平成23年度

子どもの感動に根ざす読書生活力の育成

〜四季彩図書館を学習・情報センターとして活用した国語科学習の在り方〜


 「よい本はタイムマシン」「本を読む子に悪い子はいない」…学力・思考力・忍耐力の形成そして、志を抱き自ら主体的行動力を育成し、表現力、行動規範の源泉は読書にあると考える。

 本校は開校28年、地域に立脚した道徳と国語の研究指定校でもあった。

@「志矩」を目指す子どもの育成

 「志と矩」は論語の中で孔子が仁の形成に向かう生涯教育の「十有五…」の志、「七十…矩をこえず」の矩として人生観、学びの軌跡を記している。「自然に学ぶ、人に学ぶ、書に学ぶ」と佐藤一斎は説いている。本を読むこと、読書が、志と矩への志向とどう結び付き表現力としつけ形成へとどうはぐくんでいけるかの研究を進めている。

A地域のよさを生かす読書と表現力

 図書館を、ランチルームと並行活用し「食育」という人間の根源欲求と兼ね合わせて、地域の人(年長者)と一緒に本を読み語らえる図書館づくりを行った。地域の年長者の来校による「知恵」の伝導や、地域に開かれ、安全に門を閉ざすのではなく「内に人在り」から子どもを守る発想の転換で大いなる相乗効果を期待している。

 和室とエコウッドスペースを兼ね備えて平成21年度に開館した「四季彩図書館」で本を読み、食に感謝しながら主体性をもって学ぶ子どもの姿勢が生まれつつある。豊かな人間性と相手を思いやり自己表現のできる子どもの育成を願い、歩みを進めていきたい。

日出ずる新空港の町 天に向け

            志と矩 地域に広げん

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