まつがえっ子のないしょ話バックナンバー
タイトル「また、返してね。」
 秋のある朝、年少組のAちゃんが手にたくさんのドングリを持って登園しました。
先生  :「どんぐり、持って来たの?」
Aちゃん:「うん、おじいちゃんとおばあちゃんとね
     きのう、公園に行って取ったんよ。」
先生  :「たくさん拾えたね。Aちゃんの『秋の宝物箱』に入れておいたら?」
Aちゃん:「うん」

 着替えてからドングリや木の葉を使ってお料理のままごとをしていたBちゃんがもっとドングリが欲しくなってAちゃんに言いました。
Bちゃん:「Aちゃんのドングリ、ちょうだい。」
せっかくおじいちゃんたちと拾った大事なドングリです。Aちゃんは困った顔をしました。
先生は『Aちゃん、『大事なドングリだ』って言えるかな。自分の気持ちを言えるかな?』と思い、Aちゃんに言いました。
先生  :「Aちゃん、そのドングリはね、Bちゃんにあげてもいいけど
     あげなくてもいいのよ?どちらでもいいんだよ。」
それを聞いたAちゃんの顔が輝き、Bちゃんに言いました。
Aちゃん:「あのね、Bちゃん。
     このドングリね、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょに
     公園で拾ったんよ。
     だからね、使ってもいいけど、
     また、返してね。」
Bちゃん:「うん♪」

・・・コミュニケーションって大切ですよね。
大切なドングリを「ちょうだい」って言われたAちゃん。・・「だめよ。」って答えても「いいよ。」って答えても、Aちゃんの心の中にもやもやが残ったことでしょう。でも、Aちゃんは「また、返してね」ということで、拒否するのでもなく、我慢するのでもなく、とってもすてきな答え方ができました。遊びの中で子どもたちはすてきなコミュニケーションを学んでいますね!

このコーナーは、松ケ江幼稚園の園児たちのちょっとかわいい話、ほっこりする話などを紹介するコーナーです。

まつがえっ子のないしょ話
利用規定:
  このホームページは北九州市立小・中・特別支援学校の
  インターネット運用規定および、本園のインターネット利用規定に基づいて掲載しています。
  掲載内容の著作権はすべて本園にあります。
  このホームページの転用・リンク等につきましては園・園長の許可が必要です。