校区の特色


曽根干潟
本校は、北九州市の市街地より離れた小倉南区の南東部に位置しており、開港したばかりの新北九州空港を校舎から望むことができる。

 校区の中心を縦横に走るクリークには、絶滅危惧種に指定されているニッポンバラタナゴやメダカなどの水生生物が棲んでいる。 また、河口付近や周防灘に面している北部九州最大の干潟である曽根干潟では、絶滅危惧種であるカブトガニの産卵や絶滅が危惧される中国から飛来するズグロカモメが見られ、多くの渡り鳥の越冬地並びに野鳥の宝庫として知られている。

干潟のそばまで江戸時代に稲作地として干拓された曽根新田が広がっている。
曽根干潟の沿岸部では、カキの養殖を中心とした漁業が盛んで、曽根新田での稲作と併せてこの地域の産業基盤を形成している。このように、本校区は豊かな自然に囲まれ、それらを生かした産業が行われている地域である。

学校の特色


昭和52年の開校当初より、「豊かな人間性を培い、自主・創造性の開発をめざす理科教育」を主題として研究に取り組んできている。

 昭和55年には岩石園や藤棚、小動物との遊び場、虫の家などを設置する等施設の充実を図りながら理科教育の振興に努め、ソニー理科教育振興資金優秀校を受賞した。

 以来、子ども農園の開設、曽根干潟の野鳥観察、曽根干潟クリーン作戦など自然環境豊かな地域の特性を生かした教育活動を重ねてきている。
この十年間は、環境教育を研究主題とし、環境教育の推進を図っている。
平成14年度にはこれまでの実践研究及び教育計画が認められ、ソニー子ども科学教育プログラムにおいて「入選プロジェクト校」に選定された。
 現在は、「主体的に学び自ら実践しようとする児童の育成を目指した環境教育」をテーマに生活科と総合的な学習の時間を中心に他教科等との関連を図りながら、環境教育に取り組んでいる。この間、「環境日記」コンテスト優秀学校賞を受賞したり、環境保全功労者等環境大臣表彰、国土交通大臣表彰、北九州港町づくり大賞など環境教育に対する多くの評価をいただいた。

平成17年度より本市教育委員会より環境教育推進事業の委託及び環境省エコフロー事業推進校の指定を受け、これまでの自然領域の取り組みと併せ、省資源・省エネルギー領域を含めた幅広い環境教育に取り組んでいる。また、平成11年度に「曽根干潟の部屋」を開設、平成14年にニッポンバラタナゴの飼育を目的とした「学校ビオトープ(ソネットビオトープ)」の設置など、環境教育推進のための施設面の充実に努めてきた。

 さらに、平成19年・20年度の2期に分け、エコフロー事業による学校エコ改修が進められ、夏涼しく、冬暖かい、消費エネルギーを押さえた地球環境に優しい学校へと改修された。

 地域・保護者は、曽根干潟クリーン作戦をはじめ本校が行っている環境教育に対し深い理解を示し、物心両面にわたって協力を惜しまず協力的であり、本校環境教育の推進に大きな力となっている。

校舎から見た風景

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