貯水槽                                                           modoruburu.gif (3571 バイト)

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  田代のバス停より、田代の滝へ行く途中にコンクリート製の大きな貯水槽が2つあります。1985年(昭和60年)12月トンネル内の湧き水が大量に落下し、田代地区の家庭用の井戸水や川が枯れるということが発生しました。当時、田代地区の地下では、九州自動車道の福知山トンネル工事が行われていたのです。それで、日本道路公団は、各家庭にボーリング井戸を作りました。また、灌漑用の水を補うために、川の上流に3ヶ所の取水口と4基の貯水槽を作りました。このうち,2基の貯水槽には、トンネル福岡側抗口より湧き水をポンプで送って水を補っています。貯水槽などの工事は,1991年(平成2年)10月に完成しました。貯水槽の水は,田代地区の水田で使う水の約4割をまかなっているということです。