周辺の様子

二島中近辺の案内

 二島地区には古くからの 歴史があります。 神社、いわれのある山、 憩いの場所としての 公園もあります。 また、昔話も残っています。

二島の名の由来
 童子丸の鬼伝承から。鬼が天秤を担いでやってきたところ、その天秤が二つに折れて、前の荷物は洞海湾に落ちて二児島に、うしろの荷物は濃いし海岸に飛んで赤石になったという。二児島は埋め立てられてしまい跡形もない。2つの島は本島と沖島に分かれ、両方とも丸くて玉を並べたようだったという。 若松区の西に位置する二島地区は歴史もあり、見どころも多い。 生徒とともに調べた神社・お寺の由来、その他いろいろな見どころを紹介します。 <参考:おもしろ地名(瀬川負太郎)>
 頓田貯水池

 すぐ近くにある公園です。響灘緑地公園の一角にある
貯水池です。遠賀川から水を引く人造湖です。
すぐ北側にはグリーンパーク、玄海少年自然の家が
あります。秋はコスモス道路となりとてもきれいです。
 



秋:10月 花が咲き始めました。
  グリーンパークへの道沿いの
   コスモスが 咲き誇っています。
 田 神社

 学校のすぐ近くにあります。 田圃の神様を祀っているそうです。

田神社から東側を見ると二島中の校舎が見える。そして、校歌にある花房山が望める。田神社の周りは公園に なっている。鳥居から階段があり上に社が 望める。夏になると鐘や太鼓がなり、 夏祭りが催される。




 日吉神社

 夏祭りの山車です。7月の第2週の土曜日、田神社から日吉神社まで練り歩きます。 本校の生徒も山車を引いたり、笛を吹いたりして参加します。
 





 花房山

南西の方向
遠くは筑豊方面。
すぐ麓が本校の校区である。
残念ながら、頂上からは本校は見えない。



北西の方向を望む
頓田貯水池が見える。
その向こうには玄界灘が望める。






頂上には城郭と空堀り、 斜面には堅堀が残る。 中世の山城を残している。 地元には美しい姫の伝説が 残っている。
 




二島中近郊の環境(植物や動物など)


ニワゼキショウ


 5月の中旬から7月頃まで咲いています。日のよく当たる運動場の片隅に咲いています。
直径1cmにも満たない6弁の花をつけたうす紫色の小さな愛らしい花です。「庭石菖」と書き菖蒲とも仲間、アヤメ科です。花は一日でしぼんでしまいます。

実は、たまのような 形で、こい紫色のような色でつやがあります。かわいいですよ。

カタバミ

ヘビイチゴの花

ヒメジョオン

ミミ

カラスノエンドウ

ピーピー豆ともいいます。子どもの頃よくこれを吹いてピーピーと鳴らしました。
熟すと中の豆が黒くなるのでカラスノエンドウと言う説もあります。

ノアザミ

「あざむく」草がなまったものだそうです。花がきれいなのでうかつにさわるととげが刺さって痛く、美しさに裏切られると言うことだそうです。

ムラサキカタバミ

江戸時代に観賞用として日本に入ってきた南アメリカ原産の帰化植物です。

ヨモギ

ヘビイチゴ

シロツメグサ

江戸時代南蛮からの輸入品の箱の中に詰めていた植物から「詰め草」と言う名が付いたそうです。今の発泡スチロールの代わりだったのです。花が食用になるそうです。


毎年9月23日前後、秋分の日(彼岸の日)頃になると去年と同じ場所にこの花が咲く。
田んぼの畦に多い。昔飢饉の時の非常食として植えられていたという。しかし、
この球根には毒がある。曼珠沙華とも呼ばれる



学校の東側、段々畑があり、田んぼがひろがる。9月下旬黄金色に
たわわに実った稲の刈り入れが行われる。
刈り入れの終わった後には、稲わらの束が散らばる。

右:葛の花

葛湯はこの根から取り出す。真夏に
この蔓が野原をうっそうと覆いわずら
わしいが、この根からできる葛粉
は重宝である。
夏は「葛きり」、冬は「葛湯」と和菓子に
なくてはならないもの。
この花も天ぷらなどにして
食べられる。

秋の七草にあげられる花であるが、
実際には8月下旬から9月上旬に
咲いている。
葛湯はこの根から取り出す。真夏に
この蔓が野原をうっそうと覆いわずら
わしいが、この根からできる葛粉
は重宝である。
夏は「葛きり」、冬は「葛湯」と和菓子に
なくてはならないもの。
この花も天ぷらなどにして
食べられる。

秋の七草にあげられる花であるが、
実際には8月下旬から9月上旬に
咲いている。

ツユクサの花。

梅雨に咲くからツユクサなのに、9月下旬まだ青い可憐な花を咲かせている。


エノコログサ

ハマギク

ジュズダマ

イヌタデ

セイダカアワダチソウ

背が高くなるのでセイダカ、
そして先端部は泡のようになるから
セイダカアワダチソウだそうである。

オシロイバナ
  
サクラ 作倉

 昔、この木の下には作物の神様がいると考えていた。そこから作物の倉となりサクラと呼ばれる。 ソメイヨシノの名は有名であるが、ソメイは山口県の津和野の近くの地名だそうだ。
 
 
ツバキ

 花は早春に咲く。 種子から油をとる。本州から九州の 海岸や近くの産地に生える。 材は強く堅く磨けば光沢が出て建築、 器の材に用いる。
[下]ツバキの実 これを搾ると椿油がとれる。 中学校理科の実験ではツバキの葉の 断面を観察する。 木に春と書いて椿。 そのとおり、花は初春に咲く。
  
チンチョウゲ 沈丁花
 
春一番に花が咲く。甘酸っぱい香りがあたり一帯を漂い始めると、もう春。 この花が終わる頃、春の花が一斉に咲き始める。