めずらしい白式部

   環境教育           自然に囲まれた皿倉小学校

 本本校は北の麓にあり、自然に恵まれた環境にある。
 四季折々に変化する皿倉山の自然に目を向け、そのすばらしさ・有難さに気づき、おらが町を自慢し、愛し、環境意識を高める教育に取り組んでいる。 身近な皿倉山の自然から地水環境へ、そして大気へと関心を広げ、自然と暮らしとの相互関係に気づくようにしている。自然と調和していくこと・守り育てていくことの大切さを総合的な学習の時間 (コスモ学習) や社会科学習など関連単元学習を通して環境教育にあたっている。

1. 自然環境教育

[皿倉山の宝物発見!] 3学年 コスモ学習 

                                                                                 

                                                      

                                               




  

         

[北九州市の環境を学ぼう] 4学年 コスモ学習                                               

エコタウン、平尾台自然の里で北九州市の環境について調べました。
そして、自分たちの生活を見直すことにより、自分たちにできることは
何があるかを考えて発表し合う活動に取り組んでいる。その中で環境
と暮らしの相互関係に気づき、日々の暮らしで各自が実践できるように
指導している。
社会科学習では関連単元の知的理解を通して身近な環境保全・改善
に関心を持つようにしている。環境への関心が広がっていった。

 


[環境レンジャーサラクラ] 5学年 コスモ学習

公害で大気・海水を汚染された工業地帯だった八幡地区の
今と昔を調べ、環境改善されてきた歴史に焦点を当てて調べ
て発表する活動に取り組んでいる。
  自分の住む町が心地よい環境に改善されてくるまでの住民
の努力や願いを知り、環境汚染と暮らしとの密接な関わりを再
確認するように指導・支援している。近くに環境ミュージアムが
あるので調べ学習が具体的で分かり易い利点がある。
  改善されてきた自分たちの町への誇りと愛着を育みたい。
社会科学習の工業単元とも関連して、環境意識を高めることができた。
高学年になると自分たちの住む学区や地域に働きかける体験活動を通して、
自然と社会(人間)の調和を考える環境教育にあたっている。
環境ミュージアムに行って調べました

2. 社会的環境教育                         

[感謝の気持ちを伝えよう] 6学年 コスモ学習

校区の清掃をしました。

<子ども達の作文感想文>
ぼくたちができることを考え、まず、校区をきれいにすることにした。西本町方面のゴミを拾った。
歩道や公園なども見て回った。タバコ・カン・発砲スチロール・ビニール・菓子袋などいっぱい落ちていた。
これで良いのかと考えてしまった。また、校区をきれいにしたい。(S・S)
あまりにもたくさん落ちていて腹が立った。(Y・Y)
拾っても拾ってもタバコのすいがら!イライラした。大人になったら絶対吸いたくない。
また、地域のためにゴミ拾いがしたい。(T・M)
歩いている人から「ありがとうございまーす。」と言われてうれしかった。(R・S)
「きれいになっていきよるね。ありがと。」と声をかけられてうれしかった。(A・S)
こわそうなおじさんから「なんしよん。」と聞かれ、「地域のゴミ拾いをしています。」と言うと、
「そーうね。ありがとう。」と言われて大変うれしかった。(K・S)
歩いている人の中には「ご苦労さん。」「お世話さま。」と言ってくれる人がいて、いい気持ちだった。(M・T)
車の中から「ありがとうさーん。」と声をかけられて、びっくりした。(H・K)


   高学年になるとボランティア活動などを通して子ども達は社会を見つめ、自分自身を振り返ってみつめてくる。
また、町で出会った人たちの感謝の言葉や視線に、自分の行動が町の人たちから喜ばれ認められていることを知った。
学区・地域への所属感を肌で感じ、社会的環境に環境に関心を持ってくる。
 さらに、人的環境のすばらしさにも触れ、その必要性にも気づいてくる。
 そうして、自分を取り巻くすべての環境が大切であることに気づいてくる。
 このようにして、本校は皿倉山の豊かな自然環境を生かして学年の実態・地域の特性を考えながら、
自然的環境教育から社会的環境教育へとスパイラルで継続して環境教育を行っている。
  しかし、めまぐるしく変化していく世情の中で価値観の多様化に拍車がかかり、環境のバランスを考え、
共存していく実践力を育む環境教育のむずかしさを感じる。
    
3. 学校

リサイクル活動
ペットボトルキャップ、リングプル、空き缶回収を行っています。
空き缶回収の時、あいさつ運動をしています。

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