オンリーワン事業

■概要(年度を通して)

1.研究主題 
  道徳の時間を中心にした道徳教育の推進〜研究拠点校として〜

2.研究の経緯

  平成16年〜19年の田原中校区の小中学校「よりよい生き方を求める子どもの育成を目指した
  道徳教育の推進」の取り組み、平成20年〜22年に本事業において、教師一人ひとりの
  「道徳の時間」の実践指導力の向上を目指して、32公開授業を実施するとともに、
  教育委員会指導主事より指導・助言を受け、実践の蓄積を図った。

  また、佐藤弘氏(西日本新聞社編集委員)や澤田浩一氏(文科省教科調査官)の講演会を実施した。
  さらに、平成23年〜25年に引き続き本事業の委嘱を受けた。昨年度は、道徳校内研修を重ね、
  第1学年の全クラスで公開授業と青木晃司氏(福岡教育大学大学院教授)の講演会を行い、
  全市から100名程度の教員が参加した。

  これらの取組によって、本校においては教師一人ひとりの実践指導力が向上したとともに、
  学校全体の道徳教育力につながった。
  生徒の道徳性も養うことができ、道徳的価値に基づいた道徳的実践力を育成させることかできた。

3.研究の概要

  「道徳の時間を中心にした道徳教育の推進〜研究拠点校として〜」を学校研究主題に掲げ、
  新たな「学校大好きオンリーワン事業(道徳)」に取り組む。

  本校の今までの道徳教育の実践研究を踏まえ、さらなる道徳教育の推進を行っていく。

  まず、道徳の時間の教師の実践的指導力を向上させていくとともに、生徒の道徳的実践力、
  学校の道徳教育力を向上させるということに結びつけていく。

  また、道徳教育の実践をもとに、保護者や地域はもとより全市へ情報の発信や
  研究の蓄積等を進めていく。

  つまり、道徳の時間での教師の実践的指導力の向上を基盤にしながら、
  他の教育活動との関連や学校・学級環境の整備をすすめていこうとするものです。

 
★「道徳の時間」の教師一人ひとりのさらなる実践指導力の向上
 ★「道徳の時間」と他の教育活動との関連
 ★ 道徳的環境の充実


  以上のような研究実践を推進校として、全市に広めながら本市の教育の充実と教育水準の向上を図り、
  子どもがいきいきと学ぶ学校づくりを目指す。

4.研究計画

<1年次> テーマ:道徳の時間の指導方法の研究 
 ・公開授業に向けて、教師がお互いの授業を見せ合い、テーマに沿って協議しながら
  切磋琢磨できる校内指導体制を築いていく。
 ・道徳の時間と関連付けた総合的な学習(地域清掃活動、弁当の日)を実施し、
  保護者や地域とともに活動をすすめる。
 ・第1学年による公開授業を実施し、全市への研究発表会(講演会)を開催する。

<2年次> テーマ:道徳の時間の指導内容の研究
 ・校内指導体制を確立する。
 ・道徳ファイルと道徳掲示物を定着化させ、田原中の特色にする。
 ・道徳の時間と他の教育活動とを関連付けた道徳の時間を展開できるようにする。
 ・第1学年による公開授業を実施し、全市への研究(講演会)を開催する。

<3年次> テーマ:道徳の時間の指導方法・内容の研究
 ・3年間のまとめとして、今までの成果と課題を分析し、共通認識をはかる。
 ・課題の改善をめざした、第1学年による公開授業を実施し、
  全市への研究(講演会)を開催する。


■各年度別の取組み

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度  平成27年度