藍島の行事

郷土読本 「藍島」 より

藍島で行われる年中行事について紹介します。

四月 3日 権現祭
 (寄瀬浦籠もり)
約一週間ほど各家の暇をみては、島の各神様のおこもりを行っていた。
村人がその間に飲む酒は、二丁であったが、最初の六日間で一丁、最
後の権現祭一日で一丁を飲んだ。戦後より四月三日と決められた。場
所は、島の最西端の寄瀬の浦という集落で、相撲大会や演芸大会など
が行われていた。



25日〜26日

蒲生神社や八坂神社の神官が来島し、年に一回だけ御霊の入った玉を御輿に入れる。26日にその御輿を青年団が担いで家々を回って厄払いをする。全島民がこのお祭りを楽しみにしている。

五社宮祭



 藍島盆踊りを披露する子ども達


運動会で藍島盆踊りを演じる子ども達

八月 13日〜15日
藍島盆踊り

 8月13日の夕方から15日まで漁止めにし、夕方から夜中にかけて、島の「本村港」の前に設置されたやぐらを囲んで踊る。太鼓、三味線、口説きが一体となって踊りを盛り上げる。二つの太鼓と樽を組み合わせた太鼓は珍しい。口説きは、「那須の与一」と「海老屋の甚句」がよく口説かれる。
 昔は、夕方から朝まで、おどりが続いたと言われている。その当時は、現在の購買前の広場が盆踊り会場になっていた。
 また、平成4年度から島の伝統行事を残していこうということで、保存会の方の指導のもと、月に一度、学校で子どもたちが練習に励んでいる。後継者不足もあってこの取り組みは、島の方から好評である。
 子ども達は、8月14日に,藍島盆踊りを披露したり、運動会においても、盆踊りを演じる等、確実に継承していこうとしている。

8月24日
  (
地蔵祭り
 無縁仏の供養のため、青年団が集まって前の広場で盆踊りをする。
 かつては、漁止めをしていたが、現在ではしていない。

12月3日 
  (恵比須祭)
 島の多くの人が、朝から恵比須神社に甘酒を持って詣る。
 その時のかけ声が、「といべっさん」という。 昼は、座を設け、祝宴をあげる。

12月24日
(荒神祭・・・山の神の祭)

 島のやや中央の高台に位置する荒神様、素戔嗚尊(スサノオノミコト)を奉った山の神として信仰がある。かなり由緒あるもので、かつては島外からもかなりの人が訪れていた。