■■■ごあいさつ
 令和7年度が始まりました。
 今年度は、1年生4クラス、2〜6年生が各3クラス、特別支援学級「きらきら学級」3クラス(知的1,自閉症・情緒2)の計22クラス592名でのスタートです。
 中井小学校の合言葉「なかよく かしこく いきいきと」のように、子どもたちが友達と仲良く学習に運動に学校行事に生き生きと取り組むことができるよう、全職員で一丸となって取り組んでまいりたいと思います。

                 令和7年4月

                 北九州市立中井小学校
                  校長 有本 美佳子
【学校紹介】

 本校は、昭和26年4月1日、日明小学校より分離し、初代 岡本 孜校長の下、1年生と5年生289名の児童をもってこの土地に開校しました。本年度で創立70年目を迎えます。
 令和元年度4月、昭和56年に本校より分離し開校していた北小倉小学校と統合し、新生中井小学校として、新たな歴史を刻んでおります。
 校区は静かな住宅地で、小倉北区の西部に位置します。近隣にスーパーや小規模店舗、病院等も数多く存在するなど利便性豊かな校区です。そのような環境の中、地域の方々の子どもの健全育成への思いは強く、スポーツ活動等の社会教育も盛んです。「この中井の地に子どものために小学校を作りたい」という開校当時の地域の方々の熱い思いは、その時に植樹された「ふれあい広場」の桜の木の成長と共に脈々と生き続けています。

 本校では、これまで、花いっぱい運動やソニー理科教育など、数々の教育実践を行ってきました。平成17年度からの光沢寺中井幼稚園、第二保育園との幼保小連携事業の取組は、市内のモデル校として注目を浴びました。近年では、国語科を学校の研究の柱に据え、子どもの「話す力」「聞く力」の育成を目指した取組、平成27年度からは、「よくわかり、できる喜びのわく算数科の授業づくり」の研究主題のもと、子どもたちの考える力を伸ばす算数科の研究に取り組み、授業実践に力を入れてきました。  平成30年度からは、「考えをもち、考えを表現し、考えをもとに関わり合い、協働する力」の育成を研究の主軸にし、子どもが学びを実感できる授業づくりを、全教科で進めています。特に、SDGs推進に向けた世界のモデル都市、及び、SDGs未来都市に選定された北九州市の子どもとして、「持続可能な社会を築く市民として生きる力を育成する」ことを目標に掲げ、SDGsの視点を生かし、環境教育、国際理解教育、キャリア教育等を通して、私たちの地域に学び、地域を学び、地域を発信しながら「学んだ知識・技能を関連付けて考え、判断し、表現する力をはぐくむ」こと、「主体的・協働的に学び、行動し、やり抜く力・態度をはぐくむこと」に力を入れて、学習活動に取り組んでいます。
 また、令和3〜5年度は、NIE教育実践指定校として、新聞を活用した授業実践の充実、及び、子どもたちのICT活用力の育成に向けて、全職員で取り組んでいます。