4 質の高い教育をみんなに

「質問教室」 

「質問教室」とは、中間考査や期末考査の前に行っている「放課後に考え方や意味が分からないところを全教科の先生に聞ける質問できる教室(機会)」です。
「質問教室」では、分からないところはもちろん、解き方のコツなどについても教えてもらえます。「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」ともいわれます。特に、勉強の内容が難しくなる高校進学後は先生方に勇気をもって質問することは、成績に直結します。その「勇気」と「覚悟」の経験値を積むためにも、このような「質問教室」に参加することを勧めます。ぜひ、次の考査試験前には、この機会を生かし、高得点につなげてほしいと思います。


 
10 人や国の不平等をなくそう

「人権週間の取組」

12月4日から10日は人権週間です。松ヶ江中学校では12月、朝自習の時間を使って人権に関する放送と感想を書く時間を設けています。また、道徳等の時間を使って、人権に関する授業を行っています。人権を守るためには、「相手の気持ちを考えること」や「違いを認め合う心を育てること」が大切になります。「自分がされていやなことは、人にしたり言ったりしない」など、いわば当たり前のことが当たり前にできる心を育んでほしいと思います。
報道等で様々な差別問題の事象が挙げられています。そして、それらの問題を解決するために、これからの社会を担う子どもたちのために学校教育の中で重点的に取り扱うべき人権問題として、右に示す17項目の内容が示されています。本校でも、子どもたちがこれから出合うかもしれない差別や偏見とたたかうことができる力を育むため、日々の授業の中で、これらのことに触れては指導しています。
「①他の人の立場に立ってその人の考えや気持ちがわかるような想像力」「②考えや気持ちを適切に表現したり理解したりする力」「③自分の要求を一方的に主張するのではなく他の人との関係を調整しながらよりよい解決方法を見いだす力」の育成を図っています。



11 住み続けられるまちづくりを

「暴追教室」

 全学年を対象に、暴追教室を行っています。講師に福岡県警察本部組織犯罪対策課の方々にきていただいています。暴追教室とは、教育委員会と警察とで連携し、青少年の非行防止、また、犯罪への加担防止を目的に全市の中学校で毎年行われている取組です。講話の内容は、薬物乱用に加え、現在、青少年を巻き込んだネット上でのトラブルの説明をしていただいています。スマホ等のSNSの発展に伴い、知らず知らずに犯罪に巻き込まれているケースが多くなっているようです。ぜひ、ご家庭でもお子様のスマホの使用方法について、確認をお願いします。


16 平和と公正をすべて人に

「平和学習の取組」

毎年、6月から7月にかけて平和学習を行っています。講師に北九州市自然史・歴史博物館の課長をお招きし、小倉に落とされる予定だった原子爆弾が長崎に落とされた経緯や戦時中の北九州の様子についてのお話を伺いました。戦争を体験した方々も少なくなり、実際の体験をもとに戦争の悲惨さを伝えられる方々も少なくなっています。そこで、4月にオープンした「平和のまちミュージアム」の立ち上げに関った課長から当時の北九州の様子についての詳しいお話をしていただきました。




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