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〒807-1102 北九州市八幡西区香月中央5-6-1

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地域紹介〜香月の郷土史〜


縄文・弥生時代の遺跡

 この地方では、今から遡ること約六千年前のものと考えられる貝塚が発見されている。これは楠橋・寿命貝塚で、その後この付近では日本で最初の米作りが行われたものと考えられる。
 その後、縄文時代から弥生時代に移行する過程の中で住居や集落が形成され、この地域では多くの遺跡が発掘されている。辻田遺跡、馬場山遺跡、香月遺跡などがそれらの代表的なものであるが、スポ−ツセンタ−のある旧香月小学校跡地で発掘された香月遺跡からは、約二千年前の縦穴式円形住居跡が見つかっている。
 古墳文化の時代の遺跡も多く発見され、香月は古代遺跡の町とも言える。


石 炭

 香月を語る上で欠かせないのは石炭である。この地方では古くから石炭を産出していた。江戸時代には塩田や鍛冶用に利用されていたようであるが、本格的な採掘が始まったのは明治以降である。明治12年に帆足義方により香月鉱が開坑され、その後、大辻炭坑などが次々に開坑され、この地域の一大産業に発展した。


合 併

 福知山西部に位置する香月は、昭和6年に香月町になり、昭和30年に木屋瀬とともに八幡市に合併した。元来、八幡市と香月町は旧藩時代から遠賀郡として、風俗や習慣が似通った環境にあり、畑貯水池などの水資源や筑豊電鉄などの主要交通なども利害が一致しており、円満な合併となった。
 さらに昭和38年、5市合併に伴い北九州市となり、現在に至っている。

 

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北九州市立 香月中学校
  校長 馬本 正和

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