学校主題研究
 研究主題
主体的に学び、自ら実践しようとする児童の育成を目指した環境教育

         〜総合的な学習の時間・生活科のカリキュラム曽根東小プランの取り組み〜
  研究主題のとらえ
(1)主体的に学びとは
 本校では、自分が住んでいる地域の「人・もの(自然)・こと」に目を向けさせる教育活動を実践することを大切にしている。地域をじっくり観察し、地域のよさを理解することではじめて、地域を愛することができる。地域のよさの理解に基づく郷土愛こそが、子どもが豊かに育つエネルギー源になると考えるからである。
 幸い本校区には、豊かな自然環境やそこに棲む生物がいたり、自然と向き合いながら、自然を友として生きている方がおられたり、豊かな自然を守り育て、大切にしようとする人や施設が存在する。これらに焦点を当てた学習を展開させることで、自然や人を含めた地域を愛する子どもを育てていきたいと考えるのである。すなわち、地域の「人」「こと」「もの」を中核にすえた教材を通して、児童にとって問題解決を連続して取り組む探求的な価値ある学びを展開することである。。

(2)自ら実践しようとするとは
    本校では、「自ら実践しようとする」とは、「自己の生き方を考えることができるようにする」ことを目指している。これは以下の3つの視点から捉えている。
    @ 社会や自然の中で生きる一員としての自己の生き方
    A 主体的な学び手としての自己の生き方
    B 現在や将来の生き方
    つまり「自ら実践しようとする」とは、自ら地域に働きかけ、思考力や判断力、表現力を駆使して、自己への認識や生活に生かす力を深めることである。本校では、このように子どもたちが身のまわりの自然を感じ、地域の良さに気付き、そして自己の考えを深め、地域の中での自分の生活や行動について考えていくような「主体的に学び、自ら実践しようとする児童の育成を目指した環境教育」を目指している。
○環境教育の目標
  曽根干潟・曽根新田をはじめとする身近な自然環境に積極的にかかわりながら、環境についての理解を深め、環境を大切にしようとする心を育てるとともに、環境の保全やよりよい生活の創造のために主体的に行動できるようにする。
○環境教育でめざす子ども像
・身近な自然に興味を持ち、積極的にかかわろうとする子ども
・自然に関心を持ち調べようとする子ども
・自然を愛し、守ろうとする子ども
・自然と向き合っている地域の人とかかわり、その人の生き方を学ぼうとする子ども
・自他のよさに気づき、認め、共に生きようとする子ども
  以上のような児童像を実現していくにあたり、環境教育の視点をふまえて、本校では生活科・総合的な学習の時間で、@課題の設定、A情報の収集、B整理・分析、Cまとめ・表現からなるプロセスを繰り返し行うなどの学習方法に関する能力の育成を図っていきたいと考える。。
研究の仮説
・ 教材は、地域の自然や人と関わりを深め、切実な価値ある体験活動が可能な地域素材に目を向けた内容で構成し、【自然領域】、【省資源・省 エネルギー領域】の二領域から学年の系統性を考慮し配置する。
・ 探究活動的な学びのプロセスを重視した学習過程や学習活動の工夫・改善。
・ 教科などの関連は、子どもの必要性を見極め内容や能力の関連を図る。

 以上の3点を踏まえ、子どもの知的好奇心を高めて、追究させれば、環境について主体的に学び、自ら実践しようする児童が育つであろう。。
仮説検証のための方策
(1) 教材の配列や単元の構成
地域で学ぶ教材を選定する。
教材内容や活動の系統性、発展性を考えた単元配列を行う。(自然領域と省資源・省エネルギー領域)
(2) 切実な課題を生む価値ある体験活動(実体験と振り返り)
(3) 探求活動的な学びのプロセスを重視した学習過程や学習活動の工夫・改善
学び方や問題解決力習得のための手順を明確にする。
問題解決過程の習熟や自分の学習の高まりを知るために、ポートフォリオ評価を行う
(4) 教科などの関連は、子どもの必要性を見極め内容や能力の関連を図る。
意図的、計画的に国語や社会科、理科などの能力の育成を図る関わり方をしていく。
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