電話でのお問い合わせはTEL.093-471-7538

〒800-0222 北九州市小倉南区中曽根二丁目13番1号

MENU

校長ブログの部屋 いそねの風

BLOG

2024年2月29日(火)
動物とも支え合い ~第2回生き方講座を終えて~

 2月29日(木)の5・6校時は、生き方講座の第2回目として獣医師の外平友佳理さんに来ていただき、自身の歩んできた道のりとともに、獣医師として奮闘する毎日をご紹介していただきました。
 長崎バイオパークから獣医師の歩みを始め、その後到津の森公園で18年、現在はフリーランスの獣医師として活躍される外平さんですが、その豊富な経験から紡ぎだされるお話は、どれも新鮮な驚きのあるものばかりでした。
 講座を終えて、生徒のみなさんが書いた感想を読んで驚いたのは、動物と関わる仕事に就きたいと考えている人が思いのほか多かったこと。そんな人たちには、今回の講座は本当に役立ったと思います。今飼っているペットに優しくしよう思った、という感想もたくさん見られました。そして何と言っても、パワフルで明るい外平さんの「一番大切なのは自分」「何とかなる」というポジティブメッセージに、前向きな気持ちになれたという人が何人もいたのは、生き方講座の大きな収穫だと思います。今回で今年度の生き方講座は終了ですが、次年度も「生きるパワーをもらえる」講座を開催するぞと、強く心に思った次第です。

2024年2月20日(火)
1学年社会見学 ~無事実施されました~

 インフルエンザによる学級閉鎖のため延期されていた1学年の社会見学が、2月20日(火)に無事実施されました。
 当日は雨の予報でしたが、何とかもちこたえて、傘をささずに門司の名所等を回ることができました。
 今回は班ごとに名所等を回るものでしたが、活動が始まってまず職員全員が驚いたのは、どの班もどちらに向かって進めばよいかわからなくなって、スタート地点で右往左往してしまったことです。これには、地図が適切なものでなかったのだろうとか、普段からスマホのGPS機能に頼って生活しているからだろうなどと、職員たちの様々な憶測が飛び交いました。
 少し不安なスタートでしたが、研修中は生徒たちのうれしそうな笑顔が見られ、楽しく充実した活動となりました。私が注目したのは、活動を終えての感想文である生徒が、この活動では「自分の足りないところを仲間に補ってもらい、仲間の足りないところを自分が補うことができました。」と書いていたことです。支え合いダイバーシティが浸透して、素敵な学年になっているな…。感想を読み、一人嬉しくなった次第です。

2024年2月8日(木)
能登半島地震の募金を通して

 一月一日、石川県能登半島をマグニチュード7.6、震度7の地震が襲いました。私は 同日、テレビのライブで地震があったことを知りましたが、その時は私自身、実際に何かをすることは出来ませんでした。
 しかし、学校が始まってからすぐに校長先生と相談し、生徒会を中心に募金活動をすることになりました。募金活動の初日、私は活動に参加することが出来ませんでしたが生徒会の仲間に話を聞くと、多くの募金をしてもらえたとのことで、驚きました。実際に私が活動に参加した時も、曽根中生徒の皆や、保護者、通りすがりの人、先生方など多くの人に募金をして頂きました。
 今回の募金活動を通して、始めはこの活動で多くのお金が集まるのかという心配をしていました。しかし、曽根校区に住む多くの人が、それぞれ小さな募金をしてくれたことで大きな力に変わりました。多くの人の温かみ感じることができてよかったです。
 これからも、生徒会役員や生徒のみなさん、先生方や保護者の方との募金活動を通して培った「支え合い」を、日頃の学校生活や、それ以外の場所でも大切にし、生かしていきたいです。

2024年2月1日(木)
2学年百人一首大会 ~1学年の社会見学は延期~

 2月1日(木)は1学年・2学年どちらも行事が計画されていましたが、1年1組がインフルエンザによる学級閉鎖となったため、1学年の門司港社会見学は延期となり、2学年の百人一首大会のみの実施となりました。
 百人一首大会は、一学級が6グループに分かれての学級対抗戦だったのですが、小学校から得意としていた生徒に加え、この1か月で力をつけた生徒が奮闘し、いくつかの対戦は札の読み初めで決着がつく、レベルの高い白熱した展開となりました。
 また、どの札を取るかチームで役割分担したり、ポジティブな声を掛け合ったりして、個の活躍だけになりそうな百人一首大会ですが、「支え合い」の力もしっかり高めたようです。
 蛇足ですが私の生まれ故郷北海道には、こちらのような伝統的な百人一首がないので、若いうちから楽しく日本文化に触れていることに、羨ましさを感じた次第です。

2024年1月24日(水)
2023年から2024年へ

 2023年の終わり、2学期の終業式では、2学期の活動を写真で振り返るとともに、何気ないけどうれしかった、登校中の出来事を紹介しました。自転車を支え、信号を待つ本校生徒が、女性が後ろからやってくるのに気づき道を譲っていたんですが、その立ち振る舞いが本当に自然で感動!行動できるって尊いことだと思い、紹介した次第です。
 そして、2024年。残念ながら、2024年は悲しい始まりとなりました。1月1日の能登半島地震を伝える報道に、起こって欲しくないことがまた起こってしまったという、落胆した気持ちもありましたが、「行動できることは尊いことだ」と終業式で話したばかり…。3学期始まってすぐに、新生徒会長と何かできないか相談し、生徒会が中心になって、義援金の募集活動をすることになりました。
 募集活動の初日、生徒会の前を通り過ぎながら、スッと用意していたお金を募金箱に入れる生徒の姿、いつも校門前を通る地域の方が、はたと立ち止まって、おもむろにお財布を取り出して募金する姿には、心が熱くなりました。また、大寒波の押し寄せる前日の朝(1月23日)のこと、とても冷え込んだので生徒会に募集活動をやめようかと提案したところ、「頑張ってやります」と、雪が降り冷たい風が吹く中、みんなで義援金を呼びかけました。お母さんと一緒に来て、ポチ袋に入った大事なお年玉を入れてくれた小学生もいました。
 自分にできること、自分たちにできることで、誰かのできないことを助ける、「支え合いダイバーシティ曽根中」が、また少し成長できたことを感じています。

2023年11月30日(木)
第1回 生き方講座 ~心に描いた夢は必ず実現する~

 本校では、本年度のキーワード「ダイバーシティ」にちなみ、社会で活躍されている地域の方を様々なジャンルからお招きし、多様な生き方を学ぶ「生き方講座」を企画しました。
 11月30日の第1回目の講師は、上曽根に工場を持つお菓子会社の代表取締役 越野修司様でした。親から受け継いだ会社の再生から始まる波乱万丈な人生、そして、ご自身の人生哲学をたっぷり聞かせていただきました。
 「心に描いた夢は必ず実現する」をテーマにお話しいただきましたが、石油ショックのあおりを受けて会社が倒産した際、父が頭を下げて回っている姿を見て一念発起したという話はとても感動的でしたし、お菓子で人を笑顔にするというという目的を果たすために、お菓子の「製造卸売」から「直売店」という新しい業態に挑戦していった話は、身近にこんな人がいたんだと、生徒にとって夢や希望の湧く話になったと思います。
 その他にも、今では人気のバウムクーヘンが試作段階ではうまくいかず、トラック一杯分も廃棄したという話や、自分の目的・目標がない人と、自分の目的・目標を紙に書いて毎日確認する人では、将来年収が5倍も違うというハーバード大学の研究結果など、面白い話が盛りだくさんで、あっという間の1時間となりました。(越野さんの紹介した大谷選手の曼陀羅チャートを実践している曽根中生徒が1名いたことにも驚きでした!)
 何より今回の集会で一番嬉しかったのは、最後の質問タイムで生徒の皆さんからたくさんの質問が出たことです。以前の行事では、例えば、生徒総会で意見を募る場面や、ネットトラブル防止教室での質問タイムでは、積極的な発言がみられず、私はそこに曽根中生の課題を感じていました。今回の生き方講座で、ようやっと曽根中生の主体性が発揮され始めたなと、とてもうれしくなりました。「聞く」と「訊く」では記憶の定着が何百倍も違うというのが私の実感でもあります。これからも主体的な学ぶ姿勢をもち続けてほしいなと思います。
 ちなみに質問タイムでは、「1つの商品にかける商品開発の期間はどれくらいですか?(1年近くかけるそうです)」とか「失敗したらどう立ち直ればよいか?(失敗しても大丈夫、今度こそ成功するぞという気持ちが大事)」などの質問が出たり、3年生から「受験生の僕たちに励ましの言葉をお願いします!」というお願いが出たりしました(3年生のお願いについては、途中で目標を下げずに頑張ろうという励ましをいただきました)。
 多様な生き方を知る「生き方講座」が、生徒の皆さん一人一人のよりよい生き方を考えるきっかけになればと思います。次回の生き方講座は2月末になります。

2023年10月19日(木)
「和 ~ほな、思い出つくろか~」 2学年修学旅行を終えて

 10月16日からの3日間、2学年で修学旅行が実施されました。本年度以降、修学旅行が2学年実施となりますが、今年度はその端境期で3学年と2学年での実施となります。
 6月の3学年修学旅行に引き続き、今回の2学年修学旅行でも日に数回、子どもたちの様子をtetoruで保護者に配信しました。今回の「いそねの風」も、tetoruの内容をダイジェスト的に掲載いたします。
【1日目】 
 さわやかな秋晴れのもと、9時52分新幹線で小倉駅を出発。新幹線に乗り込んだ生徒たちは、写真を撮ったりトランプをしたりと、新幹線の時間を満喫しました。
 到着した京都は予報通りの見事な晴れ(体育大会もそうでしたが、今年度の行事は、本当に天候に恵まれています)。
 太陽の下で輝く金閣寺を見て、その後の太秦映画村では、時代劇の撮影を横目に見ながら(何の撮影かは教えてくれませんでした)、お化け屋敷やお土産選びなどを各班で楽しみました。生徒たちの行動がテキパキと素早いので、太秦は予定よりも長く楽しめました。
【2日目】
 3日目の京都の朝は程よく雲が出て、穏やかな天気となりました。
 午前の見学地清水寺は当初予想していたような混雑もなく、清水の舞台や音羽の滝、参道でのお土産選びを楽しみました。徐々に晴れ間が広がって気温が上がり、冷たい宇治抹茶ソフトに舌鼓をうつ生徒もいました。
 奈良に移動し、おいしいカレーライスを食べた後の東大寺では、大仏や金剛力士像の大きさに圧倒され、手に持ったせんべいに突進してくる鹿に声(悲鳴?)をあげて、見学時間いっぱい満喫しました。
 その後、少々疲れが出始めての薬師寺見学でしたが、住職の面白くて深い話に元気をもらうことができました。
 この日の夕食後、劇やダンスなど各クラスの発表があり、またサプライズ企画の先生方による劇もあり(私も出演しました)、楽しみ尽くして1日を終えることができました。
【3日目】
 3日目の朝、大阪の空は雲一つなく晴れわたっていました。
 真っ青な青空に映える大阪城天守閣をバックに学年全体写真を撮り、その後(さすがに足取りは重かったものの)、めいめいに天守閣内の展示や、最上階から見える金のシャチホコなどを楽しみました。
 最後の見学地道頓堀は、幸いなことに戎橋(えびすばし)付近は想定していた程の混雑がなく、某お菓子の巨大看板前でゆっくり写真を撮ることができましたが、たこ焼きやさんはどこも行列で、熱いたこ焼きを頬張るのも時間との戦いになりました。

 今回の旅も、大きな怪我等なく終えることができました。中学校の中でも大きなイベントといえる修学旅行が、2年生で済んでしまうというのも少し寂しい気がしますが、2学年は来年の行事の顔となります。残り5か月で「支え合いダイバーシティ」曽根中の要として、立派に成長してほしいと思います。

2023年10月11日(水)
第77回 体育大会終了!
 ~「流星光底」のスローガンのもとに~

 10月11日(水)第77回体育大会を開催いたしました。朝から、これ以上ないというほど晴れ渡り、今夏の過酷な暑さもすっかり和らいで、絶好の体育大会日和となりました。
 さて、今年度の体育大会は、とても「あたたかい」体育大会になったなというのが、私の印象です。もちろん、体育委員長さん、各ブロック長・副ブロック長さんらリーダーが指揮し、張り詰めた緊張感のある場面もありましたが、一生懸命の後の解放感、やり切った充実感、そしてそれをたたえる仲間の声掛けにあふれ、穏やかであたたかな空気を常に感じることができました。
 また、今年度はコロナが5類に引き下げとなったことに伴い、久々に観客の人数制限を設けず、また、来賓をお呼びしての体育大会となりました。そのお陰か、生徒の一生懸命な演技のたびに大きな拍手が会場を包み、これも「あたたかい」体育大会の印象につながったのではないかと思います。コロナ禍を乗り越え、保護者の方や地域の方に支えられる学校行事のよさやその感動を、十分に味わうことのできる体育大会となりました。
 このあと、休む間もなく2学年の修学旅行、そして文化発表会が続きます。どの行事でも、体育大会と変わることなく、生徒の皆さんには「支え合い」の力と「ダイバーシティ」の力を発揮してほしいと思います。

2023年9月28日(木)
インターネットを上手に付き合おう
~ネットトラブル防止教室~

 9月28日(木)中間テストの終わった3校時に全校生徒が体育館に集まり、ネットトラブル防止教室を開催しました。
 毎年行われるこの教室ですが、今年は少し趣向を変えて、今巷で大人気のスマホゲームを開発している会社の方を招いて(とは言ってもリモートの講演ではありましたが)、インターネットに関するトラブルや、中学生にできる対策などを話していただきました。
 さすが最先端を行く会社の方の講演だけあって、「リアルマネートレード」「アカウントBAN」「チートプログラム」などの新しい言葉がちりばめられ、生徒の多くはこれらの言葉を知っていたようですが、とてもためになる内容でした。
 また、このようなゲーム会社は利益を最優先の目標にしているかと思いきや、会社の一番の願いは「みんなが仲良く・楽しく暮らせること」という説明があり、そこから会社が急成長した理由や、このようなネットリテラシーの講演をしている理由を深く考えることができました。
 今回の教室の最後には自由に質問するコーナーがありましたが、数名の生徒がよい質問をしていて、考えながら人の話を聞いている生徒の皆さんの態度に感心しました。生活から切っても切り離せない存在となったインターネットと、ぜひ上手に付き合っていってください。

2023年8月28日(木)
盛りだくさんの2学期スタート!

 8月28日(月)に始業式を行い、2学期がスタートしました!長い2学期ですが、ぜひ生徒のみなさんには、最後まで力いっぱい頑張ってほしいと思います。
 2学期は行事が目白押しです。9月入ってすぐに2年生の芸術鑑賞教室があり、10月には体育大会と2年生の修学旅行、11月初めには文化発表会、3年生は連合音楽会にも参加します。行事を通した生徒の成長が楽しみです。
 行事以外では今学期、服装や頭髪の決まりの見直しを計画的に行いたいと考えています。生徒総会で承認された、決まりにかかわることについて検討し決まりを見直していきますが、この見直しは、答えのないものに答えを見つけていくことになります。
 決まりの見直しでは、まず生徒の皆さん、そして保護者のみなさんにアンケートをとります。そして、そのアンケートを基に、生徒会の役員さん、そしてPTA役員の方、さらに生徒指導の先生で、2回にわたる決まり検討会をひらいて話し合います。見直しに際しては、学校運営協議会の皆さんにも意見を聞く予定です。11月9日には、新しくなった校則を皆さんにお伝えできると思いますが、決まりの見直しを通して、より一層みんなが好きと言える曽根中学校、おうちの人も地域の人も好きと言える曽根中学校をつくってきたいと思うのでご協力お願いします。

2023年6月22日(木)
絆を深めた2日間 ~1学年ふれあい合宿終了~

 6月20・21日に、玄海青年の家で1学年のふれあい合宿を行いました。3学年の修学旅行と同じく天候が心配されましたが、活動の中心となる1日目が見事に晴れて、計画されていた活動を滞りなく終えることができました。
 今回のスローガンは「友達との仲を深めよう」でしたが、昼間のウォークラリーでは、グループで支え合いながらチェックポイントを回り、しっかりと絆を深めていたようでした。私が訪れた時にはすっかり日は沈み、キャンプファイヤーを囲んでムカデじゃんけんゲーム(じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろにつながっていき、最後には全員がつながった大きなムカデになるというゲーム)や、先生にまつわるクイズが楽しく行われ、こちらの活動でも、4月からの学校生活ではまだ親しくなれていなかった友達と、新たに絆を深めることができているようでした。メリハリもきいていて、静かにすべき時にはシンと静まり返り、はっきりと聞こえてきた虫の声の中、代表生徒の読み上げた素敵な詩に感動を覚えた1年生もいたようでした。
 今回のふれあい合宿で、学年全体の「支え合い」の礎を築くことができたと思います。これからの学校行事では、先輩達に負けない1年生のパワーを発揮してほしいと思います。

2023年6月9日(金)
「楽学両道 ~今しかできない想い出を~」 修学旅行を終えて

 6月6日からの3日間、3学年で修学旅行が実施されました。
 梅雨の時期で天候が心配されましたが、1日目は雨だったものの2日目は晴れ、3日目も何とかもちこたえて、傘を差さずに各地を見学することができました。今年のスローガン「楽学両道」のとおり、しっかり楽しんで、しっかり学んで、各見学地を満喫することができました。
 今回の修学旅行では日に数回、子どもたちの様子をtetoruで3学年保護者に配信しました。その内容に少し加筆してダイジェスト的に掲載いたします。
【1日目】
 法隆寺…五重塔を背に、どのクラスもクラス写真を撮ることができました。曇天が逆に幸いして、五重塔の中の仏像もよく見ることができました。
 奈良公園及び東大寺…大仏の大きさと、せんべいに迫ってくる鹿に歓声をあげ、古都奈良を満喫しました。
【2日目】
 朝…琵琶湖の上にきれいな青空が広がりました。
 清水寺…舞台の高さに感動し、参道で思いっきり買い物も楽しみました。多くの生徒が、色々と思いを巡らせて、自分以外のため(一緒に住むおじいちゃんおばあちゃん、クラブチームの監督など)にお小遣いを使っていたのが印象的でした。
 金閣寺…晴天のもとに輝く舎利殿「金閣」に魅了されました。じっくりと金閣を見て、全体の豪華さに不釣り合いな一階の地味な雰囲気に、探求心をくすぐられる生徒もいました。
 太秦映画村…時代劇セットやお化け屋敷などを楽しみました。
 平等院鳳凰堂…10円玉に描かれた建築物を実際に見て、その美しさを味わうことができました。
 プラザオーサカ…バイキングでたっぷり栄養を取って、食後はお笑いライブを楽しみました。
【3日目】
 姫路城…白壁の外観の美しさや、大きくゆったりとしたつくりを味わい、急な階段をおそるおそる降りながら天守閣内部の雰囲気も味わうことができました。
 南京町…食べ歩き中華を存分に満喫しました。

 以上が各見学地での様子です。今回の修学旅行では、きびきびと活動する3年生の立派な姿を見ることができました。修学旅行は学年の行事でしたが、これからは学校全体での行事が待っています。3年生が「支え合いダイバーシティ」曽根中の顔として後輩たちを支え、力いっぱい活躍することを期待しています。

2023年5月28日(日)
PTA主催グラウンド側溝掃除~大人と子どもで支え合い~

 5月28日(日)長年の懸案事項だったグラウンドの水はけの悪さを解消すべく、PTAが主体となってグラウンドの側溝を清掃しました。
 生徒、保護者合わせて100名近くが集まり、スコップや鍬、時にはドリルも使って、側溝にぎっしりと詰まった土を、ほぐしてはすくい取り、ほぐしてはすくい取り、延々とその作業を繰り返しました。すくってもすくっても土がなくならず、このままでは昼まで頑張っても作業が終わらないのではないかという不安が、参加者全員の頭をよぎったのではないかと思います。しかし、保護者の皆さん、そして、生徒のみんなの頑張りで、予定した部分の側溝はすべてきれいになりました。まさに、支え合いダイバーシティ曽根中の名にふさわしい、大人の力と子どもの力で支え合う取組となりました。ありがとうございました。
※ 実は、側溝にたまった水はポンプでくみ上げて排水する仕組みになっていますが、現在そのポンプが故障して、せっかく溝がきれいになりましたが水がたまる状況となっています。近々修理される予定ですので、今しばらくお待ちください。

2023年4月25日(火)
先輩との出会い、そして、部活動本格スタート!

 入学式の次の日(4月12日)は、新入生と2・3年生の初めての顔合わせとなる「対面式」を行いました。生徒会長の熱のこもった挨拶、先生方の個性豊かな自己紹介、各部活動キャプテンによる部活動紹介、生徒会役員の作った曽根中クイズなど、とても楽しめる対面式となりました。また、対面式では今年度の生徒会スローガンも発表されました。今年のスローガンは「Smiles Make Power」。マスクがあって今まで見えなかったけれども、笑顔は私たちの元気をつくり出す…。いかにもポストコロナの幕開けにふさわしいスローガンに、今年度の生徒会活動への期待が高まりました。
 4月25日の部活動発足会は、これまでの各部のメンバーに、新たに入部した1年生も加わって、全生徒の8割以上となる部活動生が集いました。各部の部長からは、今年の活動への意気込みが力強く語られました。3年生は最後の夏の大会やコンクール等に向けて、また2年生は中堅学年として、1年生はこれから3年間、しっかり活動に励んでほしいと思います。
 「支え合いトピック」としては、1・2年生の合同体育で、2年生が正しいラジオ体操を1年生に教えるという取組がありました。小学校では上級生が下級生の面倒を見たり教えたりという活動は多いように感じますが、中学校では、部活動を除いてはそのような交流は少ないように感じます。この活動を通して、1年生は上級生の上手さ、真剣さ、頑張りを直に感じ取り、自分たちも立派な中学生になろうという気持ちをさらに高めたのではないでしょうか。
 今年度は、このような「支え合い」や、「ダイバーシティ(学びの多様性)」を、毎日の授業や各行事など、教育活動に取り入れていきたいと考えています。

2023年4月11日(火)
令和5年度「支え合いダイバーシティ」曽根中学校スタート

 生命の躍動を感じるさわやかな季節がやってきました。いよいよ令和5年度のスタートです。
 4月7日は、まず着任式で今年度から新たに加わる18名の先生方を紹介しました。代表の先生の挨拶では、曽根中校歌の歌詞が取り上げられ、その歌詞の良さを改めて感じることができました。
 その後の始業式では、生徒の皆さんに今年度の曽根中学校のキーワード「支え合いダイバーシティ」を確認しました。話を聞く生徒の皆さんのこれまで以上の真剣さに、こちらも思わず声に力が入りました。
 そして、始業式翌週の4月11日には入学式が行われました。晴天に恵まれ、穏やかな春の日の入学式となりました。真新しい制服に包まれた、初々しい1年生の姿に、また、1年生代表の立派な誓いの言葉に、1年生の成長をしっかりと支えていこうと、私たち職員も気持ちを新たにした次第です。
 それではこれから1年間、「支え合いダイバーシティ」曽根中として、一人一人が自分を磨きつつも、自分の得意で誰かの苦手を補う、誰かの得意で自分の苦手を補ってもらう、そんな温かい学校を目指していきたいと思います。

2023年3月24日(金)
1年間の終わりに寄せて【令和4年度修了式及び離任式】

1・2年生は、3月24日(金)をもって今年度の教育活動を全て修了しました。
 思い返せば昨年度(令和3年度)の終わり、受験を控えた3年生には、感染症拡大防止のため1か月程度登校しなくてもよいという期間がありました。そんな昨年度を考えると、今年度は受験期の大きな混乱もなく、夏休みの部活動停止期間などがあったものの、コロナの緊張感が徐々にほぐれていった1年間だったと言えそうです。また、生徒の皆さんの、コロナ禍でも学びの姿勢を崩さず、仲間同士で励まし合う姿に心打たれることの多かった1年間でもありました。
 さて、修了式の式辞では、年度の初めにお話しした、大谷選手の言葉をもう一度取り上げ、生徒の皆さんに前向きに1年間を振り返ることをおすすめしました。また、春休みも「コツコツが勝つコツ」を実践できるよう、「努力は本当に報われるのか?」についてお話ししました。生徒の皆さんには、ぜひ有意義な春休みを過ごしてほしいと思います。
 教室での最後の学活を終えた後は、再び体育館に集まり離任式を行いました。今年度は16名の先生方が曽根中を離れることとなりましたが、生徒会執行部の感動的な先生方へのメッセージもあり、離任式は大変心に残るものとなりました。離任される先生方には、次のステージでもぜひ頑張ってほしいと思います。
 それでは「さらにその先へ」をキーワードに進んできた令和4年度も終わりとなります。頑張った生徒たち、協力していただいた保護者の皆さん、学校を支えていただいた地域の皆さん、そしてともに汗した職員の皆さんに感謝しつつ、さらにその先へ、令和5年度へと力強く進んでいきたいと思います。

2023年3月9日(木)
コロナ禍の中で 曽根中を未来へとつなげた3年生

 本校第76回卒業証書授与式を3月9日(木)に挙行いたしました。
 今年度の3年生は、コロナ禍が始まった年の入学だったために入学式は行えず、その後も長い休校で学校に来られず、学校行事もことごとく中止となり、まさに苦難の連続ともいえる中学校3年間を過ごしてきました。そんな3年生にできる限り思い出深い卒業式をと考え、今年度は、授与式で一人一人の名前を呼びあげる形を復活させました。
 体育大会、修学旅行と、以前の形を取り戻し始めた今年度の学校行事の中で、大きな声を出し、互いに励まし合い、そして下級生たちを引っ張って、3年生はコロナ禍で苦しむ曽根中学校を、未来へとつなげました。4月に決めた曽根中のキーワード「さらにその先へ」は、逆境を跳ね返して未来へと歩んでいく、今年の3年生にぴったりのキーワードになったと思っています。
 壇上からではありましたが、授与式で担任の呼び上げに応える、一人一人の立派な返事に、コロナ禍さえも大きな糧として成長した卒業生の力強さを感じ、胸が熱くなる思いがしました。卒業おめでとうございます。

2023年3月7日(火)
締めくくりの学年行事【1学年クラスマッチ、2学年社会見学】

 3月7日(火)は(2月2日と学年が入れ替わった形ですが)1学年が午後からクラスマッチ、2学年が1日かけて門司港レトロ地区の社会見学を実施しました。
 1学年のクラスマッチは恒例の大縄跳び大会で、時間制限の中で何回跳べるかを競ったり、男女別になって競ったりと、趣向を凝らした競技内容となっていました。競技を実際に見て驚いたのは、一クラスずつ跳ぶのですが、他のクラスが跳ぶときにも、気持ちのよい声援をみんなで送っていたことです。クラスマッチですので、もちろん勝ち負けはありますが、この声援のおかげで、どのクラスも楽しくクラスマッチを終えることができたのではないでしょうか。勝負の相手にも声援を送る、この習慣はぜひ曽根中学校のよい伝統にしていきたいと思いました。
 2学年の門司港レトロ地区の社会見学は、昨年計画していたものがコロナの感染拡大で中止となり、今回改めて実施したものです。幸い天候に恵まれ、社会見学には最高の日和となりました。1学年社会見学が実施されたときにはまだ寒さがありましたが、ずいぶんと暖かくなり、早咲きの満開の桜も見られました。もうすぐ最上級生となる2年生ですが、ほとんどが自分たちで時間を見ながら行動できたとのこと。4月から、立派に曽根中学校を引っ張ってくれそうな、そんな良い予感のする社会見学となりました。

2023年3月1日(水)
1・2年生より感謝を込めて【3年生を送る会】

 高校入試も、いよいよ県立高校の一般及び単位制高校のⅡ期の受検を残すのみとなる中、2月24日(金)6校時に「3年生を送る会」を行いました。今年も感染による入試への影響を極力少なくするため、リモートでの開催としました。
 3年生が学校のリーダーとして学校を支えてくれたことへの感謝と、高校生になっても曽根中学校での思い出を忘れずに、さらにその先まで輝いてほしいという思いを込め、生徒会執行部が中心となって案を出し、1・2年全クラスで手分けをしてメッセージボードつくりました。会の最中に生徒会執行部がこのボードをもって3年生の廊下を練り歩き、3年生にお披露目しました。
 会の最後には、3年生代表・旧生徒会長の小林さんから、後輩たちに大切にしてほしいのは「何気ない日々」そして「周りの仲間」というメッセージが伝えられました。中学校が始まっても新しい仲間に会えなかった、そんな苦しい日々を過ごした3年生だからこその、重みと温かさのあるメッセージでした。
 1・2年生の皆さんには、このメッセージを曽根中の伝統としてしっかりと受け止め、引き継いでいってほしいと思います。また、3年生の皆さんには、残りわずかとなった中学校生活もこれまで通り一生懸命に過ごし、さらにその先へつなげる力にしてほしいと思います。

2023年2月6日(月)
さらに絆を深めて【1学年社会見学、2学年クラスマッチ】

 2月2日(木)、1学年は1日かけて「門司港レトロ地区社会見学」を、2学年は午後からの2時間で「クラスマッチ」を行いました。
 1学年の門司の社会見学は、天候に恵まれ、最高の見学日和となりました。北九州市の観光スポットとしても人気の高い門司港レトロ地区ですが、歴史的な建造物を見学して北九州市の歴史の重みを感じ取るとともに、2019年完成の復原された門司港駅からは、歴史を未来につなげる北九州市のチャレンジ精神を感じ取ることができたのではないでしょうか。
 2学年のクラスマッチはバレーボール…と言っても、ワンバウンドありの特別ルールのバレーボールでした。最近の体育の授業は、運動の苦手な子どもでもスポーツを楽しむことができるよう、様々な工夫がされています(運動が苦手で体育の授業が嫌だったという保護者の方にとっては、今の体育の授業をうらやましいと思うかもしれません)。今回のバレーボールも、バウンドするボールをゆっくり待ってつなげる、とても和やかな雰囲気の、全員の笑顔あふれるクラスマッチとなりました。
 社会見学とクラスマッチ、どちらの取組も仲間とさらに絆を深めるものになったと思います。残りわずかな今の学年を、大切に過ごし「さらに その先へ」次の学年へとつなげてほしいと思います。

2023年1月17日(火)
令和5年のスタート!

 あけましておめでとうございます。令和5年・2023年が幕を開けました。
 3学期初日の始業式では、「北九州市が水素を製造・備蓄する拠点を整備し始める」という未来に向けた明るいニュースや、曽根校区出身の大先輩である、MR.トルネード藤田哲也さんが、「中学校(今の高校)卒業式の日に果たした大発見」について話をしました。残念ながら機器の不具合で、いつものような画像を使った話ができませんでしたが、真剣に聞く生徒たちの様子は、リモートでもしっかりと伝わってきました。「中学生時代は目標に向かって真っすぐに努力できる人生の中でも貴重な時間」であることを忘れず、生徒の皆さんには未来に向けた一歩を踏み出してほしいと思います。
 始業式では生徒会役員の新旧交代式も行いました。旧役員の皆さんは、定期的な校門での挨拶運動をはじめ、学校行事など様々な場面で活躍しました。12月に行われた選挙に、これまでよりも多くの生徒が立候補したのは、そんな旧役員の皆さんの姿に後輩たちが憧れを抱いたからだと考えています。ぜひ、旧役員のつくりあげた良き伝統を、新役員の皆さんで引き継ぎ、さらに曽根中学校を良い学校へと発展させてほしいと思います。
 1月12日(木)には、1年生書初め大会が行われました。一人一人が今年への思いを込めた四文字熟語を選び、一文字一文字丁寧に書き上げていました。四文字熟語に込めた初心を、今年1年忘れずにいてくれたらなと思います。
 今年の干支はウサギです。跳ねるウサギのように元気に生徒が躍動する、そんな活気のある1年にしたいと考えています。

2022年11月18日(金)
文化発表週間 スローガン「実る」

 11月1日から4日まで、文化発表週間及び学校開放週間として、保護者の皆様に展示作品と授業の様子を見て頂きました。今年は3日間で約200名の保護者の皆様にご来校いただきました。ありがとうございました。
 ところで、私は作品を見ながら、生徒がどんな顔をしながら作品をつくっていたのか、友達同士でどんなことを話しながら作品をつくっていたのか、つくる姿を想像するのが好きです。
 背筋をしゃんと伸ばして「美しい」と筆で書く姿。
 初めて知ったお母さんの仕事の大変さに、ありがたさを感じながらレポートを書く姿。
 慎重に丁寧に、先生に見守られながら色鉛筆で塗っていく姿。
 糸鋸の振動に負けずに、細い隙間を息を止めて切っていく姿。
 離れて見ると確かに「自分の顔」だと、内心驚きながら作品を眺める姿。
 可愛いおもちゃのスケッチを互いに見せ合う姿。
 全体のバランスを考えながら花を活けていく姿。
 性的マイノリティーへの差別をどうしたらなくせるか真剣に考えてレポートをまとめる姿。
 液状化現象を模型で再現しようと悪戦苦闘する姿。
 安心院でお世話してもらった家庭を思い出しながら写真をレイアウトする姿。
 光の透ける「実る」を友達とぼんやり眺める姿。
 それぞれの学習で、それぞれに思いをもってつくっている姿を想像すると、どんなに時間があっても足りないほどで、まさに一人一人の思いの「実る」発表となったのではないでしょうか。
 令和4年度も、残すところあと4か月。これから各学年ともまとめの時期に入ります。特に3年生は、大切な進路決定の時期ともなります。さらにその先を目指しつつも、一歩一歩着実に、次のステージに向けた礎を築いていってほしいと思います。

2022年10月21日(金)
修学旅行 スローガン【キセキ~青春新書に刻む~】

10月17日(月)からの3日間、関西方面への修学旅行へ行ってまいりました。
5月27日のブログでもお伝えしたとおり、3年生は入学式からコロナ禍に突入し、様々な行事を経験できずに中学校生活を過ごしています。学校としては実に3年ぶりとなる関西方面の修学旅行も、3年生にとっては、最初で最後の中学校での宿泊行事となります。
それだけに、希望者全員を修学旅行に行かせたいという、私を含めた職員全体の思いが叶った初日の朝には、まさに今回の修学旅行スローガンである「キセキ」を感じずにはいられませんでした。
また、初日は雨でしたが、2日目・3日目はきれいに晴れて、奈良・京都・大阪、そして兵庫県神戸市の歴史や文化を満喫することができました。
~これぞ曽根中!と言えるできごと~
この修学旅行では「これぞ曽根中!」「ザ・曽根中!」と言えるような生徒の行動がとても印象的でした。
① やさしさ、正しいことを実行する力
今回の修学旅行は、コロナ対策の緩和等も影響し、どの見学地も賑わいを見せていました。大阪城もご多分に漏れず、特にお土産物屋さんは他地域から来た修学旅行生でごった返していました。そんな中、床に落ちた大量の商品をせっせと拾う数名の曽根中3年生を発見。鞄か何かで引っ掛けて落としたのだろうなと思って聞くと、引っ掛けて落としたのは他の学校の生徒で、その生徒はどこかへ行ってしまったとのこと。自分のやったことでなくても、他人のことを思って行動できる曽根中生徒に、お店の方は大変感謝していました。
いよいよ疲れが頂点に達した3日目の大阪城での見学でしたが、どんな時でも人にやさしい行動、正しい行動ができる曽根中生徒を、とても誇らしく思いました。
② 自分たちの修学旅行
修学旅行は古都の歴史や文化を学ぶことが一番の目的ですが、(ほとんどの学校行事の目的ではありますが)自主性を育てるというのも目的の一つになります。特に3年生は義務教育最後の学年であり、本当に自主性が育ったかどうかを確かめる学年とも言えるでしょう。
解散式に生徒のみなさんにはお話しましたが、どの見学地でも、宿泊施設でも、実行委員さん、そして各班長さんが責任をもって行動し、声を出していました。最後の見学地である南京町でも、滞在時間が短縮されたにもかかわらず、集合時間には班長さん以外もしっかりと声を出して集合し、バスガイドさんに、先生方よりも声を出して自分たちで行動できる中学校は見たことがないと、驚きとお褒めの言葉を頂きました。
体育大会、そして今回の修学旅行を経験し、3年生がきれいなキセキを描いて最後の卒業へと向かっているのを感じます。3年生はこれからが本当の力の見せ所です。これまでの経験を存分に生かして、さらにその先の希望進路実現へとつなげて欲しいと思います。

22022年10月12日(水)
体育大会スローガン「感恩報謝~最高の笑顔をもう一度~」のもとに

10月5日水曜日、前日からの雨で開催が心配されましたが、朝方には雨が止み…、止むどころか練習初日と同じく、生徒のみなさんの熱い思いが天まで届いたような見事な快晴となって、気持ちの良い第76回体育大会となりました。
少し時間を巻き戻すと前の週、練習開始の結団式で、生徒のみなさんには、リーダーと呼べる仲間がたくさんいることを伝えるとともに、自分たちがつくり上げた体育大会と言えるよう、先生たちを追い越すくらいにきびきびと考え行動することを提案しました。
その言葉通り、次の日から練習時にはブロック長さんや副ブロック長さん、体育委員さんなどの声かけが聞こえ、また、その声にみんながきちんと応える様子が見られ、体育大会を自分たちでつくり上げようとする意気込みを強く感じました。
そして体育大会当日は、全生徒できれいにそろった行進から始まり、1年生は初めての体育大会をがむしゃらに、一生懸命頑張る姿を、2年生は美しいバトンパスなど、見事に成長した姿を、3年生は最高学年としての力強く、曽根中生徒としての誇りを感じさせる姿を見せてくれました。また、優勝は青ブロックでしたが、赤ブロックも黄ブロックも、全学年が一つになって一生懸命応援していました。互いに励まし合うこの姿は、ぜひ良い伝統として受け継いでもらいたいと思います。
最後の講評でも話しましたが、「感恩報謝」のスローガン通り、体育大会での一生懸命なみなさんの姿は、感謝の気持ちとして、保護者のみなさんにしっかりと伝わったと思います。またスローガン通り、去年のような笑顔、いや、今年の生徒だからこその、最高の笑顔があふれる体育大会になりました。
この最高の体育大会を、さらにその先へ、グレードアップした学校生活へとつなげられるか、みなさんの頑張りに期待が高まります。

2022年9月22日(木)
夢に向かって、真っすぐに努力!

夏休み、そして2学期へと長く続いた新型コロナ・第7波でしたが、ようやく全国的に感染者が減少し、ホッと胸をなでおろしています。
生徒のみなさんには、1学期の終業式に私の自作アニメ付きで、夏休みもコツコツ頑張ることをお願いしましたが、2学期始めの学習の様子などから、多くの生徒が夏休み中もコツコツと努力し、力をつけたことがわかりました。夏休み中の、保護者の皆様のご指導にも感謝いたします。
2学期の始業式では、夏休みの甲子園で活躍した、本校野球部の先輩の話や、ベーシックインカムの話を引き合いに出して、中学生であるみなさんは、夢に向かって真っすぐに努力することができる、人生の中でも貴重な時間を過ごしているということをお話ししました。
1年のうちで最も長い2学期は、学校行事が目白押しとなります。感染予防に努めながらも、一つ一つの行事で、生徒一人一人が真っすぐに努力して、「さすが曽根の子ども達!」と言われるような、充実した行事にしていきたいと考えています。
※2学期中に、曽根中のホームページをリニューアルします。それに伴い、曽根中のイメージキャラクターを募集中です。校長室入口に設置された応募箱には、続々と工夫されたデザインのキャラクターが投かんされています。11月中にはキャラクターが決定される予定ですので、どうぞお楽しみに。

2022年6月30日(木)
安心院の人と自然に触れて(農村宿泊体験学習)

6月14日(火)から行われた2学年の農村宿泊体験学習は、安心院の温かい人と豊かな自然に触れた、充実した3日間となりました。
当初懸念されていた天候も、2日目・3日目は晴れとなり、田植え、きゅうりの収穫、島ラッキョウ掘り、ブドウの袋掛け、ほうじ茶づくり、まき割りなど…、それぞれの家庭で、それぞれの体験をすることができました。
生徒の皆さんには、今回味わった働くことの楽しさや大変さを、自分の未来を考える、「さらに その先へ」と進む、手がかりにしてほしいと思います。
安心院での活動の様子はこれから新聞にまとめ、文化発表週間に掲示する予定ですので、楽しみにしていただければと思います。
ところで、先日7組の授業を参観しに行ったところ、ちょうどこの農泊で撮った写真を見ながら、学習の振り返りをしているところでした。
そこで突然7組の生徒から「校長先生の安心院の一番の思い出は何ですか?」と聞かれました。
真っ先に頭に思い浮かんだのは2年生のみんなの嬉しそうな顔、「生徒みんなの笑顔です!」と答えました。
ふれあい合宿に続き、3年ぶりとなった農泊体験も、来年度からは2学年が修学旅行に行くことになるため、残念ながら今年度で終わりとなりますが、これからも生徒の心からの笑顔を大切にした教育活動を展開していきたいと思います。
※来年は3学年と2学年が時期をずらして修学旅行に行くことになります。

2022年5月22日(金)
3年ぶりのふれあい合宿

5月11・12日の2日間、実に3年ぶりとなる1学年ふれあい合宿を、玄海青年の家で行いました。
普段の授業でも本当に曽根中の子どもたちはいきいきとしていますが、1日目の夕方に訪れた際には、授業とはまた違った、いきいき・わくわくした子どもたちの表情を見ることができました。
改めて、ふれあい合宿のような学びの場を変えての行事について、その教育的な価値を実感した次第です。
(写真は厳かな雰囲気の中で行われた“キャンドルの集い”の様子です)
さて、10月には3学年修学旅行を予定しています。
今の3年生は入学式からコロナ禍に突入し、様々な行事を経験できずに中学校生活を過ごした、耐えに耐えた中学校生活でした。
同じく3年ぶりとなる関西方面への修学旅行をぜひ実現し、3年生が、中学校最後の1年間で「さらに その先へ」成長することできればと考えています。

2022年4月25日(月)
今年度のキーワード 「さらに その先へ」

今年度から校長となります砂田剛志です。
昨年度、曽根中学校の教頭を務め、曽根中学校生徒の素直さ、授業の活気はどこにも負けないと感じました。
今年度のキーワードは「さらに その先へ」です。
さて、新年度となり1年生と2・3年生の初顔合わせとなる「対面式」が、12日に生徒会執行部を中心におこなわれましたが、そこで今年度の生徒会スローガンも披露されました。
今年度の生徒会スローガンは「Starlights~さらに、輝け~」です。
できたばかりの中学校のキーワードに言葉を重ねてくるあたりが、「さすがだな」と思いました(発表の際は、会場から「おぉ」という感嘆の声があがりましたね)。
この対面式で新入生は、曽根中学校での毎日の学習や行事、部活動などに対しさらに期待が高まったかと思います。
ぜひ、自分の打ち込めるものを見つけて、毎日コツコツ、地道に取り組み、一人一人が成長する、そして、みんなで成長する、いい味出し合う曽根中学校になればと思います。