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GIGAスクール構想について

多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、子どもたち一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育ICT環境の実現へ

  • 学校のICT環境整備状況は脆弱であるとともに、地域間での整備状況の格差が大きい危機的状況
  • 学校の授業におけるデジタル機器の使用時間はOECD加盟国で最下位
  • 学校外でのICT利用は、学習面ではOECD平均以下、学習外ではOECD平均以上
  • 1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する
  • これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す

GIGAスクール構想とは、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画です。
その目的は子どもたち一人一人の個性に合わせた教育の実現にあります。
GIGAスクール構想に沿った対応を行う教育ICT担当者が考えていくべきことは、「校内LANの整備」「学習者用PC」「学習と校務のクラウド化」「ICTの活用」の4点です。

1 校内LANの整備

1つ目は校内LANの整備です。今後は動画教材を使った授業や遠隔授業なども増え、より高速なネットワークが求められます。
全校児童生徒が同時にネットを使っても問題の無い環境整備が必要になります。

2 子ども用のPCの導入

2つ目は子ども用のPCの導入です。文部科学省は学習者用PCの標準的な仕様を公開しています。これはあくまで例のため、教育ICT担当者は標準仕様書を参考にしながら各自治体や学校の状況に合わせて調達仕様書を作りましょう。
標準仕様書では、ソフトウエアや通信ネットワpdfークを複合的に考えて、全てがストレスなく使えるかを見極めるのが大切です。
「使いたい教材やソフトが導入した学習者用PCに対応していなかった」――そんなことにならないよう、学校のカリキュラムや予算を照らし合わせながら入念に検討する必要があります。

3 学習ツールと校務のクラウド化

3つ目が学習ツールと校務のクラウド化です。GIGAスクール構想ではクラウドの活用を推奨しています。児童生徒や教職員が使うツールは、従来のようにあらかじめPCにインストールするソフトウエアだけでなく、Webブラウザ経由で使うクラウド型のアプリケーションも導入の選択肢として考えましょう。
クラウド型の学習ツールとしては、アクティブラーニングに活用できる「協働学習支援ツール」や、「グループウエア」「ファイル共有」などがあります。
プレゼンテーションソフトや文書作成ソフト、表計算ソフトにもクラウド型アプリケーションが登場しています。
次に校務システムです。文部科学省はクラウド活用により教務、学籍、学校事務などを一括管理する「統合型校務支援システム」の運用を想定しています。
同省によると、すでに導入している自治体では、教員の業務効率化や負担削減により、「教材研究の時間が確保できる」「打ち合わせ時間が短縮され、教材準備の時間を確保できる」といった声もあがっています。
これらのクラウド型アプリケーションは、インターネットに接続して使うため、学校に導入する場合にはセキュリティ対策についても検討し、基準策定を行う必要があります。

4 ICTの活用

20年度から小学校で実施される学習指導要領には「情報活用能力の育成」や「ICTを活用した学習活動の充実」が明記されています。
小学校ではプログラミング教育が必修化し、動画活用なども進められます。
プログラミング教育では、算数や理科の単元の中でプログラミングを行う他、PCの操作を学び、理解していくことが望まれています。
プログラミング教育向けの学習ツールや教材は、教材メーカーやIT企業などが開発しており、どの教材を選定してよいのか迷うことも多いでしょう。
GIGAスクール構想の予算の対象ではないですが、学習者用PCや校内LANの整備と一緒に学習ツールの見直しも行っておきましょう。専門家の意見や先行事例などを参考にして、学習者用PCの仕様やカリキュラムに沿って検討する必要があります。
ICT活用については「導入して終わり」ではなく、導入後の効果や使い勝手の確認も含めて、自治体による活用計画やフォローアップなど、継続的に改善を続けていくことが大切です。

本市の学校ICT環境整備について

GIGA端末

Lenovo

Lenovo IdeaPad D330(型番:81MDS01000)
プロセッサー インテルR CeleronR プロセッサー N4000
プロセッサー動作周波数 1.10GHz (ターボブースト時:2.60GHz)
初期導入OS Windows 10 Home(Sモード) 64bit (日本語版)
主記憶(RAM)容量 4GB
ストレージ 64GB
ストレージタイプ eMMC
キャッシュ 4MB(メインプロセッサーに内蔵)
チップセット CPUに統合
USBポート 本体:USB 3.1 Type-C×1、キーボード側:USB 2.0 Type-A×2
オーディオジャック マイクロフォン / ヘッドフォン・コンボ・ジャックx1
ワイヤレス名称 IEEE 802.11ac/a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth v4.2
メディアカードリーダー microSDメディアカードリーダー
内蔵カメラ あり(前面:200万画素)
キーボード 73キー(Fnキー+Windowsキー+アプリケーションキーを含む)、JIS配列、マルチタッチパッド、パワーボタン、ボリュームボタン
本体寸法 W×D×H(バッテリー・パック含む)mm 249×188×18.5mm
質量 (kg) [キーボードドック装着時] 1.135kg、[タブレット本体] 600g
ACアダプターまたは電源 AC 100-240V(50/60Hz)
バッテリー・パック 2セルリチウムイオンポリマーバッテリー
グラフィック種別 統合型グラフィクス
グラフィック(ビデオ・チップ) CPU内蔵(インテルR UHD グラフィックス 600)
ビデオRAM容量 (メインメモリと共有)
ディスプレイサイズ略称 10.1
筐体 10.1型ワイド
解像度 1280×800ドット
スピーカー 内蔵ステレオスピーカー
液晶パネル方式 IPS
表示色 約1,677万色
定格電圧 AC 100-240V(50/60Hz)
使用時間 (単位:時間) 14.3時間
充電時間 (単位:時間) 2.9時間
最大消費電力:W 45W
標準消費電力(アイドル時消費電力):W 1.8W
低電力モード消費電力(省エネ法) :W 0.3W
主な付属品 ACアダプター
電源アダプター入力電圧 AC 100-240V(50/60Hz)
電源アダプター出力ワット数 45W

iPad

iPad 10.2インチ Wi-Fiモデル(型番:MW742J/A)
OS iPadOS
174.1mm
高さ 250.6mm
奥行き 7.5mm
重量 483g
液晶モニターサイズ 10.2インチ
ストレージ 32GB
チップ A10 Fusionチップ
カメラ
無線機能 Bluetooth 4.2 IEEE802.11a/b/g/n/ac
標準バッテリ駆動時間 10時間
その他
ディスプレイ Retinaディスプレイ / IPSテクノロジー搭載10.2インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ / 2,160×1,620ピクセル解像度、264ppi / 500ニトの輝度 / 耐指紋性撥油コーティング / Apple Pencil(第1世代)に対応(別売)
カメラ 8メガピクセルカメラ / f / 2.4絞り値 / 5枚構成のレンズ / ハイブリッド赤外線フィルタ / 裏面照射 / Live Photos / オートフォーカス / パノラマ(最大43メガピクセル) / 写真のHDR / 露出コントロール / バーストモード / タップしてフォーカス / タイマーモード / 自動手ぶれ補正 / 人体検出と顔検出 / 写真へのジオタグ添付
スピーカー ステレオスピーカー
マイクロフォン 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のためのデュアルマイクロフォン
ワイヤレス通信方式 Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80、Bluetooth 4.2テクノロジー
位置情報 デジタルコンパス / Wi-Fi / iBeaconマイクロロケーション
センサー Touch ID / 3軸ジャイロ / 加速度センサー / 気圧計 / 環境光センサー
電源とバッテリー 32.4Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵/Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間/電源アダプタ、またはUSB経由でコンピュータを使って充電
システム条件 Apple ID(一部の機能に必要)、インターネットアクセス
MacまたはWindowsパソコンとの同期には以下が必要
macOS Catalina 10.15(Finderを使用)
macOS El Capitan 10.11.6からmacOS Mojave 10.14.6まで(iTunes 12.8以降を使用)
Windows 7以降(iTunes 12.10以降を使用、無料でダウンロード可能)
オーディオ再生 対応するオーディオフォーマット:AAC(8~320Kbps)、保護されたAAC(iTunes Storeから購入したコンテンツ)、HE-AAC、MP3(8~320Kbps)、MP3 VBR、Dolby Digital(AC-3)、Dolby Digital Plus(E-AC-3)、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、Apple Lossless、AIFF、WAV / ユーザーによる設定が可能な最大音量制限
動作環境 動作時環境温度:0℃~35℃ / 保管時(非動作時)温度:-20℃~45℃ / 相対湿度:5%~95%(結露しないこと) / 動作高度:3,048mまでテスト済み
同梱物 Lightning - USBケーブル、USB電源アダプタ
ロジクール製キーボード付(型番:iK1054BB)
本体サイズ 高さ:189mm / 幅:23.8mm / 奥行き:260mm / 重量:602g
システム要件 iPad 13.4 以降
技術仕様
5種類のモード タイピング、表示、スケッチ、リーディング、カメラ
キーボードのタイプ 付属キーボード
バックライト付きキー なし
表示角度 20°-40°
電源および接続性 Smart Connector経由でiPadによる電力供給
ケース ロジクールCrayonの収納スペース / 前面、背面および側面の保護 / すべてのポートにアクセス:カメラ、Lightningコネクタポート、ヘッドフォンポート
キーボード 完全なiPadOSショートカットキー列 / 18mmキーピッチ / 1.2mmのキーストローク
iPadOSショートカットキーの列(左から右) ホーム / 画面輝度(輝度を上げる、輝度を下げる) / オンスクリーンキーボード / 検索 / Siri / スクリーンショット / メディアコントロール(戻る、一時停止/再生、進む) / 音量コントロール(ミュート、音量アップ、音量ダウン) / スクリーンのロック

充電保管庫

タブレット端末充電保管庫(兼松コミュニケーションズ株式会社製)
タブレット収納数 44台
原則各教室に1台ずつ設置しています。

一部別の会社の充電保管庫を使用しています。

校内ネットワーク

GIGAスクール構想における1人1台端末への対応や動画視聴、遠隔教育等において、ストレス無く利用できるよう、令和2年度に各学校に高速通信環境を整備しました。具体的には、フロアスイッチより上流は10Gbps、フロアスイッチより下流は1Gbps対応とした無線LAN環境を普通教室と一部の特別教室に整備しています。

無線アクセスポイント

原則として、各教室に1台設置しています。状況に応じて2.4GHz帯と5GHz帯を自動で切り替えます。

大規模改修を予定している学校などの一部の学校については、一時的にモバイルルータを整備し、対応しています。

貸出用モバイルルータ

インターネット環境が無いご家庭に対し、貸出用モバイルルータを準備しています。
ただし、各ご家庭で通信契約(通信費は家庭負担)を行っていただく必要があります。
(児童生徒本人が、感染無症状者・濃厚接触者の場合、および学校閉鎖・学年閉鎖・学級閉鎖で登校できない場合は、登校できない期間に限り、通信契約付きのモバイルルータを貸出可能です。)

+F FS030W(型番:FS030WMB1)(富士ソフト株式会社製)
サイズ 高さ 約74.0mm×幅 約74.0mm×厚さ 約17.3mm
質量 約128g
通信方式(無線LAN) IEEE802.11a/b/g/n/ac 最大433Mbps
ネットワークおよび周波数(無線LAN) 2.4GHz/5GHz
動作温度範囲 0℃~35℃
保管温度範囲 -20℃~60℃
セキュリティ WEP,WPA-PSK,WPA2-PSK
対応SIM LTE 対応SIM(形状:microSIM)
最大充電時間 ACアダプタ利用時:最大3時間
その他 Wi-Fi利用最大20時間、Bluetooth利用時は最大24時間の長時間バッテリー
SIMロックフリー
APN自動設定

学習ソフト

【ドリルアプリ】
小学校と中学校では、ドリルアプリ(※1)を学校ごとに導入しています。
ご家庭のパソコン・タブレットやGIGA端末を持ち帰った際にも利用可能(※2)です。
詳しくは、学校にご相談ください。

(※1)ドリルアプリとは、児童生徒の解答を自動採点するなどの機能を備えたデジタル教材です。
(※2)使用可能なOSやブラウザに制限がある場合もあります。

【授業支援アプリ】
授業支援アプリ(※3)とは、GIGA端末を活用した教育の質を高め、授業をより良いものにするための多様な機能をもったアプリケーションです。
一例として、デジタルコンテンツに自分の考えを書き込んだり、個人でプレゼン資料を作成したり、グループで1つの資料を同時編集したりすることができ、主体的な学習を行うことができます。

(※3)小学校と中学校では、「SKYMENU Cloud」
    特別支援学校では、「クラスルーム」

GIGA端末の活用

GIGA端末の活用の様子

学校では、GIGA端末を主に学習の中で活用しています。
カメラアプリを使って写真や動画を撮影し学習の振り返りで活用したり、QRコードアプリを使って教科書に掲載しているQRコードを読み取り、補充学習などにも活用したりしています。
また、AIドリルを使ってドリル学習を行ったり、授業支援アプリを使ってグループ活動を行ったりしています。テレビ画面に児童生徒の考えを映し出すことで、学級全体で考えを共有し話し合う活動にも活用しています。

ICTコアスキルについて

GIGA端末の活用におけるコアスキルについて整理し、一覧にまとめました。
今年度の重要項目として「タイピング能力の育成」を挙げています。

GIGAスクール通信について

教育情報化推進課では、学校におけるGIGA端末の活用やアプリの紹介などを月1回程度、通信にまとめ、市内小・中・特別支援学校の全教職員に向けて配信しています。

提携インターネット接続プラン等のご紹介

北九州市教育委員会と各通信事業者等が提携し、特典付きのインターネット接続プラン(GIGAスクールプラン)をご提供いただくことになりましたのでご紹介いたします。
お問い合わせ等につきましては、下記リンクからチラシをご覧いただき、直接各通信事業者等にお願いします。学校へのお問い合わせ等はご遠慮ください。
なお、本プランはあくまでご紹介であり、加入の強制や推奨をするものではありません。

提携プラン

(※1)通信事業者等名 50音順
(※2)学校から配布された案内文に記載しておりましたパスワードの入力は不要となりました。(R3.10.12~)
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