わが街わが校の環境作戦活動報告

 本校では、3・4・5年生の「総合的な学習の時間」に「環境」をテーマにした学習を位置づけて、身近な環境に積極的に関わりながら、環境や資源についての理解を深め、環境を大切にする態度を育てるとともに、環境の保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動することができることを目標としている。 
4年生の実践

○単元名 「ごみは宝だ・リサイクル発信」 

○ねらい
 ペットボトルや空き缶など暮らしに使うものを事例に生産消費・廃棄やリサイクルの視点から環境問題を捉え、資源を大切にするために自分たちにできることを考え、実行できるようにする。

○活動の概要
1.何でできているのか考える。
 (1) リサイクル品を見て、何からできているのか考える。
 (2) どのようにして、作られるのか自分なりに予想する。
2.リサイクル品が、どのようにして作られるのか調べる。
 (1) リサイクル品の作り方を本などで調べる。 
 (2) 「北九州エコツアー」で、エコタウン・環境ミュージアムを見学し、リサイクル品の作り方を調べる。
3.自分たちでできることを考え、実践する。
 (1) 自分たちにできることを考え、実践する。
 (2) 実践したことや皆に伝えたいことを新聞にまとめ、発表する。 
  

 北九州エコツアー

○ねらい
 リサイクル品がどのように作られているのか、実際に見学・体験することを通して学ぶ。
<北九州市エコタウン>

・家電リサイクル

・おから、食品残菜の
 リサイクル
<環境ミュージアム>

・展示ゾーン

・ドームシアター

・環境学習サポーターに よる体験型学習プログラム

5年生の実践

○単元名 「湯川の環境を考えよう」 

○ねらい
 環境汚染の実態を調査したり観察したりして、環境問題に対する人間の責任や役割を理解し、環境保全に積極的に参加することができるようにする。 

○活動の概要
1.環境問題について話し合う。
 (1) 環境問題について知っていることを話し合う。
 (2) 環境問題について自分の調べたい課題を決める。
   ・ 騒音
   ・ 空気
   ・ 土
   ・ 水
2.湯川の環境調査をする。
 (1) 環境調査の仕方を本などで調べる。 
 (2) 課題ごとに湯川の環境調査をする。
3.湯川の環境について話し合う。
 (1) 環境調査したことを基に自分たちの考えをまとめる。
 (2) ポスターセッション形式で、発表する。
 (3) 発表を基に、湯川の環境について話し合う。
 (4) 自分たちにできることを考え、実践する。
  

湯川の騒音調査
 都市高速の下、踏み切りの近くなどとてもうるさく感じる場所がありました