。子どもたちはじめ、皆さんが「夢」をもち、夢をかなえるために頑張れる年になるといいですね。
 1月10日(火)に、3学期の始業式がありました。学校に子どもたちの声がし、学校に活気が戻ってきました。冬休みはいかがだったでしょうか。子どもたちは大きく体調を壊すことなく、元気に楽しい冬休みを過ごしたようです。始業式では、子どもたちの笑顔に会えて、嬉しい気持ちでした。
さて、3学期は一年で一番短い学期であり、まとめの学期です。学年のまとめや卒業という学校のまとめの学期です。子どもたちが、一日一日を大切に過ごし、夢を持ち、その夢を叶えられるように支えながら歩んでいけるよう、保護者の皆様、学校応援団の皆様(ボランティアの方々、児童生徒に関わりのある方々)、そして教職員がタッグを組んで支えていければと思っています。本年もよろしくお願いします。
 
【高等部入試、目前に】
 中学部3年生にとって、大切な時季を迎えます。卒業もそうですが、2月に行われる高校受験です。生徒らは一生懸命に学習に取り組んでいます。一日一日を大切にし、もてる力を発揮してくれたらと願うばかりです。 「フレーフレー3年生!!」

【ひとり言】
 今回は、「進路指導」についてです。皆さんは、進路指導にどのようなイメージをもたれていますか。高校はどこに、働き先は、と行き先を一番にイメージされるのではないでしょうか。
学校では、子ども達の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力(「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」)や態度を育成することを大切にし、教育活動全体を通して取り組んでいます。
 小学部では、社会生活の中での自らの役割や、働くこと、夢を持つことの大切さや興味関心の幅の広がり等に重きを置いた取組を。中学部では社会における自らの役割や将来の生き方・働き方等についてしっかり考え、目標を立てて計画的に取り組む態度を育て、進路の選択・決定ができる力を高める取組を。高等部では勤労観や職業観等の価値観を自ら形成し確立できる取組を行っています。
 家でも家族の一員としてできること(テーブルを拭く、カーテンを開ける等、できることをできるところから)をして、毎日、家族から「ありがとう。助かるよ。」と言葉をかけられ認められることは何よりも大きな自己肯定感や自信につながっていきます。そして得られる自信こそ成長の一番の原動力になっていきます。家庭と学校、子ども達の成長を促すために、ともに頑張りたいですね。


 第10号 平成28年12月22日発行
  北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第10号 平成28年12月22日発行
文責 校長 井口 利之

 今年も余すところわずかとなりました。今日、2学期の終業式(訪問部の数名は21日に)がありました。2学期を振り返りますと、学習発表会、高等部(肢体不自由部門)修学旅行、小学部修学旅行、産業現場等における実習、校外学習や交流、コンサートなど、いろいろな活動がありました。児童生徒は、どの場面でも一生懸命取り組み、思いっきり楽しんでいました。
 特に学習発表会は、本校はじめての行事で不安もありましたが、児童生徒一人ひとりが輝き、とてもすばらしい発表会でした。児童生徒と先生が一緒に考え、作っていった成果ではないかと思っています。本当に、すばらしい児童生徒らとすばらしい先生達で、さらにチームワークの良い学校になったと思っています(自画自賛ですみません)。
 年末年始を迎え、各ご家庭では一層多忙な時季を迎えられるのではないでしょうか。地域の行事への参加や友達と会ったり、親類が集まったりする機会が年末年始にあるのではないかと思います。是非、いろいろな人と会う中で、お子さまの成長について話していただけたら嬉しいです。また、体調を崩しやすい時季でもあります。くれぐれもご自愛ください。

 【懇談会ありがとうございました】
 保護者の皆様には、お忙しい中、懇談会への参加ありがとうございました。2学期の学習の様子や成長の様子の説明を聞き、いかがだったでしょうか。お子さまの成長が見えましたでしょうか。今後の課題について確認ができましたでしょうか。お子さま一人ひとりが楽しく学び、生きる力をたかめていくためには、保護者の皆様とタッグを組んでチームで指導を行うことが大切であると考えています。引き続き、よろしくお願いいたします。
 
 【児童生徒会役員選挙・役員交代式】
 小学部は13日(火)に役員交代式を、中学部は15日(木)・高等部は16日(金)に役員改選選挙が行われました。18才選挙権も始まり、良い学びの場になっていると思っています。選挙期間中はポスターを掲示し、演説はたすきをかけて行っています。役員改選選挙では、投票箱や記入台を市の選挙管理委員会よりお借りし、立ち会い演説の後、選挙管理員立ち会いの下、投票を行いました。新役員が各学部とも決まりました。
旧役員の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。新役員の皆さんには、みんなが協力しながら、楽しい学校にしていくよう努めていただくことを期待しています。

 【PTAバザー大盛況に終わる】
12月8日(木)にPTAバザーがありました。PTAバザー開催に携わっていただいた保護者の皆様には、子ども達の安全に配慮した2会場設定をしていただき感謝申し上げます。そのおかげで、子ども達は買い物やゲームを十分楽しめました。また、販売をする経験やお金のやりとりをする大切な機会を、生徒達に提供していただき感謝しています。PTA役員をはじめ、保護者の皆様お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 【ひとり言】
 開校して、あっという間の9ヶ月でした。年々、早いと感じるのは私だけでしょうか(年齢を重ねる毎に早く感じるらしいですよ)。今年1年、皆様はどうだったでしょうか。良い1年だったでしょうか。年末になると、恩師の言葉をよく思い出します。人はすぐに一喜一憂するが、物事の善し悪しは一時では決まらないというような言葉です(でも、人ですから・・一喜一憂しますよね)。 来年は干支で言えば「酉(とり)」です。果物が熟す頃を意味すると言われています。子ども達がさらに学び、楽しさや幸せをいっぱい感じる年にしたいですね。
それでは、皆様、良い年をお迎えください。


 第9号 平成28年12月2日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第9号 平成28年12月2日発行
文責 校長 井口 利之

 二十四節季の「小雪」を過ぎたのに雪がちらほら舞う気配は全くないなと思っていたら、突然の急な冷え込みに驚かされています。学校も体調を崩す子ども達がでてきています。インフルエンザ流行の時期を迎えています。保護者の皆様も体調を崩されないよう、健康管理には十分配慮されてください。
はやいもので12月です。子どもたちは、2学期の学習のまとめに一生懸命取り組んでいます。

【産業現場等の実習報告会・中学部職場体験学習報告会 すばらしい会でした】
 高等部生徒の後期産業現場等の実習が無事終わりました。今回の実習では、25の事業所にお願いし、生徒らは実習を行いました。3年生にとっては最後の実習で、卒業後の進路を決めていく上で大切な実習でした。11月21日(月)・22日(火)に肢体不自由教育部門が、25日(金)に病弱教育部門が、実習後の報告会を行ないました。多くの方の参観をいただきありがとうございました。生徒らの発表から、働くことの意味や大切さを多く学んでくれた実習、自分の生き方を考える契機となる実習だったと感じました。保護者の皆様には、実習期間中、ご協力をいただきありがとうございました。
 病弱教育部門の中学部2年生が、職場体験学習を、11月1日(火)、2日(水)、7日(月)に行いました。わんわんハウス、レッドキャベツ、小倉南幼稚園で体験をし、活動を通して、いろいろなことを感じたようです。今後の進路について考える良い機会となりました。

 【授業参観ありがとうございました】
 2学期の授業参観が、学年や学習内容毎に日程を変え行われました(まだの学年もありますが)。お子さまの様子はいかがだったでしょうか。家庭とは違う姿が見られたのではないでしょうか。お子さま一人ひとりのもつ力を発揮させ、伸ばすために、どのような指導が良いのかなど、日々、教職員一丸となって努力しています。保護者の皆様でお気づきになられたことがありましたら、教えてください。よろしくお願いします。12月中旬には保護者懇談会を予定しています。お子さまの学校や家庭での様子を交えて懇談できればと考えています。ご多用とは存じますが、是非ご参加くださいますようお願いいたします。

 【あいさつ運動 子ども達の声が響き渡る】
 11月24日(木)〜30日(水)の期間、児童生徒会はじめ校内委員会が順に、あいさつ運動を行いました。「笑顔であいさつができる」「コミュニケーションの輪を広げる」ことをめあてに取り組みました。この期間は、たすきを掛けた委員会メンバーが、決まった時間、決まった場所で行うだけでなく、教室間の移動中にも積極的に取り組んでいました。あいさつって本当に気持ちが良いですね。校舎内に子ども達のあいさつの声が響いていました。

 【ひとり言】
 本校には、4つの学部(小学部、中学部、高等部、訪問教育部)がありますが、お子さんの在籍する学部以外のことを保護者の皆様が知る機会はほとんどないのではと思います。そこで紙面で簡単ですが、お知らせします。今回は、訪問教育部の紹介です。校内で授業を行っていないので、知らない方が多いと思います。訪問教育部は、学校に通学して学ぶことが難しい子どもたちに、児童生徒宅(在宅)や病院内(*院内学級)で授業を行っています。在宅では、教員が家庭や療育センター二病棟に出向き授業を行っています。学校に登校して授業を受けるスクーリングも行っています。院内学級では、病院内にある教室に児童生徒が登校し学習をしています。ベットサイドで授業を行うこともあります。医師等と連携を取りながら指導を行っています。  
  *院内学級は3病院内にあります。小倉医療センター、市立医療センター、労災病院です。


 第8号 平成28年11月8日発行
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第8号 平成28年11月8日発行
文責 校長 井口 利之

 11月に入り、だいぶ朝晩と日昼の温度差がでてきました。私も衣服の調節だけでなく、空気の乾燥にも注意をはらっていくことが大切だなと感じています。皆様はどのようなことに気をつけられていますか。10月22日に行われました学習発表会では、足下の悪い中にもかかわらず、大くの方々にご参観いただきありがとうございました。また、子どもたちの作品展示もご覧いただき、あわせてお礼申し上げます。子どもたちの演技はいかがだったでしょうか。子どもたち一人ひとりのキラキラとした輝きをご覧いただけましたでしょうか。演技だけでなく、児童生徒会を中心に、みんなで協力して作っていこうとする態度、とてもすばらしかったと感じています。
 学校開放週間では、多くの方々のご来校をいただき、ありがとうございました。この週間だけでなく、見学はいつでもできますので、ご遠慮なさらずにどうぞお越しください。
   
 【保護者と学ぶ規範意識授業】
 10月1日に、講師に元福岡県警察少年非行抑止・児童虐待防止対策担当をされていた合屋知津子様に来校いただき、子どもたちや保護者の皆様に話をしていただきました。
子どもたちに人形やペープサート等を使って、社会で生きていくために大切なことを中心に話をしていただきました。子どもたちは、生活(家庭・社会)する上でのルールやそれを守る大切さについてさらに学びを深めたようです

 【産業現場等の実習はじまる】
 10月31日(月)から11月11日(金)の2週間、高等部生徒の後期産業現場等の実習が始まりました。6月と同様に、2・3年生は、事業所等に出かけて実習を行っています。3年生にとっては最後の実習です。働くことの意味や大切さを多く学んでほしいと願っています。保護者の皆様にはお願いすることが多々ありますが、ご協力をお願いします。
 この実習の報告会を、11月22日(火)に肢体不自由教育部門が、25日(金)に病弱教育部門が行います。ご多用とは存じますが、多くの方のご参加をおわせてお願いします。

 【あいさつ運動はじまる】
 11月24日(月)から30日(水)まで、あいさつ運動を行います。これは、児童生徒会を中心に、「笑顔であいさつができるようになること」「コミュニケーションの輪を広げること」をねらいに計画したものです。小学部5年生から高等部生徒全員が、自分たちで運動する時間を決めて取り組みます。是非、来校時には、あいさつ運動をしている子どもたちに応援のお声をいただければ嬉しいです。あいさつ運動は3学期も行う予定です。
 
 【PTA研修大会開催】                  
 11月10日(木)に、うぇる戸畑で、本校PTAが開校に向けたPTA組織等つくりについて発表を行います。発表される方、発表作りに携わられたPTA役員の皆様、本当にお疲れ様です。本校の発表です。是非、発表を聞きに、そして発表者の応援に、どうぞ会場に足をお運びください。 
                              
 【本校応援団の取組紹介】
 現在、2名のボランティアの方に教材・教具の作製をしていただいていいます。書見台や机に取り付けるカットアウトテーブル、クッション等を作製していただきました。早速使わせていただきます。ありがとうございました
   
 【工事に伴うお願い】
 A棟南側のフェンスが校舎側近くに移動します。工事関係者と連絡を取りながらA棟1階教室の授業に妨げがないよう努めていきます。保護者の皆様には、駐車場所が少し減少します。さらなるご協力をお願いします。


 第7号 平成28年10月14日発行  
  北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第7号 平成28年10月14日発行
文責 校長 井口 利之

 10月と思えない気温や湿度の高さに、温暖化の影響なのかと少し心配をしています。少し気温は下がりましたが、平年よりは高いようです。しかし、校内を見渡すと、彼岸花やオシロイバナの花が咲き、植物から、少しずつ秋のお訪れを感じる候になりました。ところで、みなさんは「○○の秋」という○○に入る言葉、何をイメージされますか。食欲? 読書? スポーツ?等々。
全身で秋という季節を味わいたいですね。今から過ごしやすい気候になってきます。子どもたちは、この良い季節に、校外学習や社会科見学に出かけます。多くのことを見聞きし・感じ・表現する活動や集団での活動を通して、多くのことを学んでほしいと願っています。

  【Enjoy 修学旅行】
 2つの学部で修学旅行がありました。両修学旅行とも、参加者全員が元気にかえってこられたことが一番良かったと思います。
高等部2年(肢体不自由教育部門)は、9月27日(火)〜29日(木)に大阪に修学旅行に行きました。生徒たちのパワーでしょうか、雨天を曇り空に変え、計画通りに見学ができた旅行でした。一日目は海遊館を見学し、二日目はUSJで遊び、三日目は通天閣に行き、大阪の街を見学しました。二日目のUSJでは2班に分かれて行動しました。ジョーズ、4Dシアターなどを見学しました。ジュラシックパーク前では、急に恐竜が現れて驚いた生徒たちもいました。昼のパレードは、ダンスだけでなく、泡や紙が降ってきて、泡が顔についた生徒たちもいました。三日目は通天閣周辺を見学しました。ビリケンさんの足裏を撫でたり、飲食店のサンプルを見て、その大きさ(安さにも)に驚いたりして、満喫していました。
 台風の影響で小学部6年生は、10月6日(木)〜7日(金)に変更して大分方面に修学旅行に行きました。2つの部門が一緒に行った修学旅行でした。一日目はうみたまごを見学しました。たくさんの魚だけでなく、イルカやセイウチのショーも見ました。イルカやセイウチに触った子どもたちもいました。ホテルでは露天風呂と美味しい食事、なにより友だちと一緒に遊んだり、枕投げをしたりすることが楽しかったようです。浴衣に着替えた子どもたちもいました。二日目は3グループにわかれてハーモニーランドを見学しました。キャラクターと握手したり、パレードを見学したりしました。トレインやメリーゴーランドなどの乗り物でも楽しみました。嬉しそうに、お土産を何にしようかと迷っている子どもたちもいました。
 2つの修学旅行とも、みんなで活動しているときの笑顔、見学先での驚いた顔、はじめての場所で戸惑った顔、買い物での真剣な眼差しなどから、子どもたちが、修学旅行を満喫し、全身で楽しんでいるのがよく分かりました。この旅行を通して、子どもたちは、大きな経験をし、自分の持つ力を発揮し、一回りも二回りも成長しました。そして、こころのアルバムも増えました。

  【お知らせ】                          
10月22日(土)に、学習発表会を行います。保護者の皆様と児童生徒で一緒に観覧していただきたかったのですが、体育館が狭小なため、次のように行います。22日(土)の午前中に、開会式と小学部の演技を。午後は中学部・高等部の演技と閉会式を行います。午前演技の小学部児童は、12時15分便の下校となります。中学部・高等部の生徒は、午後もありますので、お弁当持参での参加となります。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。
  
  【ひとり言】

 秋の夜長に読書はいかがですか。時間を少し取り、子どもたちと一緒に読むのもいいですね。
私は、漫画が好きで(読書なのとお叱りをうけそうですが)、1冊紹介します。「スラムダンク」
の作者が描いたものです。車いすバスケットの話で、「リアル」と言います。葛藤や心情が丁寧に描かれていると感じました。

 第6号 平成28年9月2日発行 
 北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第6号 平成28年9月2日発行
文責 校長 井口 利之

 42日間という長い夏休みも終わり、2学期の授業が始まりました。9月1日に、子どもたちの元気な姿に会えとても嬉しかったです。
 ところで夏休みはいかがだったでしょうか(とても暑い夏休みでしたね)。子どもたちの表情や肌の色から、いろいろな体験をし、夏休みを楽しく元気に過ごしたのだろうと思います。生活リズムが少し乱れたお友達は、はやく戻しましょう。
 さあ、2学期のスタートです。この2学期は1年で一番長い学期です。また、高等部(肢体不自由部門)、小学部修学旅行、学習発表会、校外学習など、行事が多くある学期です。2学期もみんなで楽しい学期にしましょう。
 保護者の皆様には、何かとご協力をいただくことが出てきます。よろしくお願いいたします。
 
   【学習発表会練習始まる】
 学習発表会を10月22日(土)に行います。まだ、先のことのようですが、9月末より、各学年や各学部で演技の練習に取り組みます。各学年より準備等で保護者の皆様にご相談することがあります。ご協力をお願いいたします。発表会当日の詳細につきましては後日お知らせいたします。

   【防災の日】                      【後期授業はじまる】
 9月1日は防災の日です。防災について       10月3日(金)より、授業時数確保のため、小
みんなで考えようという日です。           学部1年生は金曜日が6校時授業に、小学部3年生
 各学年で防災訓練や防災について考える       は月曜日が6校時授業になります。詳細は後日お知
取組を行いました。                 らせプリントを配布いたします。
                          *他の学年は変更ありません。
   【工事情報】
 ○夏休み中にA棟南側の道路を掘削し、上下水道の移設、旧正門横の体育倉庫、揚水ポンプの解体を行いましたが、一部の工事については10月上旬までと工事期間が延長しています。授業に影響がないよう工事業者とも相談しながら工事をすすめていきます。駐車場所等でさらにご迷惑をおかけいたしますが、ご協力よろしくお願いいたします。
   【ひとりごと】
  8月17日(水)・18日(木)と熊本市で、九州地区病虚弱教育研究連盟の大会が行われました。
 本校も研究発表を行いました(とても良い発表でした)。           
 他校の発表の中に、熊本地震発生から学校再開までの経緯や課題についての報告がありました。
「緊急連絡手段」「備品・備蓄物資」「心のケア」の3項目で課題をまとめていました。
 具体的には、メール配信登録が100%でないこと。教室等へのヘルメット・防災頭巾の教室配備がいること。 1食分の食料や水、薬などの防災グッズの準備( 家庭から)が必要。情報を共有しながら複数で対応できる、組 織体制の確認、見直しが必要。等でした。
 本校も考えていかなければならない課題のため、とても参考になりました。  

  【パラリンピック】 
  リオでのパラリンピックが9月8日(木)〜9月19日(月)に開催されます。*日本時間
 北九州市ゆかりの選手2名も参加します。お二人とも車いすマラソンに参加します。
  ぜひ、競技を楽しみ自己ベストが出せるよう頑張ってほしいなと思います。みなさんは、体を動か
 すことは好きですか?スポーツの秋、少し体を動かしてみませんか。
                       
 
 第5号 平成28年7月20日発行 
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第5号 平成28年7月20日発行
文責 校長 井口利之

 今日で1学期の授業が終わります(あっという間の1学期でした)。修学旅行や宿泊学習をはじめ大切な行事が多くありました。子ども達が一回り二回り成長した学期でした。進入生や転入してきた子ども達やご家族にとっては、いろいろと戸惑うことがあったと思います。また、開校ということで、一つ上の学年になった子ども達や保護者の皆様にとってもご苦労があったことと思います。夏休みに十分疲れを取ってリフレッシュしてください。
 昨年はE棟校舎建設工事のため、「夏の教室」「登校日」ができませんでした。今年も校舎解体に伴い実施することができません。子ども達や保護者の皆様には連続となり、大変ご迷惑をおかけいたします。いよいよ42日間の夏休みが始まります。有意義に過ごしてほしいと思っています。1学期間、保護者の皆様には様々なご支援・ご協力ありがとうございました。

【終業式で次のような話をしました】
 1学期間、みなさんよくがんばりました。夏休みは42日間あります。体調を崩した人は、ゆっくり休んで早く直してください。休みの計画を立てているお友達もいるかもしれませんね。校長先生から、休みの中で取り組んで欲しいことが一つあります。それは、家の中で自分の出来ることを一つ決めて取り組んでほしいということです。難しいことでなく、大切なのは毎日取り組むことです。 この後、先生達からの夏休みの過ごし方をよく聞いて、計画を立てて自分のリズムをこわさないよう過ごして下さい。8月9日の登校日、9月1日の始業式に笑顔で会えるのを楽しみしています。
 
【宿泊学習に行ってきました】
 7月6日(水)〜7日(木)に小学部5年生が、12日(火)〜13日(水)に中学部2年生(肢体不自由部門)が、もじ少年自然の家に宿泊学習に行きました。カヌー、室内ゲーム、キャンドルサービスなどの活動をしました。5年生は、親元を離れ、はじめて友達や先生達とで泊まる体験でした。泊まらずに帰宅する友達もいましたが、楽しく体験ができました。中学部はあいにく雨という天気でしたが、体育館でカヌーに乗って揺れを楽しみました。

【ご協力ありがとうございます】
 駐車場が6月より狭小となり登下校時や個人懇談会等では、ご迷惑をおかけしました。また早急な車移動の対応をしていただきありがとうございました。無事、校外学習等を行うことができました。夏休み中には本格的な工事になります。いろいろとご迷惑をおかけすることと思います。ご理解いただき、2学期も引き続き、よろしくお願いいたします。
 
【ひとりごと】
 夏休みは、夏季の暑熱の回避が主な要因ですが、世界では期間はさまざまなようです。一般的に、「先生も夏休みでしょう」と思われがちですが、先生方は、通常勤務で、会議や研修等に参加し指導力を高めたり、2学期の授業準備をしたりするために取り組む期間です。先生達も頑張っています。

【工事情報】
 ○夏休み中の工事情報です。
 ・A棟南側の道路掘削し、上下水道の移設。 ・旧正門横の体育倉庫、揚水ポンプの解体。
 ・本格的な旧企救特支の校舎解体。 などが行われます。
  *2学期から、正門からの車の出入りはできなくなります。
 ○2学期から変わる情報です。
 ・給食物資(ご飯、野菜等)の搬出入が、通用門から車が入り、C棟スロープ辺りに駐車して行います。
  駐車する時間帯は子ども達の下校時間に重ならないよう調整をしていきます。
 ・同じく、ゴミ収集車の出入りも、通用門からとなります。
第4号 平成28年7月1日発行 
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第4号 平成28年7月1日発行
文責 校長 井口利之

 7月を前に、本格的な梅雨に入ったような雨や曇りの天候が続いています。みなさん体調はいかがですか。学校では、体調を崩す子どもたちが少し見られるようになってきました。
 高等部の実習報告会では、一回り成長した生徒達の姿をみることができ、とてもたくましく感じました。保護者の皆さまはいかがだったでしょうか。
また、中学部、高等部では、6月末に1学期末の考査がありました。全員がドキドキでしたが、はじめて受けた中学1年生は、いっそうドキドキだったようです。
 さて、7月6日(水)〜7日(木)に小学部5年生、12日(火)〜13日(水)に中学部2年生(肢)が、もじ少年自然の家で宿泊学習を行います。いま、事前の学習に一生懸命に取り組んでいます。
 【今年の学校評議員をご紹介します】
 7月4日(月)に「第一回 学校評議員会」を開催いたします。この学校評議員制度は、学校ごとに、教職員以外の方で教育に関する理解と識見を有する保護者や地域住民の方々に、学校運営に関して多様な意見を言っていただき、協力を得ると共に学校運営の状況などを周知していただく制度です。 第一回目は、委嘱状の交付と本校の学校経営の方針説明が中心でした。
 
<今年度の本校の学校評議員の紹介>
  ・ 松 尾 圭 介 様(北九州市立総合療育センター所長)
  ・ 谷 口 和 子 様(北九州「あゆみの会」常務理事)
  ・ 野 依 啓 多 様(元本校校長 小倉南障害者地域活動センター長)
  ・ 築 別 悦 子 様(若園児童館館長)
  ・ 原 田 葉 子 様(現本校PTA会長)
  ・ 谷 口 一 美 様(現本校PTA副会長)

 【協力のお願い】
 7月11日(月)より、保護者懇談会を行います。1学期の学習の様子や課題などを中心にお話させていただきます。そこで、お願いです。家でのお子さんの様子も是非お聞かせください。指導したことが生活の中で活かされているのか、今の生活上の課題は何なのか等、お話しいただけると2学期以降の指導に役立てることができます。よろしくお願いします。
 駐車場が狭いため、懇談会が7月11日(月)から19日(火)まで、毎日行われます。車で来校されたときは、必ず、駐車証の呈示をお願いします。
 【ひとりごと】
みなさんは、「お子さんの好きなことは何ですか」と尋ねられた時、すぐに思い浮かびますか。「好きなこと」には幾つかの効能があります。みなさんは、「好きなこと」を思い浮かべるこ
とで、苦手なことや嫌な時間もやり過ごすことができた経験をお持ちではないでしょうか。「好きなこと」が同じ仲間と、楽しい時間を過ごした経験も。上手にできなくても、ささやかなことでも、ちょっと変わったことでも、「好きなこと」は生活を豊かにしてくれます。子どもたちの、そして私たちの「好きなこと」を大切にしていきたいですね。
 ◇下校便変更のお知らせ◇
 宿泊学習に伴い、7月5日(火)は水便下校、6日(水)は1・2便下校(1便は小学部)
7月13日(水)は2便下校に変更になっています。下校時刻の確認をお願いします。

第3号 平成28年6月22日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第3号 平成28年6月22日発行
文責 校長 井口利之

 梅雨入りし、蒸し暑い日が続いています。体調はいかがでしょうか。学校は開校して、2ヶ月あまりが過ぎました。子ども達は、校外学習、交流教育、プール学習、委員会活動やクラブ活動など、いろいろな学習活動に取り組んでいます。
 【笑顔いっぱいの修学旅行】
 5月24日(火)〜26日(木)に、中学部肢体不自由部門の修学旅行がありました。
佐賀県立宇宙科学館や長崎ハウステンボス、西海パールシーリゾートに行きました。2日目の夜には、ハウステンボスのイルミネーションを見に出かけました。元気いっぱいに加え、ワクワクどきどきの楽しい修学旅行ができました。生徒らは、この経験で一回りたくましくなっていました。
 【交流教育はじまる】
 6月8日(水)に小学部病弱部門が春吉園行き、年長者の方と交流を行いました。活動や司会などを事前に決め、練習をして子ども達は臨みました。翌9日(木)には小学部肢体不自由教育部門が合馬小学校と交流を行いました。出発時の雨で、体育館での交流となりました。22日(水)には、小学部病弱教育部門のすがお小学校との交流が予定されています。高等部は、小倉南高校と交流を行っています。小倉南校の生徒らが来校して行われることが多いのですが、高校に行って一緒に授業を受けるという交流も行います。小学生で交流し、高校でも交流をしている生徒さんもいました。少しずつですが、交流教育の根が広くはり、みんなが住みよい共同社会になればと願っています。
 【前期産業現場等における実習おわる】
 高等部の前期産業現場等における実習が無事、終わりました。生徒らは、最初の頃は、作業内容に慣れるのに時間を要したことや、周囲の人に尋ねたり、声をかけたりすることに戸惑いが見られましたが、毎日の実習を経ていく中で、周囲の人に、作業終了の報告や分からないときは尋ねるという姿が見られました。何より、生徒らの集中力の高さに成長を感じました。保護者の皆様には送迎をはじめ、色々な面でご協力いただきありがとうございました。なお、6月24日(金)病弱教育部門、29日(火)肢体不自由教育部門の実習報告会が予定されています。生徒らの発表を是非聞いていただけたらと思います。小中学部の保護者の皆様も時間が許す限りどうぞご参加ください。まだ先のことと思わず、様子を少しでも知っておかれると、将来に向けて、今、何が大切なのかがわかる手がかりになると思います。

 【学校からのお願い】            【ひとりごと】
 保護者の皆様には、校内駐車場所が狭くなり、   選挙の投票権が18才に引き下げられ、参議
いろいろな面でご協力いただきありがとうござ   院選挙が初めての選挙となることは皆さんご 
います。校外学習に伴うバスの出入りのため、   存じのことと思います。昨年度、選挙管理委員
急な車移動をお願いすることがあります。     会職員から説明を生徒らにしていただきました。
 スムーズな車の移動ができますよう、ダッシ   立候補者の話を聞いて、自分はどのように考え
ュボードに配布しましたカードの提示をお願い   るのかが大切となります。生徒らには自分の考
します。                    えを投票に伝えてほしいと願います。



第2号 平成28年5月20日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第2号 平成28年5月20日発行
文責 校長 井口利之

 開校ということで、慌ただしく学期が始まったなかでの長期の休み(ゴールデンウィーク)でした。いかだったでしょうか。疲れは十分とれましたでしょうか。リフレッシュされたという方も多かったのではないかと拝察いたします。
 新学期が始まり、1ヶ月あまりが過ぎました。子どもたちは、新しい先生や教室に慣れ、学習に一生懸命取り組んでいます。短い期間の中にも、多くの行事等がありました。様子を少しお知らせいたします。
 【笑顔いっぱいの修学旅行】
 4月19日(火)〜21日(木)に高等部病弱部門の修学旅行が、5月10日(火)〜12日(木)に中学部病弱部門の修学旅行がありました。中学部は見学中に雨が少し…という場面もありましたが、両修学旅行とも、天候に恵まれ、生徒らは貴重な体験ができた修学旅行でした。高等部は「ルールを守る・思い出・楽しい」をスローガンに、スカイツリー、浅草、フジTVの見学、グループ別行動でのTDLのアトラクション、そして夜のパレードを楽しみました。中学部は「絆を深め、はじけよう」をスローガンに、金閣寺、太秦映画村、東大寺の見学、道頓堀での買い物やインスタントラーメン館でのチキンラーメン作りなどの体験をしました。文化に触れ、見聞を広げることや学習した内容を深めることも含め、生徒らはそれぞれ満喫していました。
 知識だけでなく、実際に見たり触ったりする体験の大切さ、友達との絆がさらに深まった修学旅行でした。5月24日(火)からは、中学部肢体不自由部門の修学旅行があります。
 【友達を増やそう】
 4月27日(水)に中学部が、28日(木)に小学部高学年の歓迎遠足がありました。あいにく両学部とも雨天で、校内での歓迎遠足となりました。集会を行い、全員で楽しんでいました。小学部のある学年は、友達の名前を楽しみながら早く覚えられるよう、学年みんなの顔写真を使ったビンゴゲームをしていました。写真がでる度に、子どもたちから喜びの声や驚嘆の声がでていました。小学部低学年は5月18日(水)、高等部は5月19日(木)の予定です。是非、保護者の皆様も時間が許せばご参加ください。
 【前期産業現場等における実習はじまる】
 5月30日(月)より前期の産業現場等における実習が、高等部ではじまります(2学期に後期があります)。この実習は、卒業後の進路に向けた大切な学習の一つです。実習は「校内実習」と「校外実習」があり、生徒らは現在、実習前の面接に出かけています。27日(金)には、現場実習決起集会を行います。保護者の皆様には、実習中、ご協力をお願いします。
 【ひとりごと】
 PTA総会へのご参加ありがとうございました。新しい学校となり、PTA組織や運営自体も、はじめてのことばかりです。保護者の皆様と話をしながら子どもたちの「学び」だけでなく、保護者の皆様の「学び」を助けられるPTAになればと思っています。
 ご協力をお願いいたします。

第1号 平成28年4月25日発行
北九州市立小倉総合特別支援学校
学校通信「結い」 第1号 平成28年4月25日発行
文責 校長 井口利之

 保護者の皆様、はじめまして。校長の井口利之(いぐち としゆき)と申します。
4月1日(金)に、本校は、北九州市立小倉総合特別支援学校として開校しました。
北九州市の東部地区再編整備で新しくできた学校です。市内ではじめての肢体不自由教育部門と病弱教育部門をもつ総合特別支援学校で、まだ一歩を踏み出したばかりの学校です。保護者の皆様や地域の皆様と一緒に連携しながら一歩一歩着実に歩んでいけたらと思っています。よろしくお願いいたします。
【始業式・入学式がありました】
 進級・入学おめでとうございます。4月8日(金)に始業式を行いました。在校生の皆さん、ご進級おめでとうございます。4月13日(水)には、小中高等部の入学式が挙行されました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
新入生を迎え、全校児童生徒179名、教職員164名でスタートしました。学校は子どもたちの声であふれ、さらに活気がでてきました。
 
始業式で、子どもたちに話した内容の一部を紹介します。

この一年、頑張ってほしいことを、子どもたちに4つ話しました。
  ○一つ目は、「あいさつを笑顔でしましょう」です。あいさつはとても大切なことは皆さんも知っていること
   ですあいさつは声だけでありません。体で、目で、表情などで表すことが大切です。あいさつは気持ちが
   温かくなり友達を増やします。
  ○二つ目は、「新しい友達や先生の名前を早く覚えましょう」です。名前を覚えると学校生活がどんどん楽
   しくなります。
  ○三つ目は、「新しい環境に慣れましょう」です。新しい教室、新しい先生、今までと違うことがたくさん
   あると思います。早く慣れてください。
  ○四つ目は、「自分のことはできる限り自分でする」です。すぐに友達や先生に頼らず、まず自分でやって
   ください。先生達は困った時に必ず助けてくれます。自信を持って何事もチャレンジしてください。

このような学校を目指します 
  @児童生徒が、学ぶ意欲が高まる学校
  A保護者が安心、信頼して我が子を託したくなる学校

【ひとりごと】
学校での出来事や思いなど、この「学校だより 結い」を通して、お伝えしてまいります。「結い」には、つながり、結びつきの意をこめています。子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様、教職員の一人一人がもつ色、その色が、強い結びつきで着物の絵柄のように織りなしていく意と互いに助け合うという結いの意をこめています。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、4月26日(火)10時より第一回PTA総会を体育館で、4月29日(金)には開校記念式典が行われます。ご多用とは存じますが、是非ご参加お願いいたします。