○総合主題
 「豊かな心と自ら学ぶ意欲を育てる授業の創造」

○算数科研究主題
「自ら学び自ら考える力を育て、基礎的・基本的な内容の確実な定着を図る算数科学習指導法の研究

○ 研究の仮説
 「つかむ」→「みつける」→「ねりあげる」→「つかう」→「まとめる」という学習過程を身に付けさせ、5つの段階で次のような手立てを行えば、自ら学ぶ力を高め、基礎・基本の確実な定着を図ることができるであろう。

○ 「つかむ」段階
 子どもたちが意欲的に取り組める学習問題を提示し、何を解決すればよい(目的)を明確に持てるめあての子どもたちとともに作りあげる。

○ 「みつける」段階
 子ども一人一人が自分の考えを持ち、図、言葉、式などを使って、自分の考えをノートに表し、自分の考えを残す。

○ 「ねりあげる」段階
 自分の考えと似ているところ、違うところを見つけ、「かんたん・わかりやすい・いつも使える」考え方を探す。

○ 「つかう」段階
 「ねりあげる」段階で見つけた算数の良さを適応問題を解いたり、量と測定における追体験をしたりして数理的なよさを体験する。

○ 「まとめる」段階
 めあてにある言葉を核にして自分なりの言葉でまとめ、本時学習で発見したこと、この次使ってみたいことを感想に書く。