E 門司米騒動(稲荷座跡) |
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大正7年、門司港で米騒動が起こりました。日本軍によるシベリヤ出兵などをきっかけに、どんどん米の値段が上昇し、前年度と比べ2倍以上にあがっていきました。そのため人々の暮らしは苦しくなり、そうとう米屋をおそって米の略奪をしたことが、門司の米騒動の始まりです。群集が一番集まったのは今の東門司1丁目付近にあった稲荷座という劇場の付近で、ここから門司全域に米騒動が広がっていきました。8月14日から17日までの4日間にわたった騒ぎを「門司の米騒動」と言います。この騒動で米や46軒、酒屋34軒を含む173軒の商家が打ち壊しにあいました。 |