北河内産の石を使った造形美あふれるえん堤は、ヨーロッパのライン河のほとりにある中世の古城をイメージして作られました。前後面石積みの重力式含石コンクリート造りです。
貯水能力は、700万立方メートル、頂上高さ189m、頂上幅3.5m、最大底幅34.1m、堤体高さ44.1m、えん堤容量68400立方メートルです。
この継手面には、コンクリートブロックが積まれ、その一部凹部に漏水防止用の銅板がモルタルで埋め込まれており、現在も継手面からの漏水はみられず当時の技術水準の高さがしのばれるそうです。