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本校はは北九州市学力向上ステップアップ事業(第U期)推進指定校です。 平成23年11月18日(金)湯川中学校にて、「実践交流会」が開催され、公開授業や協議会が開かれました。
※画像は交流会で使用したプレゼンテーションから抜粋したものです。
1.研究主題 「知識・技能の定着と活用する力を育成する学力向上の取組」 2.本校の解決すべき課題 ○ 学力調査結果および日々の実践等より ・ 基礎的・基本的な知識・技能の定着 ・ 思考力・判断力・表現力等の育成 ・ 学習規律の定着 ・ 家庭学習の習慣化と生活習慣の改善 ・ 人間関係づくり 3.研究のねらい 基礎的・基本的な知識・技能を確実に身につけさせるとともに、思考力・判断力・表現力等の育成を図るため、指導方法や指導体制等の工夫などについて研究を行うことをねらいとする。 | ||
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4.研究の内容 (1)基礎的・基本的な知識・技能の定着を図るとともに、思考力・判断力・表現力等の育成を図るための指導方法等の工夫 ○ 授業研究を伴う校内研修の充実に向けた取り組み (2)学習規律確立のための取り組みの工夫 ○ 定期考査等にかかわる取り組み ○ 朝自習の徹底のための取り組み (3)家庭学習の習慣化と生活習慣の改善のための取り組みの工夫 ○ 湯川ノートの効果的な活用 ○ 定期考査等にかかわる取り組み (4)人間関係づくりのための取り組みの工夫 ○ hyper-QUの実施と分析 ○ 道徳・特別活動の充実に向けた取り組み |
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5.研究組織![]() 【学力向上推進委員会の構成】 校長,教頭,教務主任,研究主任,各部会の部長(3名)の計7名 【研究の方法】 下記の3部会において、それぞれの視点より学力向上に向けた実践的な研究を行う。 ・「学習習慣づくり」 ・「授業づくり」 ・「人間関係づくり」 6.本年度の研究計画 〔1学期〕 ・主題設定 ・実施計画提起 ・研究組織作り ・指導主事要請授業(6/9 緒方先生〔社会〕,6/27:大坪先生〔保健体育〕) ・hyper-QUの実施 〔夏季休業中〕 ・CRT学力検査結果の分析 ・hyper-QUの結果の分析 ・職員研修(8/18:hyper-QU研修,8/19:学力向上研修)の実施 ・学力向上推進委員会 ・学力向上推進研修会(各部会への所属決め・各部会からの計画内容の提案・審議) 〔2学期〕 ・学力向上推進委員会 ・学力向上推進研修会(各部会からの計画内容案の実施) ・指導主事要請授業(10/14:前田先生〔数学〕,10/25:能方先生〔理科〕) ・学力向上ステップアップ事業 研究発表会(11/18)の実施 〔3学期〕 ・hyper-QUの実施 ・小学生の中学校の授業体験(2/3:中学校説明会) ・1年間のまとめ ・次年度への取り組みの確認 7.本年度の重点的な取り組みと成果 (1)湯川ノートの取り組み | ||
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家庭学習の習慣化と生活習慣の改善を目指し、取り組み始めたのが湯川ノートである。日々の家庭学習において、1日1ページ取り組む。内容に関しては生徒各自に任せており、授業の復習、漢字や計算の反復練習、定期テストに向けての学習、英語検定や漢字検定の学習などに取り組んでいる。
この湯川ノートは、次の点について工夫した。 | ||
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・ 英語(4本の罫線)、数学(マス目)、国語(縦書き)に対応できるように、家庭学習欄の線を工夫したこと。 ・ 家庭学習を終えての自己評価を入れたこと。 ・ 翌日の教科連絡や連絡事項を記入できるようにしたこと。 ・ 2,3行程度の日記欄を設定し、1日の振り返りができるようにしたこと。 ・ 表紙のデザイン、表紙裏に目的などを入れたこと。 このように、家庭学習の習慣化とともに生活習慣の改善を図ることができるように工夫した。 生徒は登校時に担任教師に提出し、担任教師はコメントやサイン等を行い、帰りの会で生徒に返却する。生徒は帰りの会で、教科連絡等を記入し持ち帰り、家庭学習に取り組んでいる。 | ||
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このように、95%の生徒がほぼ提出できている状況が分かった。未提出の状態が続く生徒はほとんどいない状況であり、学年全体として積極的に取り組めている。湯川ノートの取り組みを中心に、日々の家庭学習の時間も習慣化してきていることも分かった。また、教科連絡をきちんと書かせることで、家庭で翌日の準備をする習慣が身につき、忘れ物が少ない状況にあるということも分かり、取り組みの成果が上がっていることが分かった。 また、自由記述の設問「家庭学習をするにあたっての自分なりの工夫をしていることはありますか。」には、資料4のような回答があった。「色をつけ、分かりやすくして、後で見直しできるようにしている。」、「教科書の大事なところを写したり、まとめたりしている。」など、生徒が工夫しながら、湯川ノートを活用していることが分かった。 (2)hyper-QUの実施(人間関係づくり) 本年度は年に2回、6月(実施済)と2月にhyper-QUを全学年を対象に計画する。 hyper-QUは、よりよい学校生活と友人関係を築くためのアンケートで、学級経営のための有効な資料が得られ、学級診断アセスメントとして活用でき、いじめや不登校などの問題行動の予防と対策にもなる。 夏休みの研修会では、Q-Uテストを研究している講師の先生を招聘し、6月に実施した結果を基に、各クラスの現状や今後取り組んでいかなければならない点を分析・協議した。 学習満足度や学級満足度、学校生活意欲度など、いろいろな視点でクラス全体の状態、生徒一人ひとりの様子が把握できるので、2学期以降の学級経営に生かすことができ、大変参考になった。 (3)定期考査における取り組み 10月6日(木)〜7日(金)の2日間で行われた第3回定期考査(2学期中間考査)では、定期考査の前後における取り組みを行った。 @ 家庭学習状況調査(学習習慣づくり) 2年生が昨年度より取り組んできた定期考査前の家庭学習状況調査を全学年で取り組むことにした。家庭学習時間の調査をし、掲示板に記録表を掲示するものである。 調査項目は、学年に応じて決めた目標学習時間に到達した生徒の人数と、最高学習時間の2つである。目標学習時間は、1年生は1時間半以上、2年生は2時間以上、3年生は3時間以上とした。 資料5は、9月30日(金)〜10月6日(木)までの間、1日3時間以上家庭学習した3年生の生徒数とその割合である。最初は約半分だったが、最終的には8割を超えた。生徒の目のつきやすい学年の掲示板に調査結果が掲示されるので、お互いに良い刺激が与えられたようであった。多くの生徒が、考査前における家庭学習を見直すきっかけになり、さらには家庭学習の習慣が定着してきたといえる。
取り組みを終えた生徒の感想から「競って勉強しようとする気持ちがわいて出たから、すごく燃えた。勉強もやりやすかった。」、「みんなすごいなぁと思い自分ももっと勉強しなきゃとあせりました!頑張ろうと思いました!」など、友人からのよい影響を受けていることがうかがえた。
1年生では、この調査にあわせ、湯川ノートの提出状況調査も行った。日頃より、約8〜9割の生徒が提出できている状況が続いているが、クラス別に結果が出るので、全員提出を目指し、代議委員や学芸委員の声かけのもと、積極的に取り組んでいる姿が見られた。 A 試験の受け方の見直し(授業づくり) | ||
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今回の定期考査より、「試験の受け方と注意点」を全クラスの黒板に掲示することにした。これまでも、定期考査の際には各学年、各クラスで試験を受ける際の注意点などは掲示、板書をしていたが、今回より学校全体で統一したものを掲示(資料8)し、どのクラスでも同じ流れで試験が受けることができるように取り組んだ。 このために「授業づくり」部会を開き、「試験の受け方と注意点」を検討した。落ち着いた雰囲気、気持ちで取り組ませるために、これまでの10分間の休憩時間を定期考査においては、15分間に延長し、チャイムを2度鳴らすことで10分休憩・5分問題配布・50分間の試験時間を確保する改善を行った。この検討、改善された「試験の受け方と注意点」や時程変更の確認は、定期考査前日の学活の時間に全校生徒を対象にプリントを配布し、確認をした。 |
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定期考査では、試験を受ける環境づくりにも力を入れ、廊下に並べる荷物もきちんと整理整頓をさせ、規律のある2日間を過ごすことができた。 8.今後の課題 (1)基礎的・基本的な知識・技能の定着を図るとともに、思考力・判断力・表現力等の育成を図るための指導方法等の工夫について ・ 基礎的・基本的な知識・技能とともに思考力・判断力・表現力等を効果的に育成するために、各教科等において共通の手だて等について研究する必要がある。 (2)学習規律確立のための取組の工夫について ・ 委員会活動や定期考査での取り組みの成果がでている。今後、継続的に行うことで、学習規律の確立をさらにすすめていく必要がある。 (3)家庭学習の習慣化と生活習慣の改善のための取り組みの工夫について ・ 湯川ノートの活用が少しずつ、進んでいる。今後はすべての生徒が効果的に活用できるようにさらに広めていく必要がある。 (4)人間関係づくりのための取り組みの工夫について ・ 特別活動や道徳、各教科等において、人間関係づくりを意識した場を設定する必要がある。 | ||