ジャガイモの精神
本年度、八幡東区の尾倉中学校から赴任いたしました 江口 満 と申します。「芋洗い」から生まれた「ジャガイモの精神」をもとに、「基礎・基 本と感動と元気」を合い言葉に、生徒の皆さんと一心に取り組んで参ります。保護者や地域の皆様におかれましては、本年度も本校教育活動へのご理解とご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
私も校長通信「ジャガイモ」を通して、高須中学校の「元気」を発信していきます。
「ジャガイモの精神」とは、このごろはめったに見られなくなりましたが、昔懐かしい「芋洗い」の風景がもとになっています。
昔の「芋洗い」は、大きな木桶に芋を一杯入れて、丸太ん棒でよいしょ、よいしょとかき回していました。その力に押されて、芋は上から下へ、そして右に左にと移動して、大きな芋や小さな芋の姿が現れては消え、消えては現れます。上にある芋も、いつまでも上にいるとは限りません。また、下の芋も、いつまでも下積みでいるとは限りません。
この芋洗いを見て、「何だか人生の縮図みたいである。」と言われた方がいます。「人の歩みには、大なり小なり浮き沈みがつきまとう。上がりっぱなしもなければ、下がりっぱなしもない。だから、たまたま上にいたとて、おごることは少しもないし、下にいたとて悲観する必要もない。要は、いつも素直に、謙虚に、そして朗らかに、希望を持って歩むことである。」
いかがでしょうか。私は、この芋洗いが教育の原点であると思っています。芋は、上がり下がりの繰り返しのうちに、お互いにぶつかり合い、洗われ磨かれていくのです。そして、最後はぴかぴかの芋になります。
この芋洗いは「学級」であり、「学年」「学校」ではないかと思うのです。いろいろな学習や活動の場面で、お互い真剣に、全力でぶつかり合って活動すれば、お互いに磨き合ってぴかぴかの芋になる。そして、「さまざまな活動を通して人と人が共に生きること、友を生かし友から生かされること」を、私は「ジャガイモの精神」と呼んでいます。
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