校長室より

 大原小学校は、北九州市の西南に位置し、東に福智山系の麓に広がる住宅地の中にあります。
 北九州都市高速道路の引野インターを黒崎出口から降りて左に曲がり、211号線を南にいくと、左手に大きな時計台のある白い校舎が見えてきます。

 本校は、昭和40年に開校され、本年度で、56年を迎えます。その当時、上津役小学校の児童数の増加に伴ないこの地に分離されました。その後、本校も児童数が1726名になり昭和48年に八児小学校が分離しました。現在(令和4年5月9日)は、児童数255名、15学級(特別支援学級学級3)の中規模校です。

 この間、平成元年には、校舎の改築が行われ、北九州市では初めての教室と廊下の間仕切りが移動でき、オープンスペースが作れる学校になりました。また、14年度末には、体育館の改築が行われ、のべ床面積がこれまでの1.6倍、ミーティングルームや多目的トイレのある立派な施設に生まれ変わり、平成15年3月11日に落成式を行いました。

 本校の特徴は、恵まれた自然や整った施設・設備の中で、地域の方に支えられて子どもたちが育っていることです。校歌にも歌われている欅の木が、玄関や校庭に数多く植えられており、その間をぬって子どもたちが元気に運動したり遊んだりしています。

 本校の教育の特色は、学校の教育目標の「つよく やさしく たくましく 心豊かで 実践力のある 児童の育成」の具現化を目指し、まず、子どもの社会性育成のために「@ 礼を尊ぶ<あいさつ> A 時間を守る<時を守る> B 自律性<きまりを守る> C 場を清める<しずかちゃん掃除>」を重点指導事項として取り組んでいます。また、子どもの「体・徳・知」の育成のために「つよい子どもを育てる(健やかな体の育成) やさしい子どもを育てる(豊かな心の育成) たくましい子どもを育てる(確かな学力の育成)」を重点指導事項として掲げ、日々教育活動に取り組んでいます。