平成28年度学校評価結果








1 結果の分析と考察
(1)毎日楽しく学校に行っている。
○ 生徒のアンケートでは、全員が楽しく学校に行くことができていることがわかる。保護者においても、96%の保護者が、学校は子どもが楽しく登校できる学校 づくりに努めていると考えている。
教職員も、全員が、子どもたちが楽しく学校に行けるように取り組んでいる。学年・学級活動、授業だけでなく、部活動での活動も活発であることも、結果につながっていると思われる。

●4%の保護者は、「あまりそう思わない」という項目にチェックを入れているので、学校開放週間中の来校の呼びかけや、PTA活動への先生方の積極的な参加を通して、保護者に学校への理解を一層深めていきたいと考える。

(2)思いやりの心をもって行動している。
○昨年度と比較すると、生徒、保護者、教職員において、数値は上がっている。毎日のあいさつをすることの呼びかけ、また、毎週の道徳の授業の充実による成果ではないかと思われる。
●アンケートからは生徒の意識は高いようである。しかし、中には、悪き気はないが、友だちの嫌がることを言ったりしたりする生徒も若干いる。今後も、道徳の時間を中心とした心の教育に力を入れていくためには、内容な発問について十分に検討していく必要があると思われる。

(3)集団としての規律やマナーが身に付いている。
○「そう思う」と答えた数値は生徒、保護者、教職員共に昨年度より約10%程度上回っている。全体的に落ち着いた学校生活が送れているようで、全校集会では、全生徒が時間前に集合し、静かに話を聞くことができている。日頃からの教職員の規範意識の高揚を目指した声かけや生徒会の取組等による成果だと思われる。
●若干の生徒と保護者が「あまりそう思わない」と答えている。引き続き、生徒の意識を高めながら規律やマナーを身に付けさせるように努めていく。

(4)授業中、集中して学習に取り組んでいる。
○昨年度と比べると、教職員は若干、生徒、保護者は約20%上回っている。全体的に落ち着いて集中した雰囲気の中で授業に取り組むことができている。今後もこの状態を継続させ、学力向上につなげたいと考える。
●若干の教職員、保護者は「そう思わない」と答えている。静かに授業は受けているが、理解につながっていない部分があると思われる。そのため、教職員は、生徒が授業内容をより理解したいと思うような授業づくりを心がけていく必要がある。

(5)授業が工夫されていてわかりやすい。
○教職員は、全員が授業を工夫し、わかりやすい授業を心がけていることがわかる。ICTを活用した授業やグループ学習による教え合いの授業など、生徒の実態に応じて、授業展開の工夫改善が見られる。また、「授業改善シート」を活用して、空き時間に他の先生方の授業参観を行い、お互いの授業を見合うことで、自分自身の授業改善にもつながっていると考えられる。生徒も、授業は分かりやすいと感じているようである。
●保護者の中には、否定的な意見をもっている方が17%いる。生徒の学力向上につながるように、生徒の興味・関心を高めるための工夫や、生徒が考えて理解することができるような授業展開の工夫が必要である。

(6)学校行事(生徒会活動や係活動を含む)に自主的に参加している。
○80%以上の生徒と50%以上の教職員が「よくそう思う」と答えていることから、生徒は自ら積極的に学校行事に参加し、係活動にも責任をもって取り組んでいることがわかる。
●17%の保護者が否定的な意見をもっているが、授業時数確保のための行事の精選に伴い、行事の準備等に十分時間をかけられなくなったことが要因の一つではないかと考えられる。PTA活動等を通して、理解に努めていく必要がある。

(7)学校は、施設面や不審者等の外部からの侵入者に対して安全・安心である。
○生徒の結果から見ると、授業中の迷惑行為や外部からの侵入者もなく、落ち着いた学校生活を送れていると思われる。今後もこの状態を継続できるようにしなけれないけない。
●約20%の教職員と約10%の保護者が学校の危機管理、不審者対応システムについて若干不安を抱いているようである。教職員に対しては、危機管理マニュアルの徹底を図り、保護者への理解と協力を得るようにしたい。

(8)生徒指導通信・PTAだより・学年通信・学級通信・PTA新聞・ホームページなどを読んでいる。
○生徒、教職員、保護者ともに数値は昨年度より上がっている。定期的に学校から通信を出し、ホームページを更新することで、保護者は学校の様子が理解できていると思われる。
●若干の生徒、保護者は「あまりそう思わない」と答えている。行事等について前もって案内は出しているが、保護者に伝わらず、問い合わせの電話があることもあるので、今後はそういうことがないように、学級活動等で読み合わせをするなどして内容の周知徹底を図っていく必要がある。

2 次年度の課題
 日々の授業を含め、生徒は全体的に落ち着いた雰囲気で学校生活を送ることができている。しかし、全国学力状況調査の本校の結果は、本市の平均と比較すると若干上回るが、全国と比較すると、約2〜3ポイント下回っている。教職員の授業の工夫改善、宿題の出し方等、学力向上のための取り組みについて、全職員で共通理解を図り、課題解決に向け努力していく必要がある。また、本校の一番大きな課題は不登校生徒が多いということである。全学年で約40名生徒が不登校の状態である。今後は、現在の落ち着いた学習環境を維持しつつ、一人一人の生徒の学習意欲を高めながら、学力向上を目指した取組と進路指導を実施する必要がある。そのためにも、家庭・地域の協力を得られるよう、通信等で積極的な情報発信を心がけていくことが大切である。


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