特色ある取り組み

大谷中学校の 特色ある取組
  〜熱い大谷の夏「小天山笠」!〜  小天山笠運行


 
熱い大谷の夏「小天山笠」!

 戸畑では、毎年7月の第4土曜日を挟む3日間「ヨイトサ、ヨイトサ」の掛け声とともに戸畑祇園大山笠が行われています。国の重要無形民族文化財に指定され、200年の歴史を誇る4体の大山笠が、昼は12本の大幟を立て、夜は提灯309個を12段に重ねた光のピラミッドと化し、町を練り歩きます。

    
    
 

「小天山笠」は、本校の男子生徒と飛幡中学校の男子生徒の一部で担ぐ、子ども山笠の一つです。「総監」「取締」というリーダーの下、全校男子生徒の約80%が参加し、6月末から約1か月、地域・学校を挙げて祇園祭の準備に関わり、本番を目指します。
 放課後の練習から本番までをこなした生徒は「最も印象深いのは、祭の最終日、菅原神社までの急坂を1トンもある山を担いで一気に駆け上ってゴールしたこと(『大上り』という)。」と、自分たちが成し遂げた伝統行事に感動し、満足の笑みを浮かべていました。

    

 「小天山笠」が誕生して25周年を迎えた年に、これを記念して、平成5年から幟り山笠幕、提灯山笠12段の新調製作を始め、念願の『幕』『12段』が出来上がりました。
 地域の方々の運営を中心として、生徒や本校に赴任した教職員たちがこの伝統行事を守ってきました。これからも本校の特色ある学校づくりの一つとして地域、家庭そして生徒たちへ伝えていきたいと思っています。